本気留学の心得。

イギリスに留学した帰国子女の私が留学にためになる事をつらつら書いていきます。

英語の上達させ方。

2005-04-30 20:43:04 | 留学中☆

イギリスに来たら、イギリス人の友だち沢山作って、イギリス人の友だちの家でクリスマスを祝って…。
なんて考えていたけども妄想と現実はやっぱ違う。
イギリス人の友だちを作るのはなかなか難しく、英語力なんてちっとも伸びない。

◎余談だけども、語学を上達させるために留学することは確かに上達しやすくなるにしても十分でないと思う。本当にしたい人は日本に居たって問題なく上達するから。もしも英語が本気で喋りたくて怠け者さんならば、英語をしゃべる好きな人を作ることである。そして彼氏にする。人間自分の願望のためにはけっこうがんばる。だから、相手が英語しかわからないと知っていれば英語力を上達させようとがんばる。その上、相手も自分のことを好きだからわからないことは色々聞けるわけである。

私の場合、そんな事はちょっといけない。

《参ったなぁー…。》

なんて思っていてもどうしようもないのでテレビを観る。BBCでは、8時、13時、18時、22時で同じようなニュースを観る。さすがに暇でも全部観ることはできないから1個か2個観る。んで、アナウンサーを口パクでマネする。もちろんできっこないんだけども、なんかがんばった気になる。
そんな今日、寮のイギリス人と話てた。
「そいやぁ、空豆(私)ちょっと英語うまくなったんじゃん?前はもっと喋るとき考えてた気がす るけど。」
って言われた。イギリス人と喋らなくてもうまくなるらしい。これからの留学期間、一日4回BBCニュースを観るものか。悩むところである。

イギリスの楽しみ方。

2005-04-30 07:07:41 | イギリス
と検索してみた。
したら意外と出てこなくてちょこっと安心。

《なんだ、みんなのんびり午後の紅茶とかフットボールとか言ってるよ、私と一緒じゃん。》

ってな感じだ。誰に言ったってイギリス留学中に退屈したって言ったらそりゃ
「もったいなぁ~い、もっと楽しみなよぉ~」
て言うだろう。そりゃわかってるよぉ~。でもねぇ、意外に大変なのよぉ~。
しかし、弱音を吐いててもぐぢぐぢ言ってても仕方がないし、自分に負けた気がするので毎日何かしらイギリスっぽい事をしてみる。
ミュージカル観て見たり、買い物行ったり、美術館行ったり。でも毎日そんな事してたらお金なくなっちゃうよぉ~!!!
って事で今度は、質素なイギリス生活をしてみる。紅茶飲みまくってみたり、スーパー行ったり、テレビ観まくったり…。そしてFRIENDS(アメリカのコメディー)を観て
《やっぱおもろいわぁ~》
と言っている自分に少し凹むのである。

結果、「イギリスの楽しみ方ってのは地味である」。
日々読書をしたり、芝生で友だちと会話したり、午後にゆったりと紅茶にショートブレッド食べたり。人によるだろうけども、日本の24時間コンビ二だったり、カラオケオールだの、に慣れてしまっている日本人にするとゆったりとも言えるけども逆に取ると「暇」と言うことになってしまうのだ。つまり、したい事にしたいだけ熱中できると言う事である。
まだまだあるイギリス留学を如何に充実させようかと焦る自分に「地味でいんだから」と落ち着かせている最近である。

イギリスのテレビ。

2005-04-29 19:07:59 | イギリス

イギリス人は伝統を重んじる。
そのせいか、イギリステレビでは毎日Bargain Huntだったり、Treasure in the Atticだったりが放映されている。何かって言うとBargain Hungはフリマで青組と赤組が6万円以内で買い物をする。それをオークションで売り、価値があれば利益、がらくたならば赤字、と言うことになる。これに司会とコメンターがいる。それだけだ。なんて簡単な番組なんだろう。
Treasure in the Atticだって誰かの家に行って、売れるものを探し、それをオークションで売り、目標の金額に達したかって言うシンプルな番組だ。

イギリスに来て何が一番好きかって言うと『テレビ』である。
私は日本の番組も好きだったけども若いアナウンサーが大声で笑ったり、顔が良ければおバカな発言でもいいのかなぁ~なんて思っちゃうコメントしてたりするのが苦手だった。日本人のおバカ丸出しなとことか、ごちゃごちゃと色々な話が混ざってるのが残念だった。だって好きなんだもん…。 
それがイギリスに来るとBargain Huntみたいなシンプルなものばっかりである。しかし、グロイものもたくさんある。日本ではモザイクにされてしまうようなものも平気で映されている。出産場面なんてノーカットでこっちが恥ずかしくなっちゃう。そして毎日毎日以前にやったものを再放送。ニュースに若手のアナウンサーなんかだしてもらえないらしく、30代以上の人が多い。メインを張るのは強気のおばちゃんやおじちゃんが多いのである。確かに日本でこんな気の抜けた手の込んでいない番組ばかりやっていたらすぐに新しい番組と変えられてしまうかもしれない。

