眉間に皺Blog

潮路(しおじ)と申します。
人生最高に太ってるはずなのに、腹筋割れてきた気がしますorz
ピラティス効果かしら?

バックアップ取ったよ。

2006-01-31 17:12:12 | Weblog
やっと重い腰を上げて、アドアのバックアップを取りました。
やり遂げた~という感覚と、2月の末で他の方の日記も読めなくなるのねーという寂しさで、
複雑な気持ちです。


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先日、母が電話で「2月にそっち(潮路家)に行ってもいいって言ってたけどいつがいい?」と聞いてきた。


・・・はっ!?私、そんな約束したんっすか!??
全然、覚えてない…。



私、何かにハメられてる!?(苦笑)
ってことは無くて、多分言ったんでしょう。
母も私に頼めば嫌と言えないとこを突いて頼んできたんだろうと思う。

こうも、昔自分が社交辞令で言った事で追い込まれるなら、
もうヘタな事は言うまいと思った。
今年のテーマは「口は災いの元。相手が悲しもうが怒ろうが無責任な約束はしない。」で決まり。
安請け合いして後で断る方が信用無くなるのに、ついその場しのぎの事言っちゃうんだよねー。
反省。

とにかく、来てもいいと言ったのは私自身なので(記憶無いけど)、
ここはひとつ、自分のケツは自分で拭こうと思う…。
(ちょっと旦那にも拭いてもらう。苦笑)


母、節分に我が家に来訪決定ー!!


・・・・。



頑張ります。
何しに来るんだか。
我が家の暮らし振りをチェックに来るのかしら?
あーヤダヤダ。
だいたい、3月には法事もあるのに
何でまた月一で顔合わせなならんかね。
3月の法事は日帰りで決定~!!
ついでに私の住む地方には無い化粧品カウンターに寄るでもしないと、気が滅入るよ。


この時期は死んだ父の事を思い出して、母も寂しいのかねぇ。
その母を相手にするのが毎年気が重いです。
冬場はセロトニンも不足するしねー。

ま、面倒くさくなったら、丸かぶりの太巻きでも食って黙っていようと思います。
明石でうまい穴子を買ってきてくれるそうな。
それで、良しとしましょう。


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今クールのテレビドラマで私がオススメなのが日テレ・水曜10時の「神はサイコロを振らない」です。

実は初回を見逃したのですが、第2回観てかなりハマりました。

何より、主役キャスティングが秀逸。
見た目・コネ先行のキャスティングが多い中、実力派・小林聡美を起用したのが素晴らしい。
派手さは無いものの、大人の女性の気品を感じます。
脇を固める役者さんも私好みの方ばかり♪
演技力に関して何の違和感も無いから、安心してストーリーにのめりこめる。
SFドラマにありがちな陳腐さが無く、むしろ心にジーンとくるハートフルなドラマの予感♪


「白夜行」や「けもの道」「相棒」も押さえてますが、
「神はサイコロを振らない」オススメです。

久々、ピザを作る

2006-01-24 22:05:38 | 食いしん坊
去年のクリスマスに手作りケーキを失敗してから、
粉物の料理は敬遠してたのですが、失敗が一番少ない薄焼きピザを作りました。

本当は手作りピザならパン生地の方が香ばしくて
家庭用オーブンでも、台もしっかり焼き上がって美味しいのですが、
何せ作る時、板に打ちつけてこねなければいけないので、
下の階にすんごい音が響いてご迷惑なので、控えています。
薄焼き生地ならコネコネこねるだけで音はしないので、集合住宅向き。
でも、どうしても石釜のように中央までパリッとはしないけど。
ピザ生地は一長一短なのです。

ピザ自体、久し振りに作るのですが、夫婦分業がすでに確立してるので、
職人のように(苦笑)、スムーズにできあがりました。

↓あんまり見た目は良くないのですが、美味かったです♪

ピザ


白ワインを飲みつつ、楽しい夕食でした。

次の日には焼酎と買ってきた鴨ロースト。
焼酎はもちろん、長崎旅行の自分達用土産、じゃがたらお春と、
ANAの機内紙の広告で知ったそば100%の焼酎、十割。
お湯割りでいただきました。
焼酎はその角が立ったアルコール感が苦手だったのですが、
牛乳酎に始まり、ロック、プーアル茶酎、お湯割り+梅干と試し、
この旅行でシンプルなお湯割りに開眼。

飲み過ぎ?

