暗躍して街が色

日常の音楽について云々

デザインフェスタ2007

2007-05-28 | 日常
後輩ども連れて朝も早よから行ってきました。

全国から集まったクリエーターたちによる
絵画からファッション、音楽、映像など、
様々なジャンルにおいての芸術を展示する大規模フェス。
ずーっと行ってみたくて
今年になってようやく行く事が出来た。

つってももう色んな展示がある訳で
いちいち書くのもめんどいんであれなんだが
特に印象に残ったクリエーターといえば

・異常にロボットダンスのうまいパフォーマンス集団
・ブースにぽつんと座り絵を描く幼女
・特撮ヒーローPマン
・革のSMグッズを笑顔で売る太った中年夫婦

くらいかなあ。
あ、あとアックスで連載してる
西岡兄妹が来てて1人でちょっと興奮しました。
なんか一部完全にただの商業スペースと化していて
ちょっと萎えたけど。
でもおもしろかったよー変人たくさんいて。
やっぱ芸術の道を行く人は変態が多いんだね。
あと所々にDJなんかもいて
すごく良いエレクトロニカ流してる人いたので
音源買いました。
kenmochi hidefumiって人。
それと東京レコードというレーベルの
AMMUFFというソロでやってる打ち込みの音源を買いました。
他にはバッジとかTシャツ買ったけど
Tシャツは帰ってよく見たらユースのLで着るとピッチピチでした。
ああ。

まあなんだか結構濃い、面白いイベントでした。
ちょっとクオリティの高い学園祭といったところかな。
楽しかった。
つーか歩きすぎて相当足痛くなった。

結局朝から夕方までいて、
そんでそのまま電車で長い時間かけて学校に戻って
部室で宅配ピザ食いつつマターリ飲み。
なんだかショックなことも聞かされたりして
ちょっと傷心になりながらも
1時くらいまで飲んでから帰宅。

はああああああ・・・。


明日ってか今日は3限に医学のテストだ。
やべー何もしてねーわ。




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デザインフェスの様子↓










↑ロボ

フランキー・ワイルドの素晴らしき世界

2007-05-24 | 映画
監督:マイケル・ドース
内容:フランキーはスペイン・イビサ島のクラブシーンをベースに
ヨーロッパ中を熱狂させているミュージシャン。
天才!と呼ばれ、美人の妻と豪邸に住み、
ドラッグをかかせない享楽的な私生活にフランキーは満足していた。
ところがある日、彼は聴力を失ってしまう。
音楽を創り出すことができなくなった彼を仕事仲間も妻も見放した。
何もかも失い、自暴自棄になっていたフランキーだが、
読心術の女性教師アンナが彼の人生を蘇らせた。

個人的評価:★★★★★

渋谷のシネ・アミューズに『麦の穂~』見に行った時、
この映画のポスター見てなんとなく面白そうだなーと思って
公開当時からずっと見たかったんだが、
予想通り、やはり面白い作品でした。

実は配給がエイベッ糞なのでどうなのかと心配だったが。
てかなんであの会社は配給にまで手を出すんだ・・・。
なんとなく作品のイメージ悪くなるから辞めて欲しいっす。
DVDのジャケは上のポスターの画像じゃなくて
なんか超絶ださくなっててあまりのセンスのなさにがっかり。
ほんと日本の大手配給会社ってろくなところない気がする。
ギャガの「バベル」配給なんて最悪だったし。。
センスなさすぎ。
俺がもし配給に就職してたらもっt(ry

ってかなり話逸れてもうたが、
いやこの作品、非常にベッタベタです。
頂点を極めた男が一瞬のうちに転落し、
そして愛する女性に出会う事で再生への道を歩み始めるという・・・。
今まで使い尽くされたようなシナリオですが、
しかし最後まで飽きずに見る事が出来ました。
まあ転落と再生ってのはよく
スポーツ選手の半生を描く作品なんかでよく見るけど、
この映画の場合、舞台が音楽業界ってことで
単純に音楽が好きな自分にとっては
面白く感じたと言う事なのかも。
あと、この主演俳優がすげーいい味出してるんだわ。
特に自暴自棄になるシーンはものすごく感情移入してしまった。

