あなたとぼく

四捨五入して30になる年齢になったけど、脳内の中二を大切にしているブログ。
素っ裸で走りまわれる限りつづけます。

タイトル未定(仮)

2010年06月30日 | Weblog
泣いた

ほしいもの

残念ながらサッカー日本代表は負けてしまった。私はもちろん、家で、一人で、お酒を飲みながら応援していた。試合終了後はもぬけの殻で今日の会社もギリギリだった。90分で試合が決着すればそんなことにはならなかったはずだけれど、決戦は延長戦でも勝負がつかずにPK(パンチキック同時押し)戦に突入したおかげで、私のピッチもどんどん上がってしまった。部屋には缶ビールの空き缶と焼酎の空き瓶が転がっていた、誰だ私のピッチに物を投げ込んだのは。

酔っ払った私は日本の敗退を見届けたあと人知れず涙を流した。家に一人でいたのだから誰にも気が疲れるわけはない。そしてtwitterで意味不明なことをつぶやいて寝た。

私がここまでサッカーに夢中になるのは 、私がサッカー少年だったこともあるし、水面下で日本代表に召集されかけていたはずだからということもある。監督の通訳というポジションだったけれど、私は日常会話程度の東京弁力レベルだったので断腸の思いで断った。母国語はうん語(こ)。

何より今回熱狂できたのは見る映像が地上デジタルに変わったからである。今まで3月に新しい地上デジタル対応の液晶テレビを手に入れたものの、アパートが地デジ対応していなくてアナログ放送を見ていた。そんなもん、新幹線のチケット買って各駅停車に乗るようなもんだし、水嶋ヒロが風俗に行くようなもんだろう。開幕前のテストマッチなど、アナログで見ていたから応援にも身が入らなかったし、岡田監督の顔色もすぐれないように見えた。

アパートの外壁工事が始まり、騒音ごめんねのチラシと一緒にポストに入れられた工事スケジュールは私の血を滾らせた。地デジアンテナの設置も日程に含まれていたのだ。スケジュールによるとアンテナ設置完了は6月10日でワールドカップ本大会に間に合うというハットトリックな仕事ぶり。

しかし工事日以降、待てど暮らせどデジタル設定が終わらない。終わらないというか設定を行おうとしてもアンテナを認知しないようだ。初地デジで設定に難を残すプレイヤーとはいえ、デジタルのボタンを押せば何かしらのリアクションをするもんだと思っていた私に、テレビは冷たく接する。アンテナが正しく設置されているか確認してくださいとか言い出す始末、私は職人さんが丹精込めて設置してくれたアンテナを疑う汚い心なんか持ち合わせていないし、どこにアンテナがあるかわからない。そもそも上の階に行って不審者と間違われたらどうするんだ。

私は仕方なくグループリーグをアナログで応援し、大家から連絡が来るのを待つことにしたが、一向に大家からの連絡は来ずに工事が終了してしまった。一体どうなっているんだろうか、もしかしたら集合住宅のアンテナには数量制限があって、どこかの部屋でテレビ二台設置してたら私はデジタルを受信できないんじゃないだろうか。そう思いながら応援する日本代表はものすごく調子が良さそうで、決勝トーナメントに進出した。アナログなのに岡田監督の顔色もよく見えたから、ひょっとしたらこっちがデジタルじゃないかとさえ思った。

しかし、パラグアイ戦を前にした週末、友人が家にやってきたとき、地デジが見られないことを告げるとテレビの裏側を確認した。その結果、私が接続していたのはアナログ用の端子で、デジタルを見るにはデジタル用の端子に接続しなければいけなかったのだ。するとどうだろう。みるみる画面がクリアに、目ざわりだったアナログの文字が消え、テレビ朝日が5チャンネルに変わった。ものすごく初歩的なことって案外見失いがちである。

そうしてきれいなデジタル映像で見たパラグアイ戦で日本は惜しくも負けた。デジタルで見た私のせいであるのは間違いない。

お疲れ様です

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軽犯罪

2010年06月29日 | Weblog
寝不足だろ

ほしいもの

先日近所のすき屋に行った。
近所といってもそこまで近いわけではなく、TSUTAYAに用事でもなければ行かない。本当は近所にある松屋によく行くんだけど、それでも私が心に決めた牛丼屋はすき屋だけだから、時間と用事があればすき屋に行く。

熾烈な値下げ戦争やらで大変な牛丼業界にあって、勝ち組のすき屋だけれど、本当に私個人の評価でもすき屋はぶっちぎりの一位である。強盗にまで人気で、「強盗100人に聞きました、あなたが一番強盗したい牛丼屋は?」のアンケートでもぶっちぎりなのが不憫でならない。