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先日、彩雲を見ましたのでUPします。
どんな気象条件で見られるか分からないんですが、
一生のうちで2回目の遭遇です。

↓クリックすると彩雲部分がアップになります。

彩雲・オレンジ

写真の左端、下側にある光った場所です。
実際はもっと綺麗に見えたのですが、
何せ彩雲自体の寿命はせいぜい数分くらいなので
ベストショットとは言いがたいですが、こんなんもありますよという事で。

今回はオレンジ色っぽい彩雲でしたが、以前見た彩雲は緑色でした。

彩雲・緑

いつか、虹色のごっつい七色の彩雲を見たいもんです。

潮路式年末年始・9

2006-01-22 19:23:49 | 旅行
風が強く、寒さが厳しかった長崎。
高速を走り始めるとすっきり晴れ間が見えてきました。
しかしながら、福岡方向はどんよりと曇り、嫌な予感。
旦那には注意をうながす。
母は「晴れてよかったねー!雪降ったら大変だものねー。」などと言っている。

車は猛スピードで移動してるのだよ、母よ。

予想通り雲行きが怪しくなってきたので、
鳥栖jct.手前のSAにて情報収集及び作戦会議を開く。

私はハイウェイサービスのカウンターにて道路情報のモニターを見て愕然。


大宰府インターから八幡インターまで雪による通行止め!!


がーん!!!

すると、カウンターの美人のナビゲーターさんが私に歩み寄ってきて一言。
「もう少しで通行止め解除になります~♪」との事。
あんた女神に見えるよ(苦笑)。

話によると、その日の午前11時から雪によるその付近の通行止めが続いていたらしい。
午前11時といえば、長崎市内に向かっていた頃。
実を言うと、雪を心配してどこも行かず、すぐ帰ろうという案も出ていたのだ。

何と今日はグットタイミングな日♪

そのSAを出て、ハイウェイラジオや道路情報の掲示板などをチェックしつつ進む。
母もそろそろ事の次第を把握してきたらしく、
携帯にて走っている地域の天気予報を調べ始める。

鳥栖jct.を越えると雪が激しくなってきて、ノーマルタイヤなウチの車は危険信号。
しかしながら、融雪剤の効果か今のところグリップはある模様。
通行止めだった場所も80km/h規制で無事通過。
雪の中、安定した走行が続きます。

九州自動車道の福智山トンネルを抜けたところで激しい雪に遭遇!!
どうやらまだ融雪剤はまだ巻かれて無いよう。
周りの車との奇妙な連帯感と緊張感を感じながら、時速50km/hほどで徐行。
小倉南ICからはすでに融雪剤は巻かれているようで、走行が安定しました。

この雪で足止めされて、母が新幹線で帰れないといけないので、
一旦降りて母を新幹線に乗せようと画策するも、
大宰府より博多駅、小倉南より小倉駅、ともに雪にてスルーする事に。

以後は降り始めから時間が経っているのか、融雪剤も巻かれ道路状況はいいようだ。
その後山陽自動車道に入ってからも50km/h規制は出ているものの、
九州の頃よりもむしろ道路状況は良く、
母を小郡にて降ろし新山口駅より新幹線に乗せる事に成功。

ここで、今日は我が家で一泊するはずだった両親が「直接帰る」と言い出す。
その時間からだと、旦那の両親宅には午前2時前になる模様。
引き止めたが、雪がひどくなると、さらに帰れなくなってしまうから、
一気に帰ってしまうとの事。
タフな皆様。

という事で、ふたたび高速に乗り、帰路についてほどなくそれは現れました。



「トンネル内事故~!!?」


今まで、トンネル入り口の情報板にはたいてい「トンネル出口凍結注意」みたいな
当たり障りの無い表示しか出ていなかったのに、
いきなりの事故表示。

ナビも母の世話も終わり、少し寝かせてもらおうとしてた私、大声で叫ぶ。
旦那、冷静に状況を把握しながら、トンネル進入。
すると…、


追い越し車線でおじさんが何か叫んでるー!!(号泣)


ハザードを出し、走行車線を徐行していると、


追越車線で2台の車が

事故ってる~!!(滝涙)


追突事故か?と思われるも、右側のトンネルの壁が数枚外れていて、
車に乗っていたらしき女性が、呆然と立ち尽くしている。
まだ、ハイウェイパトロールは到着していない模様。
緊急電話のそばに、トンネル内事故を知らせるボタンでもあるのだろうか、
それとも集中管理センターから緊急に信号が送られてきたのか。

それにしてもこの旅行は、事故目撃に始まり、事故目撃に終わった気がする。
しかも、どちらも交通規制前の、本当に事故直後の目撃だった。
前後何分かずれていたら、確実に事故に絡んでいたはず。
改めて、安全運転を旦那と確認する。

我が家の最寄のICにて旦那の両親と別れ、無事帰宅。
翌朝には雪が積もっていました。

旦那の両親、ナイス判断♪
結局、午前2時頃無事着いた模様。



その後、お義父さんはしばらく風邪気味の模様。
グラバー邸で体を冷やしたからじゃないかと、少し心配。
お義母さんは、早速社会人講座を受けるなど、元気に意欲的。

母とはその後メールのやり取りのみ。
冷却期間を置いた後、またアホ母娘のバトルを繰り広げる予定。

旦那と私は、家族旅行の大仕事を終え、
まったりと着実に増量中…(体重が)




これにて、潮路式年末年始、完結でございます~。
お付き合いありがとうございました!

