プロ家庭教師 俵屋の日記

気になること あれこれ

平面図形と比

2011年08月13日 | 算数
図形でつまずいている小6生は、「図形と比」の宿題がほぼできていませんでした。

中学受験の算数で特に女子が苦手とする内容の一つが「図形と比」です。
「平面図形」の知識と「比」の知識の両方が必要ですが、「比」の知識があいまいな生徒はここで先に進めなくなります。
まあ、当たり前ですね。

この生徒は「比例式」「比例配分」の知識が頭に入っていませんでした。
「比例配分」については使わなくてもいい、と自分勝手に判断した結果のようです。

習ったことは必ず使えるようにしろ、必要だからやっているのだ、勝手に判断してはならない、と
きつく言い渡し、再度説明をしました。


できていなかった宿題の範囲は「相似」なんですね。
中学入試では「ピラミッド型」「ちょうちょ(リボン)型」とか呼ばれるヤツです。
相似とはどういうものか、対応する辺とは何か、比をどう使うのか、など
習った知識がきちんと頭に入っていることが条件なんですが
まだ「まね」をしている段階なんですね。
なので見たことのない問題は解けない、のです。

それでは実力はつかないので、解けなかった宿題に関しては補助線を一本引いて後はもう一度考えなさい、と
再度宿題にしました。

そして今日は立体に入りました。
展開図を書くのに苦労しています。
しかし自分で図を書くことはかなり重要なので
この部分はいつも平行になるように書くとよい、などのアドバイスをしながら見守ります。

次回は水槽に水を入れたり出したりする予定です。

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