日本初、NTT docomoとのコラボレーションにより、公共図書館で、無料で大学の授業を受けられるgaccoを導入しました。
このたび、くまもと森都心プラザと指宿図書館が初導入になりました。
指宿には大学がありません。大学レベル以上の学びを得たいと思っても簡単にその学びは手に入らないのが現状です。
鹿児島市内の大学や、県民交流センター等での放送大学受講にしても距離が大きく、その意志を阻むことがあります。このgaccoの講師陣や受講内容で学びたい講義があれば、指宿図書館でのgaccoブースで受講できるのです。
各種環境による教育格差を縮めるものでもあり、このシステムは遠隔地ほど有効です。
まだ若い13歳、14歳の若者にも得たい情報かもしれません。また、70歳、80歳だからこそ、学びが実体験の裏付けされた学びになるかもしれません。
反転授業等でのディスカッションの場として図書館が活用されることも、図書館で運用する意義の一つと言えるかもしれません。
今や、図書館は本の貸出メインの施設ではなく、その生涯学習支援の場でもあり、すべての地の拠点にもなりうる施設としての転換の時期にきているといえるでしょう。それだけ市民の図書館へのニーズは多岐にわたりつつあります。
そのためには、この情報化社会の中で図書館が情報収集、情報発信の施設であるためにも館内無線ランは欠かせないといえるでしょう。
図書館は市民の自立を支えられること、これもこれからの図書館に課された大きな責務とうえるでしょう。そして、ここで学び続けることがいつか大きな市民力の向上にもつながるのではと思っています。きのうまで知らなかったことを知ること、知ることが次の生き方にもつながること、ここがそんな学びのハブになれればいいなぁと思っています。
箱は整えた。あとはこの宝箱をどう図書館が活用できるかが問われるところです。
一度、どんなものか体験に来られてみてくださいね。
shimo
http://blog.goo.ne.jp/gacco2014/e/d7d25784e90c2a48bf5cb932445cd6ef
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