潮路式年末年始・8

2006-01-20 20:04:07 | 旅行
いよいよ、旅行も最終日。
周りを山に囲まれて小さなくぼ地にある雲仙温泉。
朝7時を過ぎても、まだまだ薄暗く朝食の時間まであと少しのところで目が覚めた。
私は顔洗って、浴衣に羽織を着て5分で身支度朝ごはんを食べに朝食会場に行きます。

今回の宿泊での夕食は自分達が泊まっている部屋とは別に
夕食専用のお部屋を旅館が用意してくれた。
自分達が泊まっているすぐ隣の部屋がそう。
部屋で仲居さんが寝床の準備などしてる横で隠れながら着替えたり、
荷物が散らかってるのを片付けるため、食事の準備を待ってもらったり
そういった煩雑さが無く、効率がすごく良かった。
結構、これは当たり前なんだろうか?
きっと、キッチキチの満室だったらこうは行かないだろうから、
やはり年越しよりも正月明けの日程にして良かったと実感。

朝ご飯の最中に激しく雪が降り出しました。
ちなみに我が家の車はノーマルタイヤ(無謀)。
旦那の両親の車はスタッドレスなのでひとまず問題なし。
いざとなればいきなりチェーンを巻いての走行を覚悟する。

あわただしく、下山の準備をしロビーを後にする。
雪が降りしきる中、仲居さんの頭に雪が積もってる!
早く出発して、仲居さんを建物に入れてあげなければ。
そんな感じで、名残惜しさを味わう暇も無く車を走らせます。

路面は振り出した雪で粉砂糖を振りかけたような状態。
雪が降った朝は急いで、融雪剤を撒くらしい。
山の上の温泉ならではの心遣いに感謝。
標高が下がるとその雪もおさまりました。
霧氷が見られるという展望台に続く有料道路はチェーン無しでは無理な程、
激しく凍結してました。ふー、やばいやばい。

そして、トラブル無く下山した後、
小浜温泉で湯せんぺい(生地に温泉が入っている。炭酸せんべいに似た感じ。ウマー)を買い
その後、島原半島で評判のカステラ専門店に向かいます。
そこは小浜側の湾が一望できる高台のお土産物屋の中に併設されています。

↓の写真はその展望台からの眺めです♪クリックすると少し大きくなります。

展望台からの眺め・橘湾


そこのカステラは地鶏の有精卵のみを使ったこだわりのカステラ。
商品を持つとずっしりとした重量感。
中身が詰まってるんだなという期待感が高まります。
試食用のカステラと温かいお茶が用意されていたので、食してみました。
幾つか種類がある中でやっぱり基本の「ハニー」味のカステラが一番好みでした。

少し奥の作業場ではたくさんの焼き上がったカステラが並んでいて、
脇の棚にはさらに多くのカステラが置かれています。
そこで焼き上がった後、一晩寝かされるそう。
「あー、こんなとこで働けたら幸せだろーなー。
カステラに囲まれて眠りたい(←バカ)」
と思ったけど、毎日の事だと結構きついんだろうなと我に返る(苦笑)。

我が家用に2本、お歳暮を贈り損ねた媒酌人だったご夫婦に2本、計4本購入。
旦那の両親と、私の母で10本以上買ったかも。
お財布の紐、緩みまくり(苦笑)。

雲行きを気になりつつも長崎市内に向かいます。
海の綺麗な道を通ろうとしていたのですが、
ナビの私、道を間違う。
長崎は国道と県道共用の道が多すぎる。
ものすごく地図と道路が分かりにくい。
長崎市内に入って、2回道を間違えそうになった…(汗)。
母親は「雪降りそうだね~、帰り大丈夫かなー。」とか
全然道と関係ない事を話しかけてくる。

空気読めやー!
地図見るの間違うやろー!!
(心の声)