しかし1つ欠点あげるとすれば、
至る所にインタビュー映像みたいなの挿入してたんだが、
あれ必要なのかな。。
まあ何やら有名な人が答えてるらしいんだが、
個人的にはいらないと思う。
状況説明の際に、長々と語り入れたり
こうやってインタビュー映像挿入したりするのよく見るけど、
それってなんか卑怯なんじゃないかなーと思ってる部分が
自分にはあるんだな。
そこを劇中の演出で観客に理解させるのが
映画ってもんじゃないのかなあと。
とまあ自分なりの映画論だからどうでもいいんだが。
この前見た『明日、君がいない』もそうだったから
「またかよ!」と思ってしまっただけです。

まあ、作品はとても面白いのでオヌヌヌです。
サラッと見れます。

あと最近非常に気になっているのが
ダウンタウン松本人志監督作品「大日本人」です。
ザ・厨二病な感じの後輩曰く、
「絶対おもしろいっすよ!」らしいですが、
ようつべでカンヌの観賞後の様子見て
痛々しくて悲しくなりました。

http://www.youtube.com/watch?v=pjflu_biVtA

つーか周りの日本人痛いわな。
そんな無理矢理拍手強要せんでも。。
VIPではスレ立って高須ブログ軽く炎上してましたが、
まあこれはどう考えてもただの文化摩擦ではないのかな。
松ちゃんの芸風ってどう考えても
日本人にしか受けなさそうだしなあ。
ゲイシャ・ガールズみたいにベタベタならウケるんだろうが。
多分、それなりに面白いんだろうけど、
絶対カンヌにはふさわしくない作品のような気がします。
俺は別に熱心な松本ファンでもアンチ松本でもないんで
多分見に行きませんが、
就職先の会社が関わってるらしいので
暇な方ぜひぜひ見に行ってください。

ってほんとは俺いま相当暇なんだが。
まわりは就活と教育実習でヒィヒィ言ってる中、
自分はもうやる事なくて
毎日サークルかバイトしかやることないです。
6月なんて暇だから
ライブ予定たくさん入れちゃいました。
しかしライジングサンもあるし
卒業旅行も行かねばならんので
バイトもう1こ始めようと思ってます。
4年のこの時期に雇ってくれるとこなんて
あるのかなーと不安ですが。
まあなんとか頑張って金貯めますわ。

あ、あと来月の17日に
残響レコード主催の残響祭ってイベントがあるんだけど
誰か一緒に行かないかい??
タワレコで残響フェアみたいなんやってたのが当選して
2名まで無料で招待なんですよ。
ドリンク代500円必要らしいけど。
でも海外からのゲストもいるらしいし、
サークルの音楽知らない後輩とか連れてくよりは
音楽知ってる人と行った方がいいと思ったんで、
どなたか行きたい人いたら自分に連絡ください。
メールでもmixiのメッセージでもかまわんです。
ちなみにmixiのIDは「1767842」ですんで。
ほんと誰でもいいんで行きたい人いたらぜひ!

ちゅーことで今日は1限から授業なんで寝ます。
出るんかいな俺・・・。


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SOUND ON SOUND@下北沢SHELTER

2007-05-19 | ライブ
下北はいい街だなあ。
いつも思う。
ほんっと住みてえ。
来年就職したら住もうかな。
もし本社勤務なら五反田だし
井の頭線と山手線使えばすぐだし。

今日はシェルターにてライブイベント。
またまた濃いイベだった。

ちょっと早めに着いたのでDEPTに行ってポロシャツ購入。
DEPTの古着って他の古着屋に比べてキレイで好きだわー。

してシェルターへ。
ライブハウス前の黒板見ると
オープニングアクトにDE DE MOUSE。
テンション上がる。
入ってビール1杯飲んだら若干気持ち良くなる。


まずはDE DE MOUSE。
以前買ったアルバムが非常に良かったので1度見てみたかった。
imaiみたいなヲタ臭する人だと思ってたんだが
見た目ちょっとチャラい普通のにーちゃんでびっくり。
オリエンタルなかわいいエレクトロニカ。
しかしダミ声の煽りが若干うざかった。
そんな煽らんでも・・・。
でも見れて良かった。
音源は好きです。