私のすき屋に対する情熱は過去のエントリを確認してもらうとして、久しぶりのすき屋で貴重な体験をしたので得もりボードで解説します。

久しぶりのすき屋店内。カウンターにテーブルが5席ほど。お昼時もすぎていたので店内は割とすいている。カウンターにズッコケ三人組みたいな工事現場のおじちゃんたち。その他、「すき屋が好きや!」という駄洒落を言いそうなおっさんもいた。テーブル席には家族連れと大学生くらいのグループ。

もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、うな丼如きで普段来てないすき家に来てんじゃねーよ、ボケが。

って違う牛丼屋の話になるところだった。
すき家に、殺伐な雰囲気は求めてない。CMにも家族連れが出演しているし、テーブルがいくつも置いてある時点で、ここはファミレスなんだ。そんなわけで注文をして10秒で牛丼が到着。私くらいの人間になると、何を注文したら手間がかからなくてすむか瞬時に判断することが可能である。そしてほぼ毎回ただの牛丼を頼むはめになる。もちろんつゆだくなんて言わない。得意げな顔して何が、つゆだくで、だ。お前は本当につゆだくを食いたいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。

また脱線してしまった。ズッコケ三人組の一人がトイレに立った。ゆっくりトイレへ行けることもすき屋のいいところである。すると三人組の二人がのそのそと腰を上げ始め、レジに向かっていった。仲良しズッコケ三人組だと思ったのに、一人置いてかえるとは薄情なとも思ったが大の大人が大(便)を待ってもらうのも恥ずかしいのだろう。

用を足したおっさんがトイレから出てきて、手を洗う。洗面所というか手を洗う所はトイレの外側で、いわば店内である。おっさんは蛇口をひねりすぎたのか水浸しになったようだ。こんな小学生いる。そして手を拭きながら席の方に戻ると仲間がいないことに気がついて、そのまま出口の方へ歩いていく。「水がドバーって強いんだよ」ってヘラヘラ笑いながら店の外へ出て行った。

先に出て行った他の仲間の食器を下げていた店員が不思議そうに伝票を手にバイト仲間に助けを求める。あまりにも堂々とした食い逃げである。私の目の前で、3億円事件にもひけをとらない堂々とした完全犯罪が繰り広げられたのだ。頑張れ、店員。今すぐ追いかければなんとかなるはずだ。

「あーあ、やられちゃったか」

軽い。軽いよ。こうしてみすみす食い逃げという犯罪を放置してしまったバイトリーダーの顔を見ていると、こりゃ強盗も入るよ、と思わずにはいられなかった。

食い逃げ太郎は日本代表を応援しています

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にわか増殖中

2010年06月21日 | Weblog
1名の生存を確認しました

ほしいもの

幸か不幸か、心配していた人がいたかいないか全く持って定かではないけれど、残念ながら生きていた。前回更新したのが今月の9日で、10日以上経ってしまった。長いこと会話がないとぎこちなくなる男女関係のよろしく、久方ぶりのブログ更新、何を書いたらいいか全く思い浮かばない。照れて赤くなっている25歳男性を思い浮かべて萌え死ね。

というわけで、ブログ更新できなかった理由や、その間やっていたことなどを報告する。特に興味がない人も、全く興味がない人も、耳を傾けてほしい。

私の消息が途絶えた一番の要因は体調を崩していたことに他ならない。おかげで本大会に出場するかどうか注目されていたけれど、様子をみながら出場することにした。大会前の練習試合で相手に骨折させられたけれど、不屈の闘志で試合に出ているドロなんとかには負けられない。体調と相談しながらワールドカップの舞台でベンチを温めているのが現状。みんな夜更かししてでも私の応援をしてくれると元気でる気がする。あと、決勝トーナメント進出を想定して、イタリア対ニュージーランドの放送を見ているんだけど、解説がイライラする。

それ以外だと、いい年した家出少年(つーか青年)をかくまったり、会社の飲み会というサラリーマンの試練にも参加させられたりした。あと、出張というか左遷みたいな憂き目にもあった。日帰り左遷だったけれど、久しぶりに飛行機に乗ったので疲れた。

そんなこんなで、私だってカスなりに必死に生きているんだから、みんなも必死に生きてほしい。社会に出て3年目、まだ3年なんだけれど、30年にも感じるし(30年生きてないけど)、今のままでは将来が見えない。地元帰ろうかな。そして叫ぶのだ、我に光(回線)を!

