songbookの自己回顧録

「教えて!goo」で見つめてきた自分自身と、そこで伝えられなかったことを中心につづってきましたが、最近は自由なブログです

久々に参加しています

2008-05-11 18:42:58 | ライフ
何の虫が騒いだか、再び「教えて!goo」に回答をしました。

忙しい時期なのですが、本職のことで考えるのに疲れていると、どうもこちらに寄り道をしてしまう。

寄り道もほどほどにしないとね。

さて、大変ありがたくも「良回答」を頂いた質疑を今、見返しているところです。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4009508.html

自分が回答したときは、質問者から文句のひとつも出るかと思って、高圧的に書いたのですが、思いのほか質問者の子(女の子でしょう)が謙虚で真面目なお嬢さんだったようで、それだからこそ後々、「うーん…」と考えてしまいました。

私、回答にはあのように書いたのですが、
実際の高校生は、「携帯はこのようにつかうべきだ」などというレベルまで、真剣に考えている子はほとんどいないと思われます。
おそらくほとんどの高校生の考えは、「携帯は授業中だろうがなんだろうが、自由に使っていたい。」「授業の秩序とか、みんなで安心して受けられる授業なんて、考えたくない(考えることをやめたい)」「携帯こそが興味の最優先だから、できうる限りつかっていたい」それ以上のことについては、思考停止状態でしょう。

いわゆる、バカの壁を構築してしまうわけです。

つまり、罰を作ってもらわないと自分たちを抑えることはできない。授業はとりあえず受けてさえいればよく、単位を落とさずに卒業できればそれでよい、という。

また、頭を使わなければならない、自分たちを締めつけなければならない話題でホームルームや全校集会を行ってエネルギーを消費するより、多少の理不尽はあっても先生たちに愚痴を言いながら形だけ従って3年間がしのげればそれでよく、後輩のために一肌脱ごうなどとする殊勝な学生など、皆無といってよいでしょうね。現実は。

この質問者の子が、真面目に考え、行動してしまって仲間から疎まれるようにならないことを、思わず祈ってしまいました。
でも一方で、こういう真面目で真剣、前向きな学生がもっともっと増えて欲しい、昔は当たり前のように存在した、正統派の学生の主張が通る高校が、復活して欲しいと願っていることも事実です。

くそ真面目は今も昔も疎まれますが、多少の正義が通用する空間であって欲しいものです、今の高校。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする