旧国鉄…JRのリズムに乗って旅に出かけるのが好きである。
年明けの寒い朝 斜め 31度の太陽を背にゴトゴトと西へ向かう。
後ろへ後ろへと回転しながら滑り行く景色を見やりながら、
川面にたたずむ七匹の鷺の朝食をうらやんでいた。
「おいっ!」
突然 声を上げたのは 足元の枕木たちである。
別になんということはない。いつものことなのだろう。
補充シートの窓側に一人で座る私の小さな希望を叶えてくれたんだなぁ
と直感した。
「揺られ心地はどうだい?」
「なかなか 快調っすよ!」
いつのまにか六甲の山々を見据えながら明石海峡がまもなくである。
外国船が停泊する港町…
よく見ると威勢のよい太陽が一直線に 水揚げされてる…!
我に返った私の目の前で
ホホエミの火柱が
遠い日の記憶の中
雲散霧消の鐘を打つ。
2008.1.27 JR山陽本線にて・・・ なぎ ひろし
年明けの寒い朝 斜め 31度の太陽を背にゴトゴトと西へ向かう。
後ろへ後ろへと回転しながら滑り行く景色を見やりながら、
川面にたたずむ七匹の鷺の朝食をうらやんでいた。
「おいっ!」
突然 声を上げたのは 足元の枕木たちである。
別になんということはない。いつものことなのだろう。
補充シートの窓側に一人で座る私の小さな希望を叶えてくれたんだなぁ
と直感した。
「揺られ心地はどうだい?」
「なかなか 快調っすよ!」
いつのまにか六甲の山々を見据えながら明石海峡がまもなくである。
外国船が停泊する港町…
よく見ると威勢のよい太陽が一直線に 水揚げされてる…!
我に返った私の目の前で
ホホエミの火柱が
遠い日の記憶の中
雲散霧消の鐘を打つ。
2008.1.27 JR山陽本線にて・・・ なぎ ひろし