街中を必死に道を支持、偶然公営の駐車場を見つけ瞬時に入庫♪ナイス判断な私(苦笑)。
大浦天主堂の傍にあるカフェで一休み。

と、思ってカフェに向かうとなんと「Closed」!!
と、思ったら12:00開店。
ちょうど開店と同時に来た模様。
ガイドブックを見て案内してた私としてはホッと胸を撫で下ろしました。
とにかく寒くて、皆温かい飲み物を頼んでほっこりしました。

↓は大浦天主堂、中は厳かな雰囲気で、美しいステンドグラスで彩られていました。
さすがに、内部は撮影禁止だったのでお見せできないのが残念…。

大浦天主堂


こちらの教会、当たり前ながら、風通しが激しく良く、寒い、むちゃくちゃ寒い。
グラバー邸とともにいろいろ歴史を学びたかったのですが、
とりあえず、資料館の写真と展示物をサッと見て、
先へ先へと進みます。

グラバー邸は斜面に幾つかの洋館が移築されていて、
脇にエスカレーター(正確には斜めの動く歩道、アキレス腱が伸びるイメージ)があり、
とりあえず上まで登ろうという事で皆で上がっていこうとすると、
母がトイレに行きたいという。
エスカレーターを上がったところで待ってるよと言ったのに
しばらく行方不明。
下の方の建物で私たちを探し回っていた模様…(ため息)。
携帯にて、場所を案内する。

体が冷え切ってきたので駆け足で建物を見回す。
私が寒がっていると母がしつこくカイロを勧めてくる。
つーか、カイロって表面だけ熱いだけで中はちっとも温まらないし、
手の平に変な汗かくから嫌いって前からずっと言ってるのに。
自分がカイロが大好きだから、私が嫌いと言った事なんてお構いなし。
もう、何回説明してもこうだから、面倒くさい。
で、一言「いらない」と受け取らないとまた、母またキレる。
しばらくして、お義母さんが「カイロいらない?」と聞いてくる。

ここで私、黙ってキレる。

明らかに、母がお義母さんに

(想像)

母『潮路が、意地張ってるだけだと思うのでお義母さんから渡してもらえませんかねぇ。』


と言ったに違い無い。
娘だから、母のやりそうな事はだいたい分かる。

だーかーらー、カイロ嫌いなんだって!
いらないって言ったらいらないんだって!
お義母さんをアホ母娘のいざこざに巻き込むんじゃねーよ!


と、母に喉まで出掛かった言葉を押さえ込んで、
お義母さんに、「大丈夫ですからー。」と丁重にお断りする。


おっと、失礼、グチばっかりで、スマソ。

という事で寒いばかりのグラバー邸を早々に後にし、
大浦天主堂の下に続くお土産物屋通りを抜け、
バブリーな中国風の建物にある、中華料理屋さんに長崎名物ちゃんぽんを食べに行く。
皆は寒さで即決でちゃんぽんを頼むも、
私は皿うどん(固焼きの太麺)と大いに迷い、結局皿うどんに。
ここで、注文を終えるとすぐ店員からオーダーストップの知らせ。
今日は絶妙なタイミングで事が進んでいる。
行き当たりばったり、最高ー!

出てきたちゃんぽんと皿うどんはすごいボリューム。
何種類もの野菜、蒲鉾、魚介類がふんだんに盛り込まれた餡が
ちゃんぽんにも皿うどんにもどんっ!と乗せられています。
ちゃんぽんのスープは白い一見濃厚そうな見た目ですが、すっきりした味(旦那の少し貰った)
皿うどんは、固焼きの太麺が餡によっていい具合にほぐれ、
コシのあるうどんよりもう少し固い初めて出会う食感。
食べても食べても減りません。
でも、かなりウマー♪
やっぱ長崎来たら、この2品ははずせませんでした。最高ー!


そんなこんなで気を良くして、帰路につきました。
グラバー邸のすぐそばにある、長崎自動車道の入り口から高速に乗り込みました。

この後、波乱の中、またそれは現れたのです!!

(多分、後1回で終わりそう…)

潮路式年末年始・7

2006-01-18 13:05:56 | 旅行
雲仙岳災害記念館は小浜温泉とは逆サイドの島原側にあるので、
そちら側の山道を降りていく。小浜側よりも走りやすい道路。
ちょうど火砕流の直接の被害を受けた大野木場小学校への標識を過ぎたあたりで、
美しい海が見えてきました。

とても美しい景色です。
なだらかな斜面はまるで劇場の客席のよう。
輝く海面をいつまでも見ていたくなるほど。
この地の人は、いつもこの景色を見ていたんだなと。
土地を愛するという気持ちが少し分かった気がします。

街の中心街に入ると、残念ながら島原温泉は閉館したホテルや店が点在し、
少し寂しかったのですが、街自体には活気があり、交通量も多かったです。

車を市街地から少し走らせるとすぐ普賢岳が姿を現しました。


圧巻…。

雲仙普賢岳

(↑クリックすると溶岩ドームの部分に少し寄ります。)


