雨季だけれど鳴子温泉へ夫と出掛けた
奥の細道・芭蕉ゆかりの地を訪ねたかった
東北新幹線・古川駅から陸羽東線に乗車
まず伊達政宗ゆかりの「有備館」へ(駅名も有備館)
梅雨空の下 人影も少なく庭園はしっとりと美しい
水に映り込む睡蓮もこの季節ならばこその白さ・・清浄な世界ですね
近所の母子かしら・・池の魚に餌をまいている
この建物・有備館には庭園を睨んでいる(?)伊達政宗が・・
堂々としていますねえ
ここから3つ目の「池月駅」で降りて「あ・ら・伊達な道の駅」へ
佐様に伝授されて・・すっかり東北・「道の駅」の楽しさにハマっている私
東北ならではの産物を楽しみながら品定め・・
・・宅急便(便利ですねえ)にしてわが家へ
帰宅してからが また楽しみとなり・・旅は良きかな
さてこの後は
鳴子温泉駅から鳴子峡方面へ出掛けて芭蕉に想いを馳せることに・・
一句
・・良き友の 旅を想いつ 新茶かな・・
初夏の句といえば「目には青葉 やまほととぎす 初鰹」
・・初鰹もよいけれど
やはり高原では
カッコウの遠い声にやまほととぎすのキリッとした声が聴こえてきて
渡る風に「新茶」の薄緑が思われる
淡々としているようで深みのある爽やかな人
・・私もそうありたい
八幡平樹海ラインを行く
山の風景に
過ぎし日岩手山を遠望しながら山頂を歩いたあれこれが懐かしく思い出される
爽やかな山頂にある小さな沼・ガマ沼は
硫黄成分が溶け込んでいての碧がかった美しく青い色だった
そして
その水に染まったような瑠璃色の糸トンボが群れをつくっていた
・・浮き世での哀しみも遠い夢に思える天上でのひと時だった
今夜の宿へ
途中「松川地熱発電所」に立ち寄る
発電はまさに地熱のエネルギーからのみという
走行中 雷雨と雹に見舞われたけれど流石に山のは激しい
・・コテージに到着するころは小やみに・・
すっかり晴れ上がったバルコニーで望んだ岩手山の残照
晴れ上がった夜は満天の星空
・・東京では絶対見られない北斗七星!などなど・・感激!!
翌朝は快晴
残雪輝く岩手山
帰路は新花巻駅へ
花巻市の三熊野神社に立ち寄る
同じく重要文化財の「毘沙門天」は宝物殿に納められている
脇の阿弥陀如来の優しいお顔が印象的
境内には約300年前から伝わる有名な泣き相撲の土俵もある
幼子の成長を祈願する神事
氏子の長男を向かい合わせ・・先に泣いたら負けという
帰路の東北新幹線の窓越しから臨んだ豊かに水も張られた早苗田
皆様
いろいろお話しもできて楽しい楽しい旅を今度も有難う
女子高校時代からの親友がご自分のファミリー旅行に毎年誘ってくださる
八幡平へ・・まだこんなに雪が
前泊は秋田の湯瀬温泉・・十和田湖と八幡平のおよそ中間に位置している
盛岡から花輪線(初めて乗った)で安比高原を過ぎた湯瀬温泉駅に降りる
宿にボストンバッグを置いて湯瀬渓谷を散策
湯瀬渓谷(京子さん 写真をお借りしますね)
2日目・・八幡平へ「T」さんの運転でドライブ
まず八幡沼を散策
青森トドマツの原始林と湿原に囲まれた火山湖・八幡沼
水芭蕉が咲いていた
エゾのリュウキンカも
山頂の見晴らし台へ
残雪がたくさんあってスキーを楽しむ人たちも
雪原?に立って
思いがけない雪風景に満足して
八幡平樹海ラインを行き今夜の宿へ向かう・・次ページにアップ