続いてLITE。
去年のtoeとの対バン以来2度目。
純粋に、非常にかっこ良かった。
てかうますぎ。
あの間の取り方はなんなんだ。
鋭角なギターの音が重なり合って絶妙。
バンドッ子は絶対尊敬するんだろうなあ。
なんかLITEの曲って暗いよね。
闇というか・・・
すっごいネガティブな音な気がする。
でもすっごいかっこいい。
真っ暗な中に赤の照明がピッタリ。
うーん、ただただ、かっこいい。
ラストのContemporary Diseaseにはやられた。
終始ニヤニヤ。

続いてgroup_inou。
よく見れば客は女ばっか。
しかもなぜかかわいい子が多い。
前から思ってたけど、異能のファンってみんなかわいいよね。
なぜだ。
つい最近見たばっかだけど、
今日もよかったです。
新曲もかっこよかったし、
毎度の爆笑MCにも満足。
cpの基地外っぽいダンス好きだわー。
imaiの「~この気持ち!」のとき
自分のTシャツ掴んでトントンって訴える感じも好きです。
って書いても誰もわからんか。笑
てかフジロックのルーキーステージに出るかもらしいよ。
オーディション残ってるとか。
LITEもavengers in sci-fiも残ってるらしい。
フジ行きたいなー。

そしてトリはmouse on the keys。
ヤバいらしいという噂だけはずーっと耳にしてたが
見るのはこれが初めて。
NINE DAYS WONDERのドラムの人がやってるという事で
すっげーwktkしながら転換が終わるのを待つ。
9DWは確か2度程見た事あるけど
もう活動してねーのかな?
狭いシェルターのステージ上には
キーボード3つにドラム1つ。
後ろには白い布が掛けられプロジェクターで映像が映し出される。
シェルターでVJありのライブなんてなんか新鮮。
そして演奏が始まった瞬間、鳥肌。
なんじゃこりゃああああああああああああああああ!
なんつーか、未体験の音世界だ。
僕の語彙力では到底表現できません。
言えるとすれば、見た目も音もすっげー洒落てる。
ハイセンスな感じ。
VJで流れる映像も相当かっこいいし。
てか右手でドラム打ちながら左手でキーボード弾くとか
ありえんだろ。
どんだけ~。
途中でZのサックスの人が登場して
さらに音の世界観を広げる。
なんかもう、色んなジャンルの音を吸収してかき集めて、
すっごいおしゃれな方向に昇華させたような感じ?
バンド名の通り、ネズミがキーボードの上を飛び回ってるような・・・。
よくこんな音作りができるよなあ。
これぞまさにアーティストだろう。
才能あふれまくり。
あーすげえ。
絶対また見に行く。

mouse on the keysの音源欲しかったが
まだ発売されてないようなので、
Tシャツと、LITEのライブ音源だけ買って帰った。

あー濃いイベントだったなあ。
すげーわほんと。
マウス~やっべー。

そいや異能はフジに出るかもらしいけど
自分は今年はライジングサンに行く事に決めました。
もう行くって決めたら絶対行く。
今んとこそこまで「うおーっ!」てのは発表されとらんけど
ボアダムス北海道の大地で見れるってやばくね?
まあまだまだ追加あるっぽいし
今のうちにチケ取っとこ。
金いるなー
バイト頑張らんと。


明日はOGの作った映画見に
渋谷ユーロスペース行ってきます。


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空欄に千とするコスモス@渋谷o-nest

2007-05-14 | ライブ
うおっ
急にアクセス増えててびっくり
どっかにこのブログ晒されたんか?

今日は涅槃企画のライブへ行ってきました。
この日をどんだけ心待ちにしてた事か。
だってオウガに涅槃に54だぜ。
どのバンドも大好き。
よくもまあこんな変態バンドが揃ったもんだ。
濃すぎだろ常識的に考えて・・・。
こんな素敵なイベを企画してくれた涅槃に感謝。

いつものようにネストへ入って定位置に着き、
いつものようにジントニ飲みながら待機。

まずは初っ端からOGRE YOU ASSHOLE。
先日見たばっかりっすね。
いやー今日も非常に冴えてました。
かっけーなあ彼らは。
意識したのか前回とはセトリもちょっと変わってて
聞いた事ない新曲も披露してくれた。
うーんなんなんだろうこのセンスの良さは。
「はいはい、ニューウェーブニューウェーブ」
という一言では片付けられない程の
とんでもない才能を感じるよねこの音は。
ロボトミーとかJ.Nとかもうほんとやばい。
後半の音の爆発力ったらもうたまんねえ。
お約束のアドバンテージも終始ノリノリでした。
あーかっけー。
早く!早く音源出しとくれ!
もう新曲覚えちまったよ!

