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Sliding Cafeマスターのブログ

TC PowerCore Compact不具合

昨日、とある曲のアレンジを終えいつものようにDigital Performer(デジパフォ)でミックス。プラグイン・エフェクトは主にTCエレクトロニックのPowerCore Compactを使用。ところが作業途中でいきなり強烈なノイズ発生。デジパフォを再起動すればまた正常に戻るも、数分後にはまた再びノイズる、デジパフォのCPUメーター振りまくりで、デジパフォさんとても辛そう。ホスト・コンピューターのCPUに負担をかけないのが売りのPowerCore Compactなのに、ホストCPUをいじめまくってどうすんじゃぁ~!それ以前にノイズ発生する時点で使いものにならんし・・・。これでは仕事にならないので、考えられるありとあらえる問題解決方法を試してみるも症状変わらず。結局、どうやらMacBook ProとPowerCore Compactの相性が良くないという結論に達する。つまりPowerCore CompactのドライバーがMacBook Proに完全対応できていないという事。mixiのPowerCoreのコミュを見たら、同様のトラブルを訴えている人が何人もいました。

MacBook Proユーザーの方でTC PowerCore Compactを導入しようとお考えの方は要注意です。というか現時点では使えません。

で、ミックスの方はMac、レコーディング機材と約半日格闘の末、別のプラグイン・エフェクトに配線替えして、なんとか無事ミックス終了。配線替えしたエフェクトというのは、実は旧型Mac(Power Mac8600/200)にインストールしてあるPro Tools(こちらも旧バージョン)。Pro Toolsをレコーダーとしてではなく、完全な外部エフェクトとして使用するというかなり特殊な使用方法。しばらくPro Toolsを使ってなかったけど、音質、エフェクトのかかり具合も最高。デジタルなのにアナログ的音質(もちろん良い意味で)。

じゃあどうしてこんな素晴らしい音質のPro Toolsを使わなくなったのかというと、これはもう完全に経済的理由。現在所有の旧バージョンから最新バージョンへのアップグレード料がハンパなく高い。もうホント有り得んほど高い。Pro Toolsといえばレコーディング業界の世界標準だから、さすが強気ですわよ。ならば、旧バージョンPro Toolsを旧型Macで使えば良いという話なんですが、旧型Macも10年以上前の型なので実際に「音を録音する」マシンとしてはちと厳しい。

という訳で、オーディオ信号の流れは少し煩雑になるけど、MacBook Pro→オーディオインターフェース→YAMAHA O2R(デジタルミキサー)→Pro Tools(旧型Mac)→アナログミキサー→マスタープロセッサー→マスターレコーダーという配線に変更。この配線にたどり着くまでは、あらゆるパターンをシュミレーションにつぐシュミレーション。ようやくこの配線に行き着いた。悩んだ甲斐あって、音質は素晴らしス。

でも本当は最新バージョンのPro Toolsにしたいというのが本音。

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