最初に見た感覚はやはり、怖さでしょうか?
後、ひれ伏したくなるような、神々しさ。
昨日、降った雪が薄っすらとつもり、
その山腹には今も火砕流の威力を彷彿とさせるなだらかな斜面が。
溶岩ドームは思っていた形と違っていて一瞬戸惑いましたが
災害記念館に訪問して分かりました。

溶岩ドームは常に形を変えているのです。

大火砕流は2度ありましたが、その他にも多くの火砕流、土石流が起こり、
溶岩ドームは成長、崩壊を繰り返して形を変えてきたようです。
私が強く印象に残ってる、あの溶岩ドームの形は
多く報道されていた1994年前後のものだったようです。
現在では噴火活動も終息していますが、
ここでも火山は生きていると実感させられました。

雲仙岳災害記念館は、近代的な建物の中に膨大な火砕流や土石流の資料が詰め込まれていました。
館内は自由に見回れる展示部分とCGを駆使して火砕流のすごさを体感できる映像シアターに分かれていました。

展示は驚くほど詳細な資料があり、火砕流の恐ろしさを説くだけでなく、
そのメカニズム、地球全般の仕組みまで分かりやすく解説してありました。
子供の頃は博物館への遠足が大好きだった私。
思わずお昼を食べに行こうという義父を待たせて、見入ってしまいました。

シアターの方は半球体のスクリーンに火砕流を空の上から体感しているようなCGでした。
火砕流は頭で事実としては分かるものの、実際どんなものなのか想像を絶していたので
イメージとして捉えるのに適した映像だったと思う。
古谷一行のナレーションが良かった。

災害のあった地に観光に行くのは控えなきゃいけないかな?と思いがちですが、
物見遊山だとしても、こうやって地元に赴き、知ろうとする姿勢も大事なのかもしれない。
何より、その地の風や温度を感じ、人と触れ合って、飯を食う。
五感をフル活用するのが、旅行の醍醐味だね。
ディズニーランドばっかり行ってて、忘れてた(苦笑)。

災害の事実は重いけれど、この地の事を勉強する事ができて
本当に良かったと思います。


という事で、昼食にGO!(笑)。
島原の中心にあるお蕎麦屋さん。
金物屋の中にある、ちょっと個性的なお店。
注文を受けてからそばを打つのか、小一時間程待ちやっとお蕎麦にありつきました。

お蕎麦は十割、少し太めのすごくコシのある蕎麦でした。
お蕎麦の食べ歩きが好きな旦那の両親曰く、今まで食べた中で一番固いおそばだったそうな。
蕎麦をしっかりかみ締めて食べる。
やっぱ十割なので風味が豊か♪
大盛りのおそばもペロリでした。
ってか、お蕎麦ってほんとお腹いっぱいになる。


本当はこの後、土石流被災家屋保存公園など行ってみたいところはいっぱいあったのですが、
どうやら雪が降り出しそうだったので、早めに宿に戻る事に。
夕方には雪がちらつき始め、明日の下山が心配になってきました…が、
とりあえず、美味しい夕食に旅館オリジナルワインでふぇーー
お風呂に入って、寝ました。


ここで気付いた事。
お酒を飲んだ後、水を飲んだら悪酔いしにくい気がする。
飲んだ後に限ればお茶より水が私の体にはいいみたい。
(普段は水を飲みすぎると、何だか浮腫んだ感じになるのですが。)
水の量はがぶ飲みじゃなく、飲みたい分だけ適量。
今まで、よくお酒のんで喉が渇くとか言うけれど、私は経験が無かったのですが、
体はどうやら水を欲していた模様。
ここ最近、お酒を飲むと翌朝調子が悪かったのですが、
寝る前に水を飲んだこの時は翌朝、爽快♪
何だか、若返ったみたい。
これも温泉効果かしらん♪

(後、もう少し続けさせて…)

潮路式年末年始・6

2006-01-17 15:38:09 | 旅行
温泉は男湯と女湯同じ広さ。
お風呂の男女入れ替えは無いのでセキュリティの面でも安心できる気がする。
お湯は硫黄泉、詳しくは硫化水素を含んだ酸性ミョウバン泉というらしい。
硫黄泉のゆでたまご臭が心地よい♪
女3人、微妙な緊張感を保ちながらお湯に浸かります。
あー、義母と私と2人ならリラックスして入れるのに。