オウガ終わって転換の時に
ステージ奥の扉からメタルT着てロン毛のにーちゃんが顔出してて
うわーいかにもな感じやなーって思ってよく見たら
中尾憲太郎でした。
客席にもSLOTH LOVE CHUNKSのボーカルの女の人いたし。
モールスの酒井さんもいたし。
異能のcp佐藤さんも前のライブで来るっつってたし。
今回は業界人も大注目のライブだったようで。

んで続いて54-71。
3月の白☆星企画ぶり。
ビンゴさん髪にパーマかけてて漫画みたいな髪型になってました。
セトリはいつもほぼ同じ。
例のごとくリーダーのベースは非常に心地よいっすね。
ボボさんの耳をつんざく程のドラムもたまらなくかっこいい。
今日は特にplickに萌えた。
なんつーか、ライブ自体が心地よい悪夢の中にいるような、
ずっと聴いてると五感が麻痺してくるような感覚に陥る。
今更だけど、54の音のルーツってなんなんだろう。
どういう音聴いてきたらこんな音が出せるんだ。
ほんとかっこいいっす。
ラストはまたカオスの音に溺れました。
最高。

そしてトリは企画主であるnhhmbase。
涅槃はたぶん1年半ぶりくらいで2回目?かな。
なんかすっげー人気のようで。
客のノリが半端なかった。
しかし半端なかったのは客だけじゃない。
久々に最初から最後までニヤニヤが止まらなかった。
後ろでオウガのベースの人もノリノリだったしね。
やべーわー。
すごい。
パンクなんだけど変拍子で関西ゼロのニオイも醸し出しつつ、
自由奔放なガキがギターもって暴れ回ってるかのよう。
もうめちゃめちゃかっこいい。
いやまじで、まじでやばい。
つーか変拍子すぎてノリ方わかんね笑。
爆発力やばくてすっげーカオスな感じだけど
きちんと技術力に裏付けされたカオス。
コロコロ変わるギターリフにうねるベース。
ニタニタ笑いながら豪快に叩くドラム。
独特のハスキーな高音ボーカルが
よりバンド自体の変態的な雰囲気を増長。
ただ一言、やばい。
音源だとそんなに感じないんだけど、ライブだとほんとすげーわ。
ボーカルの人、あんま腕グルグル回さなくなったね。
ああー、かっこいい。
なんか楽器やりたくなった。


てことで非常に、非常に来いイベントでした。
しばらくライブいいや・・・。
つってもまた来週シェルターでライブあるけど。
group_inouとLITEとMOUSE ON THE KEYS。
してその次の日にQUEでeuphoriaとhyakkeiのライブがあるらしいんだが。
非常に行きたい。
そしてその次の日はアップルストアでSequence Pulse。
でも全部行くのは無理か。
金ねーし。

てか金なさすぎ。
どうしよう。
ああ




Play both ends against the middle / Sequence Pulse

2007-05-13 | 
最近ヘビロテの1枚

うーん…ポストロックって奥が深いですね
海外のポストロックと日本のそれとでは
結構違いがあるというか…
toeにも共通して言えるけど
日本人ならではの繊細さが音作りに表れてるような気がする
歌ものも入ってるんだけど
CBMDの高本さんが歌ってて
あの甘い声が音に見事に合っててすごく心地いい
自然と笑みがこぼれてしまう
女性ボーカルの方も好きだなあ…
とても良い音源です。

20日にアップルストアで
シークエンスのフリーライブあるとか。
非常に行きてえ。


今日はさっきまでサークルで飲んでました。
吉祥寺で「バベル」を見る予定だったんだけど
自分はあまりの金欠のためパス。
しかしその後の飲みには参加したかったので
仕方なく後輩に金借りて居酒屋で飲み。
「バベル」かなりひどいらしいよー。
それから学校戻って部室で飲もうと思ったけど
色々あって結局グラウンドの芝生の上で飲みました。
外で飲むのは久々だったのでなんか気持ちよかったー。

