杉並光友会セミナー

　先日mixiのご案内のURLを載せましたが、昨日は杉並の被爆者団体のセミナーでチラシを配っていただき、私も勉強のために伺いました。
会場がそう大きくなくて毎回立ち見が出ると伺い、また私が歌うと間違っていらっしゃる方があるといけないので、ここでは大きく書けなくて。
光友会さま、申し訳ないです。

　ゲストが原爆の子の像のモデル、佐々木貞子さんの甥御さんで今年クミコさんで大ヒットした「祈り」原曲の、シンガーソングライター、佐々木祐滋さん。
彼女の痛々しい闘病の様子を、でも白血病で最後はさぞ痛かったはずなのに家計を心配して高い薬を使わせまいと一言も痛いと言わなかったと、歌の通りありがとうと言って眠るように亡くなったと血縁の方から伺って、涙がこぼれました。

　また思いがけず、世界中活動していらっしゃる「原爆乙女」(２５人の若い女性被爆者が治療のため戦後アメリカに招かれたうちのお一人)の笹森恵子(しげこさん、恵は旧字体)がいらしていて「英語版があるなら海外での活動で私が広めましょう」と言ってくださいました。感謝！後刻お邪魔した打ち上げでの、養父ノーマン・カズンズさんのお話や、愛に溢れたお姿に感動しました。

そして今年佐々木さん原曲の「祈り」が大ヒットした歌手のクミコさんにも初めてお目にかかれて本当にうれしかった！
クミコさんの「祈り」が佐々木さんから委ねられたのは3月のことだそうです。私は昨夏「ザマナイ」と出会い、私は自分で歌いたいと申し出た身ではありますが、実のところ曲の重さを実感するにつけ、悩むときも多々あり。同じこの特殊なジャンルの曲で同じようにクミコさんも悩んでいらしたと知って、立場はあまりに違いますが、演劇から歌へ行かれたことやファーストネームだけの共通点もあり親近感を持ってご活躍を拝見していました。

　実は私の1stCD「酉の市」はお世話になったメジャーで2回も長谷部さんにレコーディングいただいていて（普通はないと言われました；）またわが曲ながらAIBO-M氏にデビュー曲に選ぶな！と後で怒られた難曲でして（汗）語るように歌う曲だしアトノリにしてくれたけどシャンソンみたいでもあり、憧れの実力派で特に秀でておいでと思っていたクミコさんを毎日聴いて研究させていただいたものだったんです。足元にも及びませんでしたけど…orz

思いがけずお二方にお会いできた興奮で、その後の筑波大教授の貴重なお話を中で＋入れても集中して伺えず（泣）やっと集中できた最後のほうだけでもものすごく興味深かったのに～！

おともだちのきみこさん、いくつもイベントが重なってお忙しい中私がいるならと来てくださって、のちほどCDもお買い上げくださって本当にありがとう！

お名前をすべて書ききれなくて申し訳ありませんが、お目にかかった皆さん、サマビルさん、杉並光友会のみなさん、本当にありがとうございます！