第５回全日本実業団富士スピードウェイサイクルロードレース

ER　2位入賞

やりました！BR-1昇格決めました！
応援いただいた皆さんありがとうございます！
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2：00起床、2：30出発。
昨晩はなんとなんと18時過ぎに床に入ってみたものの、
とにかく子供達が騒がしくて騒がしくて全く眠りにつけず。
結局22時過ぎまで4時間も布団の中で悶悶と。。。
あれだけ早寝したのに実質睡眠たった3時間とは悲しすぎ。
でも広島の時と比べたらずっとずっと爽快なお目覚め。
やはり睡眠の肝は後半（起床前）とみた。

2時間弱で富士スピードウェイに到着してちょい開門待ち。
東名高速途中の雨には『ウソだろ・・・』って感じだったけど、
ほんの局地的一時的だった模様でホッ。よかったぁ。
やっとドライの良コンディションで勝負させてもらえる。

受付して諸々の準備を急ぎ、とにかくコースへ。
実はここ、自身全くの初コース。今日一の不安要素だった。
なので今日はローラーアップは捨てて試走に全てを費やす。
有難い事に思ってたより単純明快なコースだったので、
5周（40分）の試走でバッチリコースを把握することができた。
長い長いホームストレートでは毎周ゴール板までの距離を計測して、
踏み出し所を入念にチェック。勝つイメージを描きながら。
それにしてもゴール前、コース幅を狭め過ぎているのが気になる。
落車を誘発するだけの悪魔のパイロン・・・。もう少し考えてほしいもの。
あとはホームまでの上り区間をいかに脚を使わずにこなせるか。
道幅広くバンクにもなってるので、コース取りが結構重要かも。

本日もう一つの不安要素。エントリー者数192名・・・。
とにかく落車に巻き込まれるリスクを減らさねば。
その第一歩、まずはスタート並びでポールポジションをしっかりゲット。
レースは走らないのに駆けつけてくれたチームメイトの皆さんの
応援を受け、何だかとっても心強く、一層気合いも入った。
（ザルツ監督、下村さん、TR黒川さん、TR屋部さん、有難うございます！）
定刻7：00、ERレーススタート。

前々は当然、最初から最終周までとにかく大外を位置取る。
多少のドラフティングよりリスク回避を優先した。
お陰でコーナー毎に聞こえてくる怒声・罵声とは全く無縁に進む。
上りも楽。ホントに楽に軽く回る。調整も上出来だったもよう。
負ける気がしないという自惚れ感を押さえ込み、とにかく集中。

最終周、最後のホーム前上りで一段と上がり、ここで初めてダンシング。
しっかり外から位置取って、ホーム入りでは7、8番手か。
掛けたい気持ちをグッとこらえ、周りを良く見て伸びそうなラインを見極め。
残り600からは頭で考える前に自然に体も脚も勝手に動いてくれた。

自分にとってこのERレース、とにかく3着。何が何でも3着。
経験上、1位に拘り過ぎると大失敗、大撃沈の可能性が高まる。
かといって確実ぬくぬく3位狙いでは最後の一瞬差されたら終しまい。
と言うことで2位狙いスプリントが着るには最も有効なのかも。

・・・などとレース前こんなふうに考えたりしたのだけど、
実際自然とそんなスプリントをしていた。
絶対に持つという距離（若干遅め）から踏み出したので、優勝には届かず
でも自分の自信ある距離なので絶対に後ろからは差させない。
会心のスプリントではないけど、最高のスプリントでしっかりもがき切った。

ゴール板を踏んだ瞬間、本当に喜びが込み上げた。
努力が報われた充実感、そして達成感。
今シーズンの唯一最大の目標、ポイントでなく表彰台に上がってのBR-1昇格。
達成できて本当に良かった。

レース終了後、本当に沢山の方から声を掛けていただきました。
感激です。ありがとうございました。
そしてたくさんの練習仲間にも改めて感謝。
レース強度が楽に感じるのは最高強度で揉んでくれるオッティモさんのお陰だし、
ゴール前の勝負勘は間違いなくおはサイで磨かれたもの。
さあ、BR-1でも上位を目指して益々頑張っていこう。

初めての賞金は有難く有難く家族で食事に。（ちょっと足りないけど。）
スポンサーの川口農園さんから頂いた超美味しそうなトマトとキュウリも
メチャクチャ喜ばれました。ありがとうございました。