美島奏城  豊饒の海へ

豊饒の海をめざす、教育と文芸と風流に関する備忘録

初冬賦  絵林檎

2009年11月30日 | 風流

  同僚が贈ってもらった絵付きの林檎。作り方がごく簡単なことは知っているのだが、観ることはあまりなかった。

 

 林檎といえば冬の果物のイメージが強いのは私だけだろうか?もちろん秋に収穫されるのだが、冬季には必ず俎上に上がる。うまれが北国、または冷涼な高原であることも「冬」のイメージを増幅させたのだろう。

 

  樹上で熟した林檎の旨さは筆舌に尽くしがたい!


子供のいる風景  屋上より

2009年11月30日 | 教育

  本校は創立40周年を迎える。普通40周年と云うのははでに祝うということがない。そこで記念写真ぐらいは撮ろうということになり、集合写真と航空写真を撮ることなった。

 

  新型インフルエンザのために延び延びになって今日、なんとかとることができた。

 

  4階の校舎の屋上からカメラマンが子供たちを撮ってくれた。

 

  明日は人文字をつくり、航空写真を撮る予定。天気はもちそうである。

 


下から見ていると相当にコワイ!

 

 


『脳に悪い7つの習慣』 林茂之・著

2009年11月29日 | 読書もどき

 『脳に悪い7つの習慣』は、新書の販売ベスト10で1位となっているものである(29日付朝日新聞)。

 買ったのは、今月上旬(第4刷)だったから、売れ続けていることになる。

 読んでみるとその通りと思えるものが多いのだが、そうなのかと思うものも多い。一読の価値がある。(一読ではだめらしいが)

 脳は未だ解明されていないのだなぁ

 

 

まえがき

 「脳トレ」のゲームやドリルで脳を鍛えることはできない
 「脳のしくみ」にもとづいた構成だから、悪い習慣がカンタンにやめられる 
 脳に悪い理由を知ることで、初めて人は行動に移せる

 

第1章 脳に悪い習慣① 「興味がない」と物事を避けることが多い
   ・脳は本能に逆らえない
  ・「自分さえよければいい」と思ってはいけない
  ・「興味がない」と考えるのはNG
  ・脳が発達するとき、2つのクセが生まれていた
  ・本能の過剰反応は身を滅ぼす
  ・脳のクセを知ればコントロールできる
  ・興味を持つことで、脳のパフォーマンスはぐんと上がる

 

第2章 脳に悪い習慣② 「嫌だ」「疲れた」とグチを言う 
  ・脳は情報にレッテルをはっていた!
  ・「おもしろくない」「好きじゃない」などマイナス感情はもつな
  ・人嫌って、得することは何もない
  ・どうしても好きになれなければ、居場所を変えてもいい
  ・「嫌だ」「疲れた」と口にするのはNG
  ・感動しないと脳は鈍る
  ・表情が暗いと脳も曇る
  ・どんな上司が部下を一番伸ばせるのか
  ・「疲れる脳」と「疲れない脳」がある

 

第3章 脳に悪い習慣③ 言われたことをコツコツやる
  ・情報はどのように思考に至るのか
  ・脳にとっての「報酬」とは
  ・「だいたいできた」と安心してはいけない
  ・「無理かもしれない」と考えるのはNG
  ・なぜ「言われたことをコツコツやる」が脳にとって悪いのか
  ・目的と目標は分けなければ達成できない
  ・目標をコロコロ変えてはいけない
  ・上司や指導者に対して従順になるな
  ・〝ここぞ〝というときにリラックスしてはいけない
  ・マニュアルどおりにやらせるな
  ・「気合だ」「がんばれ」と叫ぶのはNG
  ・脳に悪い習慣はやめる
  

第4章 脳に悪い習慣④ 常に効率を考えている
  ・どのように「心」が生まれるのか
  ・思考に欠かせない「ダイナミック・センターコア」とは
  ・効率を重視してはいけない
  ・くり返し考えることが、独創性を生む  
  ・日記やブログで考えを整理することは脳にもよい
  ・本を1回読むだけでは学んだことを活かせない
  ・「ダイナミック・センターコア」を邪魔する脳のクセ
  ・頑固では「ダイナミック・センターコア」が活かせない
  ・反論されてカチンとくるのはNG
  ・考えるときは4日ごとに間を置こう
  ・独創性はやり方次第で身につけられる
 

