銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

宮城湯(東京・下神明)

2017-09-16 07:44:43 | 銭湯 温泉

東急大井町線の下神明に下車。大井町の隣駅という割には小さな駅なのだが、その北方面に向かうと、住宅街の中に宮城湯がある。
このあたりでは、かなり立派な銭湯で、充実した設備の銭湯だった。



▲東急大井町の下神明駅下車


▲駅前にある公園のタコ。かつて広末涼子がデビューしたばかりのときにドコモのポケベルCMで使われた有名なすべり台らしい。
本来別の公園にあったものをここに移転させたのだとか



▲新幹線の方面(改札口を出て左側)へゆるやかな坂を下る


▲坂をおりて突き当たった左側は銭湯と関係ない道だが、ここは東急大井町線と新幹線、湘南新宿ラインが交錯する路線で、撮り鉄には有名な場所らしい。たまたま3つの電車が通っているところに遭遇


▲きびすを返して、宮城湯の方へ


▲ガードレールを抜けて


▲湘南新宿ラインと新幹線沿いにでる


▲そして再びガードレール下をくぐり抜けて


▲右折


▲まっすぐ進み


▲突き当たりを左折すると


▲宮城湯に到着


▲歩いて5分ぐらい


▲狸の置物が印象的だ


建物はビル型で、受付は、二階になる。階段で二階にあがると、下足箱が並んでいる。その奥に受付のフロントがある部屋がある。受付に座るのは、70代ぐらいの女性で、下足箱の鍵を渡し、ロッカーの鍵を受け取る。


奥の扉を開けると階段があり、踊り場には常連客用の貸しロッカーと、さらに奥には保育園の入り口がある。
この日の男湯は一階なので、階下に降りる。
降りた先の扉を開けると脱衣場になっていて、横長の作りでシンプルながらキレイ。入って手前側にロッカーが並び、左奥には扇風機とマッサージチェア、右奥には、洗面台とトイレ。それと浴室への入り口だ。


服を脱いで浴室に入ると、充実した設備の浴室が広がる。左手前に立ちシャワーと、その奥にサウナ。さらに隣接して水風呂。
真ん中は島カランがあって、T字をしている。まっすぐ伸びた途中でもう一つのカランが左に伸びる構造だ。さらに奥の壁際にもカランが並ぶ。
カランのシャワーは、入り口手前が固定シャワーで、奥の方がハンドシャワーになっている。どちらも勢いが強い。立ちシャワーは痛いぐらいだ。


浴槽は、右側のカラン奥のところに天然温泉がある。黄土色で、H字型の浴槽。温度はかなりぬるく、40℃を切ってるかもしれない。浅浴槽で、ほぼ半身浴専用だ。
それと解説には、「本日のお湯 天然温泉」とあったのだが、毎日天然温泉じゃないのか?と疑問に思った。


左側にも浴槽があって、サウナの前に水風呂。水風呂の温度計は、20℃を指し示していた。
それと水風呂と島カランの間に挟まれた形で寝湯が三つ。
左側の壁際には、白湯の主浴槽。こちらは42℃ほどだ。
天井は、ほかのビル型と同様に低く、シールの剥がれて箇所がいくつかあった。


客層は基本中高年だけど、小学生ぐらいの子どもや若い人もいた。
ここは一見さんも多いのか、「ここって露天風呂なかったっけ?」と知らない人に突然聞かれた。
自分も初めてきたから、「ちょっと分からないですね」とこたえるしかなかった。



▲今回入ったのは、一階のこっちで



▲露天風呂は三階だった


帰りの受付は男性だったが、最初の女性と同じく、対応はあまり良くない。ただ、それ以外なら設備が充実してて清潔だし温泉もあってと、かなり満足度の高い銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 下神明駅
経路 ガード下抜けて北へと歩く
周辺の環境 住宅街
●空間演出
建物外観 ビル
壁画・眺望 特になし
統一感 あり
置物 たぬき
照明 ふつう
★設備
休憩所 脱衣場と兼用
脱衣所 そんなに広くないが、きれい
シャワーの出 かなり勢いがある
浴槽の種類 天然温泉、ジェットバス、寝湯
サウナ あり
温度 39℃、42℃
棚 あり
男女入れ替え あり
■サービス
接客 愛想が悪い
清潔さ きれい
貸しタオル 未確認
備え付け あり
◆人
受付 70代ぐらいの女性と50代ぐらいの男性
客層 中高年と若者、子ども


【案内】

住所
〒141-0033
品川区西品川2−18−4

電話番号
03-3491-4856

アクセス
東急大井町線「下神明」駅下車、徒歩5分休日月曜
(祝日の場合は営業)

営業時間
平日15:30−25:00、
日曜11:00−25:00、
祝日13:00−25:00


※東京銭湯ホームページ転載

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