金粉をふんだんに引いた下地に馬上の武士!小型お盆
広蓋の「打出の小槌の図」(小槌の部分を盛り上がっている)
父は《砥の粉と膠(ニカワ)》で立体性を出した。と何回か話し
てくれていた。広辞苑から砥の粉の利用法に(漆器の塗下地用
としても使う。)
父が亡くなってから、蒔絵師の道具一式を、漆芸家養成所へ寄付
させて頂きました。その師匠格の先生から、吉田武治氏は神坂祐
吉氏の教えを継がれた事を存じ上げておりますと、下記資料をお礼
と一緒に頂きました。師匠の神坂氏は京都市章を考案者でもあり
神坂祐吉物語の映画も創られた。と父からも聞いておりました。
現在の住まい玄関に飾っている螺鈿の「残雪富士の図」父・武治は
出来映えが気に入らぬと言って、破棄する寸前に私が頂くと、もら
ったものです。このたぐいの額入り蒔絵は晩年せっせと完成させて
人様に贈呈ばかりしておりました。教え子の仲人の際にはお目出度
い「鶴と松」とか「朱竹」「富士山」等を創ってくれました。
※螺鈿(らでん)鸚鵡貝・夜光貝・鮑貝・喋貝などの真珠光を放つ
部分をとって薄片とし、種々の形に切って漆器あるいは木地などの
面にはめ込んで装飾とするもの。紫緑色を帯びて美麗。青貝・螺鈿
貝摺りとも言う。奈良・平安時代盛行とある。
大阪貝塚方面へ夜光貝の殻を買いに行き、出来合いの木製菓子器に貝
を埋めて二男荘治にと、プレゼントしてくれました。兄へも、全部で
たしか5つ程創ってプレゼントしていました。忍耐はもちろん根の要
る作業で、私などには気の遠くなるような仕事振りでした。父は丑年
母美江子さんが 父のことを ”こって牛 ”なんだから・・と
家紋です! 『 丸に蔦(ツタ) 』と言うのです。
確か結納の際、使いましたかねー?
【歩きメモ】
11587歩・8.69km・1h53m・76.4g・2122kcal
日記風川柳
「雪解けで 根雪にならず 滋賀の街」「北国は 昼でも暗い 雪の中」
「真っ白で 蓬莱山が 厚化粧」「奥琵琶湖 湖面に降りる 鉛色」
-1年前今日のブログ-
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