おっさんのとほほな英語(とか)挑戦記

50代おやぢの迷走英語(やら)学習記録。
英語を勉強して、夢は通訳ガイド試験
合格!?みちのりは遠い・・・

余は如何にして英語学徒となりし乎

2009-04-27 21:21:03 | 勉強法
なんで物好きにも英語を勉強してるんでしょうかね。仕事に必要な訳でなし。
定年後に海外移住を考えてる訳でもない。(自分はいいな、と密かに思っているがヨメハンは強烈な英語アレルギーであるから、論外。)

つらつら考えるにやはり青年期における英語体験なんでしょうかね。といってもガイジンさんと喋ってみたとかガールフレンドがいたとかそんな双方向のものではない。もっと切ない、叶いそうにもない片思いだった。

それはナンジャラホイといえば、洋楽なんである。ワシが高校生の頃はちょうど70年代のど真ん中、ストーンズもツエッペリンもキャリアの頂点に達していた頃だ。ストーンズやzepはもう少し前だろ、という指摘は正しいが、その頃の日本はやはり英米からは少し遅れていたのだ。情報のタイムラグが明白に存在していた。

日本の状況をもう少し詳しくいうならば、70年代中盤というのは急速に「カセットテープ」が普及した時期である。まだレンタルレコードは存在していなかったにせよ、「FMエアチェック」(懐かしいな)や、友達とレコードの貸し借りをしたりしてカセットに録音し、懸命に洋楽を吸収しようとしていた。聴きたい音楽は山ほどあるのにお小遣いは絶望的に少なかった。カセットは救いの神だった。

ワシらの少し上で洋楽を聴いてたひとたちって割とお金のある家の子が多かったんじゃないかな。ワシらの世代になるとカセットのお陰か「洋楽」がかなり身近になった頃だと思う。なにせ邦楽はアイドル歌謡曲か演歌かの極端な二者択一を迫られるのであるから、少し音楽好きなら洋楽に走るのは至極当然の行為だったのだ。高校のクラスで人気投票したら「ユーライア・ヒープ」が一番になったくらいみんな当たり前に洋楽を聴いていた。

しかし音は聴けても歌詞が分からない。日本盤は「歌詞カード」なるものをつけてくれていたがこれがかなりデタラメ極まるものであり、高校生でも「そら違うんとちゃうの」のオンパレード。ごく稀にジャケットとかに歌詞を印刷しているものがあったが、有り難かった。ビートルズの「サージェント・ペパーズ」とかキング・クリムゾンの作品とか。暗記するくらい何度も何度も歌詞を見て聴いた。いまだにそらで言えるのがあったりする。

そんななか、歌詞がかなり正確に把握できるアーティストがいた。そのころ第二の全盛期を迎えつつあったボブ・ディランだ。ディランは訳詩集が発売され、原詩も本さえ買えばほとんどが読むことができた。ミュージシャンとしてはよく分からなかったのが、歌詞に惹かれて繰り返し聴いているうちにすっかりハマってしまったのだ。(この項、続く)

フィル・スペクターとマリリン・チェンバース

2009-04-20 06:50:30 | 身辺雑事
英語の勉強はスランプ気味。つうか、いいときあったのかね。

英字新聞読んでいても面白そうな記事も見当たらないし。そんななかで、先週Japan Timesに載っていたフィル・スペクターの記事が目を惹いた。ウォール・オブ・サウンドの人だ。サウンド・オブ・ウォールだったかな?まあどっちにせよ分厚い音作りをする音楽プロデューサーだ。ああ、これがそれかいなと納得したのがジョージ・ハリソンの"Isn't it a pity"って曲だった。あと、映画「イージー・ライダー」にヤクの売人役でカメオ出演してるな。そのときの印象が強いので、いまの老いて妖怪じみた風貌の写真を見てビックリした。

奇矯な性格とエキセントリックな言動で有名だったらしいが、二級殺人罪で残りの人生を刑務所で過ごさなきゃならない見込みが強いとのこと。関係者曰く、「釈放されるのは宝くじに当たるより難しい」
大プロデューサーとして放縦な生活を送ってきたものの、自身は不幸せだったらしい。「皆オレに憧れるがオレはオレになりたくなかった」という言葉が哀しい。
自分から逃げ出したくてマニアックな音作りに走り、成功を収めたもののついに自分につかっまっちまった、というかんじなのかな。

さてこの記事の下にあったのがマリリン・チェンバースの死亡記事。名前でああ、有名なポルノ女優ね、と思い出した。30年以上ぶりに聞く名前なんだけど、記憶がプルーストの小説の如く甦ったのである。「ディープ・スロート」の女優だと思ってたら違ってた。そっちはリンダ・ラブレイスだ。こっちは"Behind the Green Door"だ。どっちも見たことないぞ。ホントだ。なんで名前を憶えていたのかよく理由がわからないが、若い頃の記憶は長続きするな。いまは部下の名前すら把握するのが難しいのに。下らないことばかり憶えてたから、脳のメモリが足らなくなってきたのかも。とほほ。