最近センチメンタルになる瞬間がよくある。
もうあと少しで学生生活が終わってしまうという切なさ。
社会人になりたくない。。
大学にずっといてーよ。
色んな事あって一時期は引きこもったりした事もあったけど
でも今までの人生で大学生活は1番楽しかったな。
ってまだ1年残っとるがな。
しかも卒業できるかわからんし。
いやしかし最近ほんっと後輩がかわいいんだわ。
1年のおにゃのこがかわいいのももちろんあるけど
3年の男の後輩とかももうマジかわええ。
慕ってくれるのって本当にうれしいね。
あー…

考えてるとまたセンチになってくるからそろそろ寝る。
明日ってか今日は涅槃企画だー


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明日、君がいない

2007-05-06 | 映画
監督:ムラーリ・K・タルリ
内容:成績優秀なマーカスと妹メロディなど、
一見悩みとは無縁そうに見える6人の高校生たち。
しかし、時間が経つにつれ、
それぞれが誰にも言えない悩みや問題を抱え、
今にも押し潰されそうになっている現実が明らかになってゆく。
そして、午後2:37、1人の生徒が自殺を図り……。

個人的評価:★★★★☆


公開中の映画なので以下ネタバレあり宣言。

後輩どもと5人で渋谷へ見に行ってきた。
ほんとは「恋愛睡眠のすすめ」見たかったんだけど。
「19歳の監督っすよ!絶対やばいっすよ!」
とものすごい勢いで推されたので仕方なく。
結果的には、…まあまあだったかな。
大人数で見に行く映画じゃない事は確かだ。
近親相姦とか同性愛とか身体障害とかヤクとか
とにかく重いものをこれでもかと詰め込んで
そのせいか逆にあんまり重く感じないような気もする。
あと所々にインタビュー映像みたいなのが挿入されてるんだけど
すげー流れをぶった切るし不必要だった。
撮り方はガス・ヴァン・サントに影響受けた、
というか「エレファント」にすごく似てて、
最近よく見る「同時刻を色んな視点で撮る」
「結末を先に見せる」「時系列を遡る」、
あと特に主人公を設定しない群像劇で、
色々と流行りを取り入れた手法なのかなーと。
だから最後まで飽きる事はなかった。
ほんとはちょっと眠くなったが。
ストーリーとしては、
一応この監督の実体験を元にして脚本書いてるみたいで、
みんな普通に生活しつつも
誰にも言えないような重い悩みを抱えてて、
でもどんな悩みよりも本当に1番辛いのは
実は「孤独」である、
ということを言いたかったんじゃないかな。
てか外国の高校生ってこわいね。
この舞台はオーストラリアだけど、
日本の高校じゃ考えられないようなことが
平然と行われてて、いやーすげえなー、と。
ちょうど一緒に行った後輩に帰国子女の子がいたんで聞いてみたら
その子の高校もヤクとか当たり前に行われてたらしい。
おーこわ。
まあ興味ある人はぜひどうぞ。
ってここまで言ったら見に行く気しねーかwww
いやでも後輩は泣きそうだったつってたし人それぞれかと。
そして海峡の唐揚げうますぎ。


ついでに最近見た良作2本を軽くレビュー。

明日へのチケット

監督:ケン・ローチ、アッバス・キアロスタミ、エルマンノ・オルミ
内容:ローマへと向かう特急列車に乗り込んだ
さまざまな人種と階級の人々が織り成す愛と希望の物語を紡ぐ。

個人的評価:★★★★★

「SWEET SIXTEEN」のリアムとピンボールが登場しただけで
なんか無条件に胸の鼓動が高まってしまったオレ。
明らかにローチ贔屓なのはわかってます。
でもストーリー自体もほんとに良い作品でした。
なんというか、安心して見れた。笑
一応3部作でそれぞれには
「同じ列車に乗り合わせてる」って共通点しかないけど
それぞれに「他人への思いやり」がテーマに設定されてるような気がした。
どれもがすごく素敵な展開で
見た後なんか優しい気持ちになれるよ。
2つ目の将軍の未亡人はちょっと切なかったけど。
いやー、単純にとても良い作品です。
おすすめ。
あーローチのDVDボックス欲しいよー。
セールティック!セールティック!