お湯は一見、透明かしら?と思って足を踏み入れると
底に溜まった湯の花がゆらゆらと舞い、なんとも良い肌当たり。
一応、源泉掛け流しチェックをする。
ちゃんと溢れたお湯は洗い場に流れている。

肩までつかると循環式のスーパー銭湯との、圧倒的な差を感じる。
お湯が酸素を含んでるというか、新鮮というか、パワーがあるみたいなイメージ。
ぐんぐん体が温まっていきます。
お湯もかなり熱く、10分もするとのぼせてきたので、
露天風呂にGO!
こちらはお湯の温度も比較的適温で、のぼせた体を半身浴で冷まします。
また、寒くなってきたら肩まで入ります。

気分良く入っている私にまた母から冷や水を浴びせるような言葉が。
ここでもあほ母娘のつばぜり合い始まる。

義母から「ウォーキング続けて、膝の調子が良くて正座もできるようになった」と言う話を聞き、
私は「最近ウォーキングをやめて太り始めたんですー、お義母さんすごいなー。継続は力なりですねー」などと、
私と義母が会話してたら、私の母が一言、


「(私に対して、ウォーキングを)やりなさい。」


…命令かよっ!!
つか、空気読めよ!今、義母のウォーキングの話してんだよ。
大体、なんで母に強制されて歩かなきゃならないんだよ!
歩くも歩かないも私の自由だっつーーのーーー!!!


という心の声を押し殺しながら、顔を引きつらせて話をそらす。
あほ母娘の緊張感に付き合わせて、お義母さんごめんなさいっ!!


微妙な緊張感を保ちながらも、そんな事は吹っ飛ぶほどに
たっぷりお湯を堪能して、お湯から上がり脱衣場にて体を拭いていると、
急に悪寒がして、冷や汗が出てきます。
睡眠時間も少なめだったし、温泉にくる前から身体も冷えていて体調万全では無かったので
「あー、湯に当たったかな~?」と思いつつ、
先に上がって休憩室で麦茶を飲んでいた旦那や義父を横目に部屋に急行。
何だか吐き気もしてきました。

湯当たりなんて初めてだなと思いつつ、部屋に帰り着くと何やらもよおして参りました。
そうです、しばらく出すものを出してなかったのであります(恥)。

・・・すっきり♪ここのお湯、すごい即効性ですぞ!

温泉の効能に便秘解消は書いて無かったけどね(苦笑)。
体が活性化されて滞っていたものを排出しようとする身体本来の力が呼び覚まされた感じ。
さっきの悪寒はすっかり無くなり、気分爽快でした。


その後、しばらくしてもうひとつの楽しみのお食事。
と、言ってもゴージャスプランでは無いので
あまり期待はしてなかったのですが、
どうしてどうして十分美味しかったです。
京風のお味に慣れた旦那の両親はちょっぴり不満はあるようですが、
残さず食べて下さいました♪やった!

↓の右上はミニお節風で心配りが嬉しかったです。
すり身の中央に長崎名物カラスミが入ってるかまぼこが珍味でした♪
右下の食前酒、飲みさしで失礼いたします(苦笑)。

美味しい夕食

やはり温泉、食事とくれば、お酒ですよね♪
早速、雲仙の地ビールの生をジョッキでオーダー。
これがコクがあって、クセがあってなかなか個性的なお味。
何の味に似てるだろう…?


納豆だっ!!!


私はとっても気に入ってゴクゴク飲んだけど、
お義父さんはお気に召さなかった模様。
仲居さんに名物の焼酎は無いのかと尋ねると、
勧められたのが、じゃがたらお春というじゃがいもの焼酎。

実は島原半島は、じゃがいもの名産地なのである。
長崎自体、実は北海道に次いで全国第2位の生産を誇っているらしい。

早速、お湯割りを注文。
とっても飲みやすい♪
いも焼酎よりもクセが無くて、
でもしかしながらじゃがいもの感じはちゃんと出てて結構美味。
結局900ml瓶5人で空けてしまいました。

焼酎苦手な私が一番飲んでたかも(恥)。

その日は少しお酒が残って皆がお風呂に入って寝る中、
イチローの古畑をもうろうとした意識で観た後、
午前2時過ぎに1人でお風呂に行きました。
ここの温泉は夜中いつ入ってもいいのですごくいい♪
(昼間数時間、お湯を抜いて清掃するので入れないのですが)
お風呂入り口の外には番頭さんが待機しているので
夜中、ひとりでも安心して入れるのもグー。

最初から最後まで貸切風呂で、ゆったり入れていい気分でした。
冷たい麦茶をぐぐぐーっと飲み、さあ寝ようと部屋に帰ると…

いびきと寝言の大合唱♪(号泣)

誰がいびきで誰が寝言かはあえて触れないでおこうと思います。
冷蔵庫に冷やしてあった旅館提供の黒ごまおしるこ(ウマー)を食べ、
ゆっくり眠りました♪

明日はどうしても行きたかった、雲仙岳災害記念館です。

(いつまで、続く?)