この人には思い入れはないのだが、記事で興味を惹いたのは"Marilyn Chambers Clause"というのが存在するということ。この女優さんは元モデルで、ポルノに出たころは赤ん坊を抱いた写真が石鹸箱に使われてたので、石鹸会社は回収に莫大な損失を出したとのこと。これに懲りて、これ以降モデルがアダルト誌とかに出たことがないという条項を契約に盛り込むようになったとか。Clauseって単語が一発で憶えられたぞ。やっぱ興味をそそったことはすぐ記憶できるな。

というわけで60年代後半~70年代中盤のウェストコーストロックの興亡を描いたPBを買ってみたが存外難しい。4月中に読めるかな。

わたしがCNNを見るとき

2009-04-05 18:43:45 | 身辺雑事
阪神タイガースはヤクルトに1勝2敗で開幕カード負け越し。アカンやないか。ことしもどうもダメくさい。これで今年は安心して?英語の勉強に励むことができるな。ううっ・・悲しい。

さてきょうは北朝鮮がミサイルを発射したので昼からCNNをずっと見ていた。いつも思うのだがちゃんと理解できてるのかどうなのか。何を話題にしているのかは概ね分かる。画像があるもんな。アナウンサーやアンカーが喋ってるのはいいのだが、一般人のインタビューとなると途端に何がなにやら分からなくなる。あと、数人が同時に発言したときね。

自分の聴き方は、脳内に聴き取った英文のテロップを流してそれを読んでいくという方法。別に意識してやってるわけではなくて、最初聴き始めたころさっぱり分からなかったので自然にそうなった。いいのか悪いのか分からないが(多分よくないんだろう)、この方法ではすぐに疲れるし集中力が切れるとアウトである。

全体として、目の悪いひとがメガネを外したときみたいにぼんやりと見えているだけで細部はわからない、というかんじ。いっぱい聴けば分かるようになるんだろうか。リスニング得意なひとってどうやって理解してるのかな-?

それとも自分が他人の話をあんまり聞いていない傾向があるのか。「話を聞かない男、地図が読めない女」という脳の構造の違いを書いた本があったが、確かに女性は地図を読むのが苦手みたいだ。リスニングは女性のほうが得意そうなイメージがあるがこれも関係してるのか。

ちなみにワシは地図を読むのはたいへん得意で、知らない所でも事前に地図を眺めて大体の位置関係を把握していれば道に迷うことはまずない。ということは話を聞かない男脳タイプ?小学校のときも「話を聞かない傾向があります」っていつも通知簿に書かれてたもんな~。とすればリスニングの向上はあんまり望めなさそう。とほほ。

英検再挑戦に向けて

2009-04-01 05:16:35 | 英検
4月になった。英検の対策しなくちゃなあ。

興味のおもむくまま本や新聞を読んできたけど、それだけではダメってことは前回の英検でよぉぉぉぉく分かった。もともと読書のオマケで英語力がついて1級を受けるくらいになれたのだから、それだけでも満足すりゃよさそうなものだがあと少しで取れるかもしれない。となればどうしても欲しくなるのは人情である。ワシは人情家だからな。

前回の反省と対策(いまごろかい!!)
・語彙 20/25
マグレだ。そんなボキャブラリがないことは分かっている。連動詞4つが全部正解だったのが大きいが、これはカンというかフィーリングで選んだだけで確信があったわけではない。あと完全にヤマカンで当たったのが3コ。こいつらが全部スカしてたら13点しかない。そのくせapprehendなんてサービス問題を落としてるから情けない。確実に15点を取れるようにしたい。Excelで作った単語帳を復習。

・読解 26/26
こいつは満点狙いでそのとおりとなった。というかここを1問でも落とすと他に取り柄のないワシは苦しい。そう思うと逆にプレッシャーがかかる。読解は落ち着いてかんがえれば確実に満点を取れると思うけど、エッセイに少しでも時間をかけられるよう英文を読むスピードを上げることかな。読解は英語力というよりは、紛らわしい選択肢を排除する論理的な思考力のほうが重要な気がするぞ。

・作文 12/28
どうしようかな。字をキレイに書くとかそんなことしか思いつかない。ここは放置でリスニングを頑張る方がよいのでは?と思うくらい途方に暮れている。とりあえずライティングの参考書を買わなくちゃ・・・

・リスニング 19/32
もうちょっと取れるハズなのだが・・とにかく読解とエッセイで疲れ果て。集中力が完全に切れたので、19点取れたのがむしろできすぎかもしれない。集中力を切らないようにすればもう少しいけると思うのでpodcastを漫然と聴くのではなくひとつひとつのトピックを集中して聴く訓練をせねば。

きょうからガンバル。