秘密と嘘

監督:マイク・リー
内容:ロンドンの下町で暮らすシンシアのもとに、
ある日、娘だと名乗るホーステンという女性が連絡をしてきた。
彼女はシンシアが16歳のときに生み、
養子に出した娘だったが、ホーステンは黒人だった…。

個人的評価:★★★★★

もう見たの1ヶ月くらい前なんでうろ覚えだけど…。
いやでもこの映画もおもしろかったなあ。
前見た「人生は、時々晴れ」もそうだったけど、
何気ない日常を断片的に切り取った中において
繰り広げられる人間同士の深い関わりをすごく巧みに描いてて、
見た後に心がジーンとする。
人は誰でも秘密や嘘を抱えてて、
それを隠しながら必死に生きている。
でもそれを他人と共有したときに
初めてそこ信頼感という新たな感情が芽生え、
より深い、真の意味での人間的な繋がりが生まれる。
役者もそれぞれすごくいい味出してるし、
確か音楽もすごく良かったように思う。
カンヌでパルムドールも受賞してるのに
なぜこんな無名なのだ。
こういう映画がもっと見られるようになればいいのに。。
おすすめなので是非是非。

いやぁ~、映画って、ほんっとうにいいもんですねぇ~。



MUSIC DAY 2007@渋谷o-nest

2007-05-05 | ライブ
今日はちと気になる映画イベントもあったんだが
ライブの開演が18時と早めだったので断念。
昼過ぎに起きてダラダラ用意して
渋谷のネストへ。

この日のイベは
OGRE YOU ASSHOLE、group_inou、
そしてavengers in sci-fiという
一時期オレがどっぷり浸かったことのある
大好きなバンドばかりの対バンということで
始まる前から非常にwktk。
いつもの定位置へ行きジントニ飲みつつ待つ。

まずはマヒルノ。
名前だけはよく耳にするものの今日が初めて。
一言で言えば、カオス。
変拍子なのはもちろん、
なんだかもうようわからん音の連続で
独自の奇妙な世界観をこれでもかと醸し出してて
うーん…ようわからん。
○○っぽいという表現すら見当たらないような
妙なバンドだった。
いや、でもかっこよかった。
好きか嫌いかと言われれば好きな音だ。
また見てみたい。

続いてはアベンジャイ。
素人目に見てもわかるすっげーエフェクターの数。
このバンドって打ち込みでも出来るような音を
わざわざ生音で全部やってて、
そこになんとなくメンバーの
音に対するこだわりみたいなもんが垣間見えて
すごく好きだ。
現に非常にかっこいい。
なんともスペーシー。
自然と体が動く。
ギターの人が中憲並みの変なステップ踏んでて
ジーッと見入ってしまった。
いやあかっこいい。
前回のライブでは異様に音が悪かったけど
今日は音も良くて大満足でした。
ナユターナイズ♪

して続いてgroup_inou。
最近またちょっとuriブームが来てるオレ。
今の携帯の着うたはuri gagarnのResistorです。
やっぱ佐藤氏は天才だなーと実感。
この日もかなり冴えてた。
imaiも。
あの流れるような生温い音に
ブレイクビーツ?的な銃弾のような音が乗っかって
ほんと聴いててテンションあがりまくり。
自らメガネを外したimai氏は終始猫背でノリノリ。
2人のMCというか掛け合いも相変わらずおもろかったー。
でもなんとなく、そろそろバンド編成でギター鳴らす佐藤氏も見てみたいな。
またHP変わってたけどuri復活はもうないんだろうか。
あーあの変態的サウンドをまた生で聴きたい。。
ま、異能も十分かっこいいから好きなんだが。
今度シェルターでLITEとmouse on the keysとの
対バンがあるらしいから
チケ買っといた。
特にmouse~は元9DWらしいじゃねーか。
どんな音なのかすっげーwktkです。