でもそんな紅茶をすすって一息つけるイギリスのテレビが大好きなのである。

イタリア映画と上戸彩。

2005-04-28 17:02:52 | これは見るべし!映画。

この間、『踊れトスカーナ!(1996)』と言うイタリア映画を観た。
レオナルド・ピエラッチョーニと言うイタリア人が主役やりつつ監督やりつつ作った作品。
内容は小さい町に住んでいるイタリア人男がそこへやってきたスペイン人女に恋してしまう話。ラブコメ好きの私にはけっこう好み。素朴な笑いと家族の温もりがお勧め。
先日『イル・ポスティーノ(ポストマン?)』を観た(これもイタリア映画)。これもまたまた小さい町に共産党のスーパースターの詩作家がやってきてポストマンとの会話が中心の話となる。これまた良い。主人公のぼけさ、素朴さ、純粋さが五つ星!イタリア映画はノーマークだったけども色々研究してみようかな。

『イル・ポスティーノ』はさておき今日は『踊れトスカーナ!(1996)』の話である。映画を観ているとスペイン人の女性が何人か出てくる。計5人だったろうか。みんな美人で足が長い。しかもフラメンコを踊るもんだからさらに美人に見える。
《美人だなぁ~…》
と見とれていると主人公と仲の良いスペイン人女(ロレーナ・フォルテーザ)が気になってくる。何かひっかかる。見たことある顔だけど、誰だろう…うーん。当然主人公の相手役だから出番は多くなっていく、すると私の頭の中はそれでいっぱいになる。うーん、うーん、うーん…。
そして、映画が終盤にかかった頃
《はっ、そうかっ!》
と思い出したのである。
それが上戸彩。上戸彩ファンの人がどう言うかはわからないけれど私だって嫌いじゃない。でも笑った時なんか超上戸彩だ。もう、目も眉毛も鼻も口もっ!(彼女のが年上だと思うから上戸彩がロレーナ・フォルテーザ似と言うべきかもしれない)
なので一言、上戸彩ファンの人はぜひぜひ必見っ!(上戸彩ファンじゃない人は先に『イル・ポスティーノ』をお勧めします。こちらも一押し!)

反日。

2005-04-27 23:08:12 | ぼやきつぶやき。

最近の反日デモなどで反中になった人も多いのではなかろうか。
昨日ネットで朝日新聞の記事を読んだ。韓国、中国での「日本嫌い」が以前よりも増え60%以上の現状らしい。
うーん。
これを読んで短気な私なムカッときた。

《なんだってそんな嫌われなきゃいけないのさ。
 韓国なんて日本のマネばっかしてるし、
 冬ソナとかなんとかって今の日本は超韓国ブームだってのに》

その記事の終わりに
中国人が日本の援助について「知らない」と答えた数が大数に対して、「援助を減らすべきでない」と答えた人数も多かったことが述べてあった。

《なんだよ、それむかつくなぁ。日本は援助してやってるってのに。
 そんなに言うなら援助全部切ってやるっ!それで戦争なら戦争だぁー!》
などとの妄想に入りかけたが(戦争は好きでないしやる必要はないと思ってますが)、
ちょっと待てよ。
なんでわざわざ朝日新聞はそんな書き方をしたのだろうか。
確かに事実だけども書き方によって事実だってひん曲がる。例えばキムタクが離婚したってのと相手のために離婚してあげた、ってのじゃ大きな違いがある。

日韓、日中関係は今悪化してるのは仕方ない。メディアで取り上げすぎだから。
それはさて置き、ドイツとポーランドだって仲悪いって言われてる。イギリス人はアメリカ人を嫌ってる人が多い。個々にどうとかってのはないけど、「国」としてアホだなぁって思ってる人が居たりする。そういうとこの調査も一緒にすべきなんじゃないのかなぁ。ただ日韓、日中関係だけを見るとなんかお互い腹が立つだけなんじゃないだろか。関係ないけども私は中国が好きである。高校の親友も中国人。中国に行ったら親切な人ばっかだった。だから悲しい。

ドイツは反省したけど日本は反省してないから反省すべきだって言うけど、今更反省させて満足なんだろか。別に今の親父が韓国や中国でひどいことをしたわけじゃない。(そういう人もいるだろけど)そういう問題じゃないんだろか。

今目指したいのはお互いの『対等』な立場じゃないのかなぁ。

イギリスの紅茶がうまい理由。

2005-04-25 21:50:14 | イギリス
せっかくイギリスに来たので、物書くの好きなので、
ネタを見つけては書いて行きたいと思います。

早速ですが、イギリスと言えば紅茶。
「そんな、紅茶の味なんて変わらないって…」
と思うでしょう、それが変わるんですよ。うまい!
濃厚なんですよ。コクがある。
そろそろイギリス生活も半年越えますが飲んだ
種類は王道のEarl Grey, Assam, Traditional Breakfast,
Ceylonなどなど。
『イギリスと言えば紅茶だろう!』
と勝手に決めたので朝起きたら紅茶、昼に一杯紅茶、
夜に紅茶。一日3杯は当然です。イギリス人があまりにも
紅茶を飲むのでティバッグを減らせばかなりの量のゴミが
減るとか。

さてさて長くなってきましたが、なんで紅茶がうまいのか。

同じ紅茶を日本で飲んでも味が違うのです。
なぜか。
答えは簡単。
水が違うのです。
なんだかわからないカルシウムが入っているらしい。そりゃ
健康にもいいじゃないか、と思っていたのですがカルシウム
にもプラスとマイナスがあってイギリスの水に入っている
のは体にはそこまでよくないらしい。(イギリス人は普通に
飲んでいるが)
湯沸かし器の底にはいつの間にか白い粒粒が…。
どうだかわからないけど、これが噂のカルシウムらしい。
健康にはよくなくても、とにかく味はうまい。
それがイギリスのうまい紅茶の理由なのです。