第5章 脳に悪い習慣⑤ やりたくないのに我慢して勉強する
  ・脳はどうやって記憶するのか
  ・悔しい気持ちは脳の力を引き出す
  ・記憶力をよくするには
  ・「名前だけ」を覚えるのはNG  
  ・「だいたい覚えた」でやめてはいけない
  ・脳のしくみを活かすと記憶力が高まる
  ・体験記憶の落とし穴を知っておこう
 

第6章 脳に悪い習慣⑥ スポーツや絵画などの趣味がない
  ・脳のさまざまな力にかかわる「空間認知脳」とは
  ・姿勢の悪さは脳に影響する
  ・スポーツや絵などの趣味がないのはNG
  ・リズムを無視してはいけない
  ・寡黙でいることにメリットはない
  ・「生まれつきだから」とあきらめてはいけない


 
第7章 脳に悪い習慣⑦ めったに人をほめない
  ・脳はどうやって考えを一つにまとめているのか
  ・「気持ちを伝えられない脳」がある
  ・たんたんとクールに話してはいけない
  ・「空気を読まない」のはNG
  ・目的は共有しないと達成できない
  ・人をほめると脳が喜ぶ
  ・自分を捨てる勇気をもとう

 

あとがきにかえて
  「違いを認めて、共に生きる」ということ


忘年会  教え子たちとの

2009年11月28日 | 教育

  30歳になる教え子たちの忘年会。参加者は1次会に9人。2次会では出入りがあって、結局この日集まったのは10人(+赤ちゃんが1人)。直前のキャンセルが3人だったとか。

  教え子の赤ちゃんを30分位はあやしていただろうか?!

 

  なんとも不思議な面白い感覚である。

  画像は2次会のメンバー。

 

   帰りに27になる教え子(2次会のメンバーの妹・兄弟で受け持った)の家にご機嫌伺いに寄った。5分程であったが2児の母になっていた彼女の近況に触れることができた。頑張れ!


『ニッポン借金事情・暗い時代こそ笑いとばせ!』 NHK知る楽

2009年11月28日 | 読書もどき

 NHKの教育テレビの知る楽「歴史は眠らない」という講座の10―11月分が、『ニッポン借金事情・笑いとばせ!』だった。

 この手のテキストは内容が面白ければよく買うが、番組自体は視たことがない。(昔は「市民大学」とかいう番組だった気がする)

 借金も財産の内とはいうものの、よいイメージはないなぁ。ところで、歴史上借金の初めはいつごろなのだろうという興味で買ってみただけ。

 まぁどうも制度としての借金は「出挙(すいこ)」がその初めらしい。確かにそうなのだが・・・・・・。それは歴史の授業でやった記憶があるが借金のイメージではない。

 やはり金銭の貸し借りでないと・・・・・・。今のようなイメージの借金は室町以降に一般化したようだな。銭が社会に流通して一定の信用を得なければならないので、室町時代と云うことになるようだ。

 

 

追記

 さる方がコメントを寄せてくれた。この本は読む価値のないの本だそうだ。もっともその批判対象は『中世の借金事情』という同じ著者の同系統本。

 さらに問題の記述は近現代にあるようだ。・・・・・・なるほど、すると江戸期までは問題がないということなのだろうか?

 ご教示に感謝申し上げる。


初冬賦 公孫樹の黄葉

2009年11月26日 | 風流

  校庭の公孫樹が、一斉に黄葉の盛りを迎えた。公孫樹の場合は、黄色くなるので、紅葉ではなく「黄葉」という。

  12月の初めには一斉に落葉し、黄色の絨毯をつくることになる。3日ほどでほとんどが落葉するのは見事である。

 


葉の中心部はまだ蒼く、黄色との対比も美しいのでは。