
新暦1月19日。
旧暦では、12月、師走の朔(ついたち)。
2006年の文月の後に閏月がひと月入ったから、
このところは、旧暦と実際の季節との間にギャップが大きいなあ。
とにかく。
月はまた、満ち始める。
---
今日は、また、「土用丑の日」。
そう、冬にも、「土用」も「丑の日」もある。
二十四節気では、今は、小寒。
---
けれども。
今年は世界的にひどく暖かで。
暖冬お見舞い申し上げます。
ヨーロッパ・アルプスでは、「1300年ぶりの暖冬」で、積雪も例年の3分の1、だとか。
ロシアでは、シベリアでさえロシア特有の「マローズ(寒波)」が来ないそう。
モスクワ周辺の森や公園では1月初めにきのこ狩り、とか。
動物園のクマさんは、冬眠できずにいるらしい。
日本でも。
寒くない。
お山のクマくんたちは、どうだ???
京都では、2ヶ月早いタンポポが咲いた。
日本も、東京近郊も、暖か。
早くもスギ花粉が飛び始めたそうだ。
そう言えば。
雨上がりの木々には。
早い春が見えてきた。
いつもの道のあじさい。
ハクモクレン。
沈丁花。
今年の桜はあまり咲かないかな。
梅はどうだ?
---
うんざりするような、「暖冬」・「異常気象」のニュースを聞きながら。
空をみながら、日日を眺めながら、いつもの道を歩きながら。
ふと、足を止めて。
それがそうであれ、僕らがどうであれ、変わらずに巡りきて巡りゆく、季節を思っている。
---
さて。
朝起きて、顔を洗う。
そこそこに冷たい、東京郊外の、水道の水。
明後日からは、いよいよ「大寒」。
冬は冬らしく。
ピキンと冷えて欲しいもの。
僕も。
冬は冬らしく。
身心ともにピリッと清めて。
必ず来るだろう、春を迎えたいもの。
---
みなさんも。
季節がどうあれ。
日日是好日。
よい旅を…。
***
BLOGのサブタイトル、替えておきます:
冬は冬らしく ヒトは動物らしく 回るこの星の上 巡りゆく時の中 …街や自然・日々や旅・季節や未来を見つめるblogです…
***
今後とも、どうぞよろしく…。
kuu
関連記事:
冬の「土用丑の日」には、何を食べる!?
【アーカイヴ】 クマよ。
【NEWS】2007年、日本で、ヒトはクマを大虐殺した
「コモン・センス」 1 ヒトは、動物である。
【質問】環境問題は本当に「問題」なのか?
冬至2006 キャンドルを消して想う ~ ヒト破レテモ 山河アレ!!!
小寒 ~寒中見舞い2006 マイ歳時記
大寒2005 ~マイ歳時記 月 薄氷 寒稽古 梅の花
懺悔文 ~カミング・アウトのすすめ
霜月2005 ~時空の旅、いま・ここ
What a fine day! ~地球の上に生きる
暖冬にはそれなりに~!笑
それが百姓です。
雪がちらほら、ささっと降ってもうやんでしまいましたが、ようやく刺すような冷たさ。
今晩は、真冬用のお布団を出そうかな。
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
グリーティングカードありがとうございました。
今年もよろしくお願いします。
>冬らしく?????
>暖冬にはそれなりに~!笑
>それが百姓です。
全くですね。
そういうご指摘は嬉しいです。
書きながら、そのこと、考えていましたから。
「百姓」とは何か。
それには、いろんな考えがあるでしょうね。
コメント、ありがとうございました。
---
一方で。
たとえば、僕の畑では、今年は冬にかけて野菜が結構獲れました。
けれども、森のクマさんは眠れずにいます。
たとえば、チベット高原では。
今まで特定の種類の穀物しか獲れなかったのが、
今では、暖地の野菜が育つように。
それは喜んでいいのだろうか?
自分の都合しか考えないひとには、なりたくないものです。
僕にとっての「百姓」とは、自然の中に生かされる暮らしを営むことの出来る人、です。
***
なににつけ、目付けと構えが、大切である。
***
http://blog.goo.ne.jp/so-kuu/e/04ed97d4fa212a675b41d6e697bbea4e
裏高尾の、大寒の空気が伝わってくるようです。
リアルな便りを、ありがとうございます。
冬が寒いことを祝える気持ち。
大切にしたいものです。
この先、この星がどこに向かって旅をしても。
旧年中はお世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願いします。
なんて言われりゃ。
誰だって、
「そりゃ、当たり前、わかってるさ。」
なんて返すだろ。
でも。
それで、このざまさ。
***
公開!【映画】 An Inconvenient Truth 不都合な真実
http://blog.goo.ne.jp/so-kuu/e/8244e10583cc9dad01136779ece88709
***