フェスタ

万博公園で開催されていた「ロハスフェスタ」に行く。

約350店の様々な出展と大勢の来場者で会場は大盛況だった。
音楽演奏もやっていて、スウェーデンの民謡を原語で聴けたのはラッキー！
透き通る歌声にしばし時間を忘れて、芝生に腰を下ろす晴天の広場。

偶然目に止まった動物のオブジェに一目惚れして思わず購入って一幕も。
インド生まれのこの鉄の民芸品・・・、スマートな造形で表情もかっこいい。
シカのようなヒツジのようなキリンのような・・・不思議な双角をもったオブジェ。　　

Cafeなかちよさんのブースで手作りスタンプも注文して、夕暮れの万博公園を
あとにした。

すがすがしい１日・・・、いいフェスタだった。

送電線とうぐいす

　『 送電線とうぐいす 』

　スズメ鳴く　
　スズメ鳴く

　遠くで　うぐいすも　鳴いている
　知らぬふりして　烏　鳴く

　真っ赤なバラが　夜露に濡れて
　道路の端っこに立っている

　チュンチュン　チュン

　朝である

　ぱちぱち

　張り巡らされた送電線が
　今日もココロの形を行き来する


　　　　2008.4.21　　なぎ　

４月２０日のライブ無事終了です。

　４月２０日（日曜）　Ｌｉｖｅ　春　ＵＬＡＬＡ

　　Sound Bar 吟遊詩人
　
　　　　　かわがらす

　　　　　チーム・カザミドリ

　　　　　ファルソス・ヒターノス
　

　暖かい日曜日の夕暮れに幕が開くPAなしの生音ライブ・パフォーマンス！　
　店内のアートな壁画バックのフリーセンター・ステージ、盛況のうちに無事
　終了とあいなりました。
　御来場いただいた皆様、ありがとうございました。

　この日のために、チームで書き下ろしたカザミドリの新曲『 Ulalaka 』も
　キャンプ・ファイヤー状態（笑）で無事離陸！！　　　　　　　　　　　　　　　

温泉

　晴れ渡る

　雲も空を　冴え渡る

　湯煙クグル　行き渡る


　ぐるっと　この街　サエワタル

　丸い月夜の　汽船想

　
　晴れ渡る

　雲も空を　冴え渡る

　やまびこ返しと　行き渡る


　
　　　 2008.4.20　なぎ ひろし　　

丸い月の夜

「これはいいなぁ～！」

そう直感すると、その記憶はいつも長くその状態で記憶に残ってゆく。
そんな時、五感の向こうの第六感が何かをしっかりキャッチするのだろう。

何かを・・・、そうイメージを。

一方、最初は「何となく気になるなぁ。」と心に止まりながら
機会なくずっと縁遠い日々が続くが、ある時ふと自分の身近に力強く
迫ってくるものもある。それも柔軟で具体的なイメージをたずさえて。

一瞬のひらめきと、長い時間をかけてしっくり溶け込んでくるバランス。
この双方が集うスパイラルが心地良い。
4月20日のライブでも、そんな一幕を演出・パフォーマンスしてみたいと考えている。

ふと耳を傾ける「丸い月の夜」

近年、偶然再会した友人の陶芸作家さんの作品でとても気になる一品があり、
色々話をするうちに意気投合して、次回の「Live 春 Ulala」で舞台装置として
お借りすることになった。丸い器でほんのり光る器ランプ。

歌と音と光と土と・・・それにそこに集うたくさんの人々。

ライブの楽しみがまたひとつ増えました。


作家さんのＨＰはこちらです。↓

　　　　陶房　地球屋（たまや）さん　　http://yestamaya.com/

金魚 ふわり

先日　宝塚市の逆瀬川駅近くで『香草 カフェ金魚』を訪ねました。
小雨の降る中、友人から聞いた道を駅前からてくてく歩いていると
お店は不意に現れます。

「こんにちは～。」

店内には、オーナーさんが可愛がっておられる金魚が、大きな水槽のなかを
すいすい楽しそうに泳いでいます。金魚に関するグッズもたくさん展示されていて
こんなにたくさんの金魚たちに囲まれたのは久しぶり！
小学校時代に、縁日ですくってきた金魚を長い間自宅で飼っていた頃のことを思い出しました。　

販売されてる美味しいベーグルをほおばりながら、金魚談義が続きます。

「そういえば、先日、滋賀県で金魚の灯篭を気に入って買いましたよっ！」
「あっ、知ってるかも！」

早速、自宅に戻って我が家の金魚に明かりを灯す早春の一夜。

　
　　ひらひらと

　　　おっぽ浮かべて

　　　　夢　金魚

　　　　　そっと眠りにつきました・・・。　
　　　

時空ステージ

　
　　『　時空ステージ　』

　
　珠のようなメロディが静寂を破って溢れ出る

　
　世界の各地を駆け抜けた　風よ

　何もかも知っているのかい？

　喜びの涙や悲しみの歌たちを

　誕生した命や氷山の宿命も

　そして　サエワタル未来さえ・・・


　贈り物は届けられるに違いない

　美しい湖面が　わずかにざわめきを感じ

　かつての勇者は西へと旅立つだろう・・・


　ここは　時空ステージ

　巡る想いが血潮となりて

　震える心をわしづかむ

　
　ここは　時空ステージ

　シルクロードを行き来する

　誰も知らない雲の町

　
　出て来い　命

　舞い踊れ ！



　　　　　　　　　　 2007.7.7　 なぎ　　

キリンの寝顔・・・？

森を歩いた。

古木の寝姿がキリンの寝顔に見える。

そうだ！深呼吸をしよう！！　

ダンスホールと港

不意にダンスホールのカウンターで、四国高松の話をする機会を得た。
昨日のことのように記憶している昔の旅と今につながる話。
何気ない偶然に驚かされ、すがすがしい乾杯たちが躍り出る・・・！

去年の夏に高松を訪れて駅前付近を散策したことがある。
懐かしい街には、いつものように新しい人たちが次々と降り立ち
今の「高松」を彩っていた。
程なく行きたい居酒屋さんに辿り着いた僕は、１５年振りにそのドアをくぐり
万歳で微笑んでいる。そのお店には、古いピアノが置いてある・・・
どんな音がするのだろう？　少し気になった。
まだ、海峡大橋がなかった頃のこと・・・、汽船の時代の思い出。　


ろんぐ・すとろーくで今を垣間見ることができたダンスホールの小さな夜。

　　　もひとつ　乾杯で　Thank you so much !!

楽器②

らくさんの奏でるボトルネック・スライド奏法のリゾネーターギターの一本。
デザインも音も抜群なんで、いつも聞き入ってしまいます。

　大正ロマンでブルージー、哀愁アロハのお供です。