LEADER OF THE PACK

レコードやCD購入の備忘録です。

産休(Thank You) - 宮村優子

2008-01-23 22:06:11 | Japan
産休(Thank You)-宮村優子
ビクターVIZL23初回限定盤
ヤフオクで200円

 エヴァンゲリオンのアスカ役で大人気だった声優のCDです。エヴァでのブレイク後、どうみても本人で間違いないAV出演疑惑等で色々あったので今では200円で美品CDが叩き売りされてるようです。しかし、人気のあった98年当時の作品ですので、サウンド・プロデュースはピチカート・ファイブを脱退後、まだまだ旬な存在であった高浪敬太郎と気合の入った作品になってます。
 別に高浪のことを評価していないわけではないのですが、やはりピチカート小西康陽の作詞作曲編曲によるフレンチテクノな"3.ママ・トールド・ミー"の出来が異色と言えましょう。この曲だけのために3000円を払ったピチカートマニアも当時たくさんいたのではないかと思えます。他にも甘茶ソウルの定番"ララは愛の言葉"カバーとか聴き所は多いですね。
 小西康陽は数は多くないのですがたまに思い出したかのように、フランス・ギャルをプロデュースするセルジュ・ゲンスブールになったりします。まあ、早い話が旬の若い娘に絡む(性的な意味ではなく)仕事って訳ですが。それが野宮真貴の唄うピチカートの作品より良かったりします。別に野宮さんのことを評価していないわけではないのですが。個人的には04年の小倉優子へのシングル曲である何気にバカラック調な"オンナのコオトコのコ"は、今のところ小西によるアイドル仕事の最高傑作だと思ってますが如何?

<小倉優子-オンナのコオトコのコ >



オリジナル・ラブ - 結晶 SOUL LIBERATION

2008-01-10 19:48:52 | Japan

オリジナル・ラブ ORIGINAL LOVE/結晶 SOUL LIBERATION
東芝EMI TOCT6471

 92年発売ともう15年前の作品です。当時の私は80年代前半スタイル・カウンシル時代のポール・ウェラー最強と、今と同様リアルタイムでは評価しない(できない)主義だったので田島貴男はどうかな?と思ってました。一応人から借りて聴いたり心斎橋クアトロでライブも観てはいたんですが、日本盤は3000円くらいしたし正直買う余裕が無かったんですね。
 で懐かしさと共に買ったんですが、時代の経過と共に風化したりせず十分に今でも鑑賞に堪えうる素晴らしい作品でした。田島の20代前半の青臭さ満開ソウルって点では、シュガーやソロ初期の山下達郎に通じる気持ち良さがあります。
 やっぱりカフカ賞村上氏の著作にある死んだ作家の作品しか読まないってのはまず間違いない方法ですね。田島貴男はまだ生きていますが。
 youtubeには以前5人時代のTVライブ映像が転がってたんですが消えてるようなのでこれくらいしか↓貼る物がなかったです。

<ORIGINAL Love-月の裏であいましょう>


カップルズ;ピチカート・ファイブ

2008-01-07 01:05:03 | Japan


カップルズ/ピチカート・ファイブ
Couples/Pizzicato Five
CBSソニー 28AH2161 (CA:28KH2123,CD:32DH637)

 渋谷系を代表するグループであった彼らの1stLPです。CDは持ってたのですがLPが入手できたのでアップします。帯は元から無く、海外盤のようなプラスチックのシールドがされており、その上にステッカーが貼られています。発売は86年で、後のバブル期前後に日本の音楽界を賑やかせた栄光のCBSソニーからの発売でした。裏ジャケのバーコードと「賃貸業使用期限1987年6月30日」という文字が、アナログレコード末期を感じさせます。
 ところで「オードリー・ヘップバーン・コンプレックス」のPVって当時TVで流れることがあったんでしょうかね?

<Pizzicato Five - The Audrey Hepburn Complex>

Couples
ピチカート・ファイヴ
Sony Music Direct

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