アルマーニを着てフェラーリに乗る潜入捜査官、ソニーとリコの二人、カッコよすぎでした。
そしてなんと、そのマイアミバイスが今年、映画で復活。
主人公は、TVシリーズのドン・ジョンソン、フィリップ・マイケル・トーマスから、コリン・ファレル、ジェイミー・フォックスへ。監督はTVシリーズの製作総指揮者だったマイケル・マン(「ヒート」、「アリ」、「コラテラル」など)が担当。
オフィシャルサイトもクール。米国では7/28公開。
これは期待できそうです。
昨日は、久しぶりに前の職場の仲間と会うことに。集合場所は羽田空港勤務者なら知らない人はいない超有名B級グルメ店、ニイハオ。
名前の通り中華料理です。ここの売りは餃子。焼き餃子は餅っとした皮に、カリっと焼けた皮が絶品。水餃子も餅っとした皮が美味。
そして忘れてはならないのが小ろんぽう(すみません、漢字書けません)。熱々の小ろんぽうは最高。但し初心者は注意!一口かじれば中から熱々の美味しいスープがじゅわっと口の中に溢れでてきます。余りの熱さにこぼしてしまう人多数。なのでかどうかは知りませんがどのテーブルもどこか脂ぎってます。故にうかつにヒジをついてはいけません。気が付いたらシャツが汚れたりします。
決して綺麗とは言えないそんな店ですが連日餃子を食べにやってくる客で大繁盛です。たっぷり頂きました。満足。
ちょっと昔のベストセラーだが、仕事上関連のあるテーマでもあるので読んでみた「イノベーションのジレンマ」。
結論から言えば、もっと早く読んでおけば良かった、と思わせる名著。まだ読んでない人は一読をお勧めします。
顧客の要求に耳を傾け、その声に忠実な製品を開発し、十分な市場規模をもった市場に売り込むという、一見セオリー通りのような経営が、実は、破壊的技術によりいつの間にか市場を奪われてしまうことに繋がる。そんな「ジレンマ」をこの本は解き明かしている。
「顧客の意見に耳を傾けよ」というスローガンがよく使われるが、このアドバイスがいつも正しいとはかぎらないようだと著者のクレイトン・クリステンセンは述べている。ちょっと挑戦的に聞こえるかもしれないが、例えば移動手段として馬車を使っていた当時のユーザにニーズを聞いたとしても「もっと早く走る馬が欲しい」といった声が主であろうし、そうしたニーズに「忠実に」対応していても自動車というイノベーションは生まれてこないということでもある。
が、しかし、これは顧客の声は重要ではないということではなく、存在しないマーケットのことを顧客に尋ねてもそこに直接的なヒントはないということだろう。まぁ、そこが難しいからこそ多くの企業が栄枯盛衰をたどっているのだろうけど。
マーケティングで有名な話に、セオドア・レビットの「ドリルの穴」という話がある。これは「消費者は1/4径のドリルを買いたいのではなく1/4径の穴が欲しいのだ」というもの。他社との競争で、製品の性能や価格、市場シェアの分析にのめりこみ、性能、機能の追加競争に明け暮れてしまいがちだが、この本はふと立ち止まり、自分の戦略を一歩下がって見つめ直すいいきっかけを与えてくれる。
著者はこの本の続編として、「イノベーションの解」、さらにその続編として「明日は誰のものか」をリリースしているので、読んでみて興味を持った方(Spyもその一人)はさらに著者の理論を深く探求することもできる。
さて、Spy業界のイノベーションってなんだろ?
ミッション終了は2300頃。夜風に背中を押され向かったのは銀座のDAZZLE。
ここはレストランだけどBARもあるってことで参上した次第。 グローバルダイニング元副社長で、レストランサービスの神様といわれる新川義弘氏がオープンしたお店。レストランも気になるが一人で行ってもしょうがないので今日はBARへ。
8階でエレベータ降りるといきなり厨房が目の前に。あれ?間違えたかなと思うけど右手にレセプション。BARに行きたい旨、伝えると厨房の脇を通り抜け、扉を開けば隠れ部屋のように表れるBAR。この意外性、SPY好み。
カウンターに腰かけ見れば、ガラスケースにレアなウオッカがズラリ。聞けばウオッカを収納している棚は実は冷蔵庫になっているとのこと。ウオッカにはかなりコダワリあるらしい。ウオッカ好きな007も見たことないようなボトルの数々。これはいいBARだと直感。
まずはボトルがカッコいい、ストリチナヤのエリートでスタート。高級ウオッカらしい甘い口当たり。素晴らしい。 ウオッカは高級なほど独特の甘みが深くなってくる。このウオッカもそのいい例。
二杯目には同じセラーにディスプレーされていたジン、SOUTHをオーダ。ん?なんでジン?と思うかもしれないけど、これ、ジンには珍しくNZのジン。それが写真のボトル。ボトルを見ればいくつかのコンクールでメダルを獲得したことを示すシールが貼ってある。口にすればキリリとした中にも柔らかく優しい味が広がる、うーん素晴らしい。これはなかなか美味。ボンベイよりいいかも。なんといってもNZでつくったというところが意外性があっていい。
そして三杯目に頂いたのは同じ会社のつくるウオッカ、42BELOW。楽しいのはこのウオッカ、キウィのフレーバがついているところ。NZらしいね。口にすれば確にキウィの味と香り。42BELOWの意味は緯度が42度のところに会社があるかららしい。
それにしても素晴らしい品揃え。今まで入ったBARの中で一二を争うウオッカの充実ぶり。ウオッカはどれもボトルがクール、それをカッコよくディスプレーするセンスはなかなかです。しかもバーテンダーのMASAさんは爽やか&カッコよい男です。気になった方はチェックしに行ってみてください。