親の脛と光回線さえあれば生きていけるんだぜ。

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目撃ズドン

2010年06月09日 | Weblog
ひさしぶり

ほしいもの

先日、高校時代の友人に久しぶりに出会った。出会ったというか一方的に目撃されていた。

私が会社から帰宅し、家でいつもの通り次の総理大臣をあみだくじで選ぶ儀式を行っていたら鳴らないはずの携帯電話が鳴った。久方ぶりのメール受信にあわてて周りを見回し、隠しカメラがないことを確認しメールを読み上げた。

「久しぶり。△△です。今、○○線乗ってた?」

知らないアドレスだったので丁寧に名乗り出てくれて助かった。高校の同級生で大学卒業と同時に結婚していて、、、私の彼に対する情報はこんなものである。

ひとしきり状況の報告をすると、

「電話していい?番号教えて」

なんだかちょっと仲良くなったメル友みたいな関係が高校の同級生との間で繰り広げられているけれど、私は男子高出身であって、同級生ももちろん男性、ガッチリした元ラグビー部である。なんてわけではなく、おそらく大学卒業以来につもる話もあるのだろう、おとなしく電話番号を教えた。私は高校時代からメールアドレスは変わったが電話番号は変わっていないんだけど。

数分後に同級生から電話がかかってくる。着信画面に表示されたのは高校時代に登録した彼の名前が表示された。私は彼の電話番号は保存してあったわけである。話をしていてわかったのだけれど、彼は私の電話番号もアドレスも知らず、数人の友人に聞いたらしい。8人目くらいでようやくメールアドレスのみ手に入れることができたようで、どれだけ私はみんなの青春の1ページから削除されているんだ。ちなみに私は彼のアドレスだけ知らなかったわけだ。

話しているうちに彼や他の同級生の近況を聞く。みんな元気にやっているそうだ。同級生の一人が10年付き合った彼女と結婚した話、その二次会に誘われて久しぶりに会った友人が何人もいる話、そのどれもが私が参加していない話である。

いや、そんなことはどうでもいいんだが、彼は電車の中で座っていて私が途中から乗り合わせたらしい。声をかけようかと思ったが、混雑している車内、さらに3年という時の流れ、あまりにも薄すぎる醤油顔などの影響で断念したそうである。

大学卒業からちょっとは成長してるぞと思ったが、時は水曜日。ドキドキワクワクで胸いっぱいの少年たちが待ち望んでいる少年マガジンの発売日である。私も会社帰りはマガジンを捲ってハラハラしている口であるけれど、そこを目撃されたってことは大学どころか高校から全く変わっていない。

もっとも見られたくない場面の一つである

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魔の宅急便

2010年06月01日 | Weblog
届く

ほしいもの

先日我が家に宅配便が届いた。勘のいい読者の方はもうお気づきかもしれない。勘の鈍い婚期を逃しがちな諸兄だって、先週末からの世間のうかれっぷりから、もう察しがついているのではないだろうか。話題の、




枕が届いた。



先月フラっとでかけた先に、外だというのにベッドがいくつか置いてあったことがあった。なんでも有名ホテルなんかで使われているベッドメーカーのイベントでそうで、寝心地を体験できるらしい。さすがに有名ホテルで使われているだけあって、最高の寝心地だろうけど、外でよだれをたらたら眠りこけるわけにはいかない。イベントの係員みたいな人によかったら寝てみてくださいと甘い言葉を投げかけてきたけれど、頑なに断った。こんなに寝心地のよさそうなベッドと枕があったら私は間違いなくイベントに迷惑をかけるくらい眠りこける。掛け布団の中に入ってまで寝る。

断るとキャンペーンの案内をされた。なんでもここに来たことを証明して、簡単なアンケートに回答するだけでエントリー完了だ。ここに来たことを証明する方法はベッドの前で写メールを撮ってメールを送るだけらしい。当選者には後日メールが届く。

当たるのは有名ホテルのペア宿泊券、高級ベッド、高級枕の三種類が景品で安くなるに従い当選者が増えるという宝くじみたいな仕組みだ。当たったらどうしようと思った。有名ホテルは泊まる相手がいないし、寝るならどこで寝たって変わらない。せっかくの宿泊券だけど私はベッドではなくおそらくフカフカであろう床で寝ると思う。高級ベッドが当たったらただでさえ小さい私の部屋の主役がベッドになるに違いない。ご飯食べるのもうんこするのもベッドの上でしないと困りそうだ。

まぁ万が一当たったとしても枕くらいでいいかなと思っていたら本当に当選してしまった。当たってこういうことを言うのも申し訳ない話だけれど、残念ながら私は枕を持っていたので、ちょうど枕が欲しかった、というタイミングではなかった。残念なところで思わぬ運を使ってしまったようだ。どうせならジャンボ宝くじで使いたかった。買ってないけど。

でもせっかく当選したので使ってみようと開封した。バネが入っているらしいわりに薄っぺらい荷物が届いたので、枕カバーなんじゃねと思ったが、完全真空パックされていた。私が頼んでもいないiPadと勘違いした理由はそこにある。

買ったら数千円はするらしいので転売したら私が一週間生きていけるだけの日本円には変換するかもしれないけれど、開けてしまったのでもう膨らんじゃったし仕方ない。せっかく開けたので使ってみた。

使い心地についてここでコメントしたいのだけれど、どういうわけだか使ってる間の記憶がないんだ。

人の記憶を飛ばすなんてとんでもない枕なのは確かだ

コスモザカード オーパス