潮路式年末年始・5

2006-01-16 16:34:30 | 旅行
長崎自動車道を諫早インターで降り、
ガソリンも残り少なくなり、ガソリンスタンドに立ち寄る。
するとそのガソリン価格に愕然!!!

130~131円ですよ!奥さん!!!

私の住む地方では118~120円が相場。
目玉が飛び出ました。
もしかしたら、高速道路降りて間もない所だから相場が高かったのかもしれないけど、
かなりびっくりしました。
この近所の人はガソリン代のやりくりが大変だろうな~と少し気の毒に思ったよ。

順調に雲仙に向けて車を走らせていると、諫早から島原半島に入ると
高い山とそれから海へ向けて続く、大きな大きななだらかな裾野がありました。
(前回の日記の写真参照)
明らかに、それは液体が流れ冷え固まった美しい形。
しかもそこには緑が生い茂り、それが太古の昔に起こった出来事だという事を物語ります。

島原半島はやっぱり火山で成り立った島なんだと。

憧れと畏怖の念を抱きつつ、島原半島に突入。
時折見える美しい海を眺めながら、雲仙温泉への玄関口である小浜温泉に差し掛かります。
小浜温泉…、


絶景・・・


右手に広がる海、対岸には美しい半島を望みながら延々と続く海岸。
辺りの排水溝からはいたる所から湯気が立ち上り、
湯量の豊かさが伺えます。
明日、明後日、雪の予感がする中、「小浜温泉でも良かったかもね~」などと
話していましたが、
後に分かったのが小浜温泉と雲仙温泉の泉質の違い。
小浜温泉が食塩泉なのに対し、さほど離れていない(標高差あり)雲仙温泉は硫黄泉。
温泉のしくみの奥深さに驚きました。

小浜温泉の中心街から雲仙温泉への入り口があり車を走らせます。
くねくね、ぐんぐん山を登り、やっと雲仙温泉に到着。
あたり一面、温泉の水蒸気だらけです!

↓の写真は旅館の裏にあった雲仙地獄です。
すごい水蒸気で写真を写すのもままならないほどでした。

雲仙地獄

小浜温泉とは対照的に狭いエリアに所狭しと旅館やホテルがひしめき合っています。

少し迷いつつも、何とか目的の旅館に到着。
館内は設備一つ一つは年季がはいっているけれども、行き届いた清掃。
期待感が高まります。
お部屋に案内されると、思っていたより少しこじんまりとしたお部屋。
でも、寝るには十分すぎる広さはありました。
トイレは狭かったり、ホテルほどのアメニティは揃っていないものの、
設備にも問題無し。

部屋割りは、旅行を迎える前までいろいろ考えましたが、
着替え等の利便性を考えて、男組(義父、旦那)、女組(義母、実母、潮路)で割り振る事に。
ほんのちょっぴり旦那とふたりで泊まりたいなと考えていたのですが、
旦那の両親と私の母の3人を一部屋に押し込むのはかなり無理がありそうなので
ここはぐっと我慢しました。

一息つくと担当の仲居さんが来ました。
結構ベテランの仲居さんのよう。
旦那の両親は結構辛口な人達なので、ほっと一安心。

仲居さんがお茶を立ててくれて去った後に、みな一斉に口から出たのは、

チップについて。

私はここ最近ホテルしか泊まっていなかったので
こういう旅館系は今はチップは受け取るのかどうか?
いくら位いるのか?と作戦会議に。
義母の話によると最近はチップは受け取っても、
後に、施設のサービス券や名物のお菓子などの形で帰ってくるらしい。
実際、次の日にロビーの喫茶のサービス券をもらった。
もしかすると、今はチップでサービスの良し悪しが変わることは無いのかもしれない。
今は合理的になったのねん♪

チップを渡すにしても、ポチ袋みたいなものが無いね~と言ってると、
お義母さん、ごそごそと何か取り出している。
なんと、ご祝儀袋(紐が印刷の簡易のもの)を持っておられました!
どうやら、外出・旅行セットにいつも備えてるとの事。
一度入れてしまえば、後は補充するだけで便利らしい。
お手拭や、裁縫セット、絆創膏など便利グッズのあらゆるものが入ってる。
すごく尊敬。
そういえば、旦那のバッグの中身も似たような感じ。
ちょっとした外出でも重そうなバックを抱えて出る旦那。
備えあれば憂いなしという家訓は旦那にきちんと引き継がれている模様。

そして、早速夕食の前にメインイベントの温泉に入る事に。
仲居さんの話によると、裏の雲仙地獄の自然湧出の源泉から直で引いた掛け流しとの事。
さらにお湯への期待感が高まります!

