今回もBGMはフリッツ・ラングによるSFの古典映画『メトロポリス』のOSTとしてジョルジオ・モロダーが書き下ろしたアルバムから「Machines」だ。
このところ臨床をしていると、電磁波の影響と思われる症状を持ったケースによく出合う。といっても、最近ことさら電磁波の影響を受ける人が増えているというわけではなく、私がそういう方向で人の体を見るようになったから、それに気づくようになった、ということだろう。
それも自分でスマホを使うようになって、体の不調を感じたことがキッカケだった。
これまで私は、もちろん電磁波についても調べていたし、自分は並の治療家以上に幅広い視点から人の体の状態を捉えられていると思っていた。けれども、全然そうじゃなかった。例えば電磁波についても、見てはいたが薄っぺらにしか見てはいなかったのだ。
人の体というのは、多分とてつもなく複雑なものなのだ。我々が一般に想像するよりも遙かに。ただ治療業というのは「治れば勝ち(注)」のような世界なので、多くの場合はそこまで深く考えないだけのことで。
この1年で、そういうことを思い知らされた。まあ毎月のスマホ料金も無駄ではなかった、ということだ。
なので人様のことを批判するのは本意ではないが、「全ての病気の原因は○○だ」などと言っている人を見ると、「この人はこういう切り口でしか体のことを見られないんだ」というふうに感じてしまうのだ。
(注)何をもって「治った」と言えるのかは、とても難しい問題だ。痛みが取れたから治った? 可動域が広がったから治った? 脈が整ったから治った? 脚長が揃ったから治った? 頭蓋の動きが正常化したから治った? 固さが取れたから治った?…どこまでいっても結局は「俺が治ったと言ってるから治ったんだよ」的な曖昧でよくわからない世界なのだ。
さて、私は「携帯端末による電磁の影響 3」で脳室について書いた。ここに改めて引用すると
ネットで調べると、スマホと首コリに関する記事はいくつも見つかる。それらに共通しているのは、「スマホを使っている時の下を向いた姿勢が首のコリをもたらすので、同じ姿勢を長い時間続けないように」というものだが、ハッキリ言ってバカげてる。私はスマホを使うのと同じ姿勢で、スマホを使うよりずっと長い時間、本を読んでいるが、これまでそれで首コリを感じたことはなかったからだ。
これだけで、首コリの原因は姿勢にあるのではないことがわかる。では何が首コリをもたらすのか?
それを調べた結果わかったのが、
・スマホの電磁波は脳内の第3脳室や第4脳室に異常をもたらすこと
・第3脳室の異常は胸鎖乳突筋や斜角筋群、第4脳室の異常は後頚筋群の異常として現れること
である。
つまり、首コリが生じるのは第3脳室や第4脳室の異常によるもので、決して姿勢が原因ではなかったのだ。
「携帯端末による電磁の影響 2」ではツボを使ってその影響を軽減させる方法を書いたが、自分の体で試している限り、それだけでは脳室の問題は取れない。
それを取るにはセルフでもいいので、クラニオが有効だ。
…ということは既に「2」に書いているので、ここでは別法を。
脳室のある辺りが結節点になるように、8の字(あるいは∞マーク)を描くようにイメージングするのである。なお、8の字は矢状面、前額面、水平面の3次元で描く必要がある。
この8の字はキネシオロジーの世界では重要な意味を持っている。以前、AP(アプライド・フィジオロジー)のミニ・セミナーに参加した時も、人体のさまざまな部位に現れる8の字の流れを描いた図をもらった。APには8の字を使ったテクニックもあったと思う(私の記憶違いでなければ)。
今回はその応用として、脳室に対する電磁波の影響を取る8の字を使い方を紹介して、この文章を終わることにする。
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