んでいよいよトリはオウガユーアスホール。
2ヶ月ぶり。
いつ見てもフロント2人は厚着だ。
暑くねーのかな…。
初っ端から新曲だらけで飛ばしまくり。
1stの世界観がなんとなく異常でどんよりであるとするなら
新曲はどちらかと言えば突き抜けてて明るくポップな感じ。
でもそこはオウガの音。
ただのポップではなくてどこかネジが1本外れたような
どことなく奇妙な雰囲気。
快晴で真っ青な空の下を泥酔したおっさんが全力疾走してる感じ。
意味わからんな。
いやでもかっこいいんだわこれが。
して1stの曲もなんだか以前とちょっと印象が違う。
というか格段にうまくなってるような気がするのは気のせいか?
見た目だけじゃなくて音もすっごい洗練されてるというか
言うなればタイトになったような気がする。
たぶんね。
オレ素人やから知らんけど。
やっぱセンス良過ぎだわこの人ら。
どうやったらこんなかっこのよろしい音が作れるんだろう。
まさにオレ的バンドの理想型だ。
素晴らしい。
アンコールもあったほど客のノリもかなり良くて
確実に知名度も広まってきとる感じだ。
うーんこれからますます成長するんだろうなー。
新しい音源がほんとに楽しみすぎる。
早く出ないかなー。


今日のライブは非常に満足度の高いものでした。
来週の涅槃企画も相当楽しみ。

帰りに例のごとくタワレコへ寄って2枚の音源購入。

The Fall of Math / 65daysofstatic
Play both ends against the middle / Sequence Pulse

まだ聴いてないけどシークエンス聴くの楽しみだ。
65dosの新譜も買ったんだけど
かっこいいんだがちょっと大人しくなってしまったような気がして
攻撃的な感じの前の音源の方が個人的には好きだ。

あーねむ。
今日も長文だな。
これ全部読む人いんのかよ。

明日は渋谷へ映画見に行きます。

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マイケルジャクソンの気持ちがよくわかる

2007-05-03 | 日常
今日は久々に何にもない1日。
昼に起きてツタヤ行ってDVD借りて、
セブン行って来月の極東のチケの支払いすませて、
西友で買い物して帰ってきた。

ここ最近ほんとサークル三昧で楽しいけど
もともとそんなに人付き合いが好きじゃない自分は
たまーに誰とも会いたくない日というのが襲ってくる。
今日がまさにその日で
昼間に後輩からかかってきた電話も放置。
サーセン

昨日は部室でサークル飲みだった。
新入生以外でたまには飲もうということで
昼間の2時から飲み。
学生という身分を最大限に生かした贅沢かつ最低な感じ。
自分は就活の面接が恵比寿であったんで
5時くらいから参加したんだが、
なんか知らんがみんなのテンションがかなり異常な感じ。
行ったときには既に普段大人しい後輩も出来上がってて
3年のおにゃのこにセクハラしまくりでヤバい雰囲気。
屋上行って飲んだりして
10時を回った頃には自分もかなり酔ってたが、
普段かっこつけてるプライドの高い友達が
酔って吐きまくって
あげくのはてにパンツの中にう○こ漏らして
下半身裸でサークル棟を徘徊しだす始末。
その様子を別の友達が全てカメラで収めて、
それを見て爆笑してるうちに酔いも冷めてきて
なんか気持ち悪さだけが残って、
後輩が帰るというので自分も日付変わった頃に部室を後にした。
しかし久々にほんとにひどい飲みだった…。
まあめちゃめちゃ面白かったけどね。

こうやってみんなとバカなことやっても許される
学生生活がもうすぐ終わってしまうのが
ほんとに悲しくてしょうがない。
もっと学生でいてーよー。
慕ってくれる後輩と別れるのはガチで寂しい…。
3月の追い出しコンパは絶対に泣くに違いない。
ああ…なんというピーターパン症候群。

後輩と言えば新入生も相当かわいい。
結局おにゃのこ9割男1割で全部で20人くらい入りそうな感じだ。
飯とか飲みとか色々連れてったりしてるんで
かなり金欠になってしまったのが相当痛いが、
でもみんないい子ばっかだし個性的で面白いわー。
既に平成生まれも2人くらいいて
ジェネレーションギャップ感じまくりだが。

つーかほんと金なくてヤバすぎ。
ないないと言いながら使っちゃう
この癖どうにかならんもんなのか。
明日のオウガと異能行けるかなあ…。

とまあ愚痴はこの辺にするか。
どうでもいいけどCoccoに8歳の息子がいたらしいね。
そんなことよりCoccoとさかなクンって似てるよね。
どうでもいいよね。
うん、どうでもいいよね。


BGM:Slow Bulb Slippage / ISAN



ついにmorr系に手を出したよー