ルゥからの手紙 - Coralie Clement コラリー・クレモン

Salle des pas perdus（ルゥからの手紙）- Coralie Clement（コラリー・クレモン）
東芝EMI　TO66012

　仏×ボサ×ウィスパーボイスという日本人に最も好まれる組み合わせで、発売当時どこの輸入盤屋のワールドコーナーでも見かけた作品です。それを今頃廃盤となっている日本盤を購入。あまりにもまんますぎて当時は避けてしまったのですが、youtubeでPVが観れるようになり欲しくなってしまいました。
　シングル曲の「影と光」はボサですが、他の曲の印象は全く違いますしジェーン・バーキンを意識してるのは間違いないですね。と思ったのですが、楽曲等音創りを手がけたコラリー兄のバンジャマン・ビオレをググってみるとやはりゲンスブールを引き合いに出される事が多いようです。
　ちょうど本作発売の2001年頃はゲンスブールの欧州ユニバーサルからアナログ盤が再発された頃で世界的にブームだったなあと思い出しました。私もデビュー前のデモ音源が入った世界限定2000部のゲンスブールCDボックスを持っていたりします。ちなみにナンバーは「1752」です。　日本盤ライナーは橋本徹と小柳帝でいつもの人達なんですがいつものように悪くはないです。

<Coralie Clement- L'ombre et la lumière（影と光）>