My Favorite Things

写真、舞台、Jazz、バーボン、星空 等々。
私のお気に入りです。

ジーザス・クライスト=スーパースター ジャポネスク・バージョン

2007年07月08日 20時12分51秒 | 観劇

観劇の予定も無かった7月最初の日曜は、チケット予約で始まりました。
9月のシアターコクーン、『ドラクル ーGod Fearing Draculー 』の一般販売です。
予想に反して、すんなりチケットが確保でき、しかもコクーンの抽選予約よりも良席が取れたのには、嬉しいながらもちょっと複雑なものが。
来週は、四季の『ウエストサイド物語』の先行が控えていて、今月はもう一頑張りです。
内容は解っていても、生のミュージカルを観たことはないので、どんな舞台が観られるのか楽しみです。
チケットが確保できたので、引き取りも兼ねてカメラ片手に外出です。
歌舞伎座の発券機を利用するつもりで銀座を目指していたのですが、東京を出て気付いたら乗車していたのは京浜東北線の快速。
有楽町を通過して、次の停車駅は浜松町。時刻は、13時前。
駄目もとで、四季劇場・秋へ。
運良く?チケットを入手し、劇場へ。
今回は、ユダ役が芝さんからキム・スンラさんに。
マリア役が木村花代さんから高木美果さんに変わっていました。
キムさんのユダ、1曲目はちょっと物足りなさにも似た印象が。
芝さんの圧倒的なインパクトが強すぎるので、そんな印象になったのでしょうね。
それも最初だけで、歌声や表情や芝居にどんどん引き込まれていきました。
芝さんとキム・スンラさん、好みにもよるのでしょうが、私の中では高井さんのファントムと佐野さんのファントムの違いのような位置付けになりそうです。
マグダラのマリアは、歌声は木村さんの方が好みですが、高木さんも声量が豊かで素晴らしいですね。
クリスティーヌを演じている姿も、観てみたくなります。
前回の席が上手の通路脇で、今回は下手の通路脇。
見る位置の違いもあるのでしょうが、マリアが水でジーザスを労るシーンは木村さんの寄り添う姿と手の表現がとても印象深かったのですが、高木さんのはあっさりとした印象で意外でした。
ジーザスの柳瀬さんやピラトの村さんは、相変わらず素晴らしいですね。
ヘロデ王のあの姿を見ていると、2月のコクーンで観た『ひばり』のシャルルもこんな姿になるのかななどと、ふと頭に浮かんできてしまいました。
そんな中で、アンナスを演じている明戸さんが、私のイメージの中では今一つなのですが、いかがなものでしょうね?
今日の舞台、キャストの違いなのか、2度目で余裕が出来たためか、後半は気持ちがどっぷりと移っていて、ずっと涙目の状態でした。
予定外の舞台は、大満足の1本となりました。
14日、3度目となるチケットでジャポネスク・バージョンがラストとなりますが、どんな舞台が観られるのか楽しみです。

帰り道、忘れずに歌舞伎座に立ち寄り、チケットを発券してきましたが、歌舞伎座の前は沢山の人が。

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七月大歌舞伎、NINAGAWA十二夜の観劇に訪れた人達のようです。
梅雨の晴れ間に、歌舞伎座の白壁が印象的でした。
下旬には、こちらも観劇予定です。