音の四季~風の彩

作曲家、しの笛・龍笛奏者、ジャズピアニスト、城山如水の徒然日記。
オカリナ、フルートの事も・・・・

2013年ワースト1の顔  安倍総理

2013年12月31日 | 裏読み 政治・経済


2013年のワースト1の顔を選ぶとすれば、自分は迷わず安倍総理を挙げる。

この総理の詭弁と嘘つきには怒りを通り越して、あきれ返るほかない。

東京オリンピック招致にあたって「福島原発」はコントロール下にあると発言した大嘘。

これには空いた口が塞がらなかった。

次に「特定秘密保護法案」の成立。

ジャーナリズムの言論の自由を封じる「悪法」。
この法案の必要性についても安倍総理の言葉は信用できない。

それから「靖国参拝」

この行為は全く一国の総理の行動とは信じがたい。

「戦没者の英霊に哀悼の意を表する」・・・国民の情緒に訴える、これほどの詭弁はないなあと思った。

300万人の日本国民を「天皇陛下万歳玉砕」「神風特攻」に送り込み「空襲と原爆投下」により日本を滅ぼしたのは「国家神道・軍国主義ファシズム」であった。

そのシンボルが「靖国神社」だった。
安倍総理の「不戦の誓い」は気持ちの悪い詭弁だ。
靖国に参拝すること自体が日本国を滅ぼした「国家神道・軍国主義ファシズム」を正当化することになるからだ。
それは国際的な批難を巻き起こし、国際的孤立を招く。

それ以上に深刻なのは「戦争を知らない世代」に対して、日本の侵略戦争を美化し「国家神道」の「政教一致」の実体を隠匿することになるからだ。
憲法違反のこの行為は、放置すればなしくずしの「軍国主義化」への退行を招く。

「靖国参拝」で中国・韓国が反発すればするほど安倍さんにとっては「再軍備」の都合のよい口実になる。
これは自ら危機感を作り出して「再軍備」の為に「憲法改正」しようとする巧妙な計算のように見える。
これは「国家神道・軍国主義ファシズム」と「ナチス・ヒトラー」の手法と非常に似ているなあと思う。

そして年末の証券市場の大納会で自らアベノミクスを自画自賛する詭弁。

国民の所得格差を広げ、一部の富裕層だけが恩恵をこうむるだけの株価高騰を自画自賛するのは全くの詭弁といえる。

靖国参拝に対する国際的警告としての「ヘッジファンド」の売り浴びせによる大暴落も十分警戒する必要がある。

また「一般投資家が市場に参入しはじめたら その相場は終り」ということもある。

株式相場がいつまでも上昇を続けることは有り得ない。

株式市場バブルで損害を被るのは富裕層ではなく一般投資家であるといえる。

これらの行動をもって、詭弁と二枚舌を絵に描いたような安倍総理という「日本の顔」を自分は「2013ワースト1の顔」に選びたいと思う。


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