(怒涛のごとく、続く…)

潮路式年末年始・4

2006-01-16 01:37:45 | 旅行
高速道路をひた走っていると、辺りに何やらモヤのようなものがかかり、
「霧かな~?晴れてるのにねー。」などと話しながら車を走らせると…、



路肩で車が炎上してる~!!(号泣)



どうやら単独事故のようで、既にハイウェイパトロールは到着しており、
特に重傷者を手当てしてる様子もなく、運転者はどうやら無事のよう。
整備不良による発火かしら?単独スピンで路肩に激突?などと推察するも
あまりの幸先の悪さにがっくし。

しかしながら、ハイウェイラジオやSAの案内所の情報を総合すると
あの車を目撃した後すぐ、あの区間の高速道路は通行止めになったらしい。
そりゃ、あれだけ炎上してたもんね。
間一髪通行止めをかわせただけでも幸いという事で。
何より、事故に絡まなかった事がラッキーだったと。


何度かSAで休憩をとりながら、目的地である長崎・雲仙温泉に向かっていく。
途中のSAのフードコートで長崎名物皿うどん(細い揚げそばver.)を注文する。
所詮SAと侮る無かれ。
これが結構ボリュームがあって、麺もパリパリ、かなり美味い。
本場に近づくと全体の平均点が上がるのか?


しかしながら、ここでひと悶着あった。
ここに来るまでに、私の母親が車の中で「旅の足しに」と幾らか包んで渡してくれた。
私も旦那も親からはできるだけお金は受け取らないようにはしてるのだけれども、
やたらしつこく勧めてくるので、妙だな?とは思いつつも今回は受け取っておいた。

するとこのSAでの食事の際、母と義母が何やら押し問答している。
しばらくして近づいてきて私に「どうすればいい?」と聞いてくる。
どうやらここでの食事を誰が持つかで揉めていたらしい。
基本的に旦那の両親は気前がいい人で、家族での食事はほとんど旦那の両親持ちだ。
それが当たり前だったので、自分の母の事まで考えて無かった。
ま、自分で買うなり、ごちそうになるなり、好きにしたらいいと言ったら、
私の母親、ご機嫌超斜め。

確かにそこまで気が回らなかった旦那や私も悪かったが、
その後の母、目的地に着くまでずーっと仏頂面。
こっちが気を遣って、景色のことなど触れても生返事。
何を怒っているのかと尋ねてみると、

朝からずっと行き掛けのお昼の代金を誰が持つか気になっていた。
自分(潮路母)がおごるというのも旦那の両親に対して押し付けがましいし、
かといって旦那の両親におごられるのも気が引ける。
それを汲み取ってあなた達夫婦(潮路&旦那)に間を取ってお昼代を持って欲しいと思っていた。
さっき渡したお金は、そういう意味があった。


との事。
もうね、何と言うかね、もう、して欲しい事があったんだっら

お金渡した時に言えよ!


そう言えば、渡された時「これでお昼でも…」と言ってたような(滝汗)。
私、お小遣いの類だとばっかり思ってた。
つまり母は、お金を渡した時点で上記の母が後に言ったすべての事を
何も聞かずとも気持ちを汲み取って、
私たちは行動すべきだったと責めているようです。

私は超能力者じゃないんだから、
はっきり「これがして欲しい」と言ってもらわないと分からない。
次の食事の機会に「ここは私が」とか言えばいいじゃん。


とだけ言いましたが、結局目的地に着くまで私がいくらご機嫌とっても
無視&生返事のまま。
私の至らなさにご立腹の模様。

あまりの母の大人気無さに、私、黙ってキレる。

旦那、冷静に大人な対応。

以後旅行の間、アホ母娘のし烈な争いは延々と続くのであります。


ちなみに旦那の両親はほんとに気さくな人達で、
礼儀さえちゃんとわきまえれば、遠慮は無用なのであります。
常々それについては私の母親に言っておいたつもりだったのですが、
私の母親、無駄に気を遣うたちで、しかもその気遣いを相手にバリバリ悟らせて
相手にそれ以上に気を遣わせるという、つわものでございまして、
今回の騒動に至った訳です。

この後もいろいろあったのですが、
旅行記が全然進まなくなるので、以後はできるだけアホ母娘エピソードは端折っていきます。

あー、やっと雲仙の事書けるよ(苦笑)。

ちなみに↓の画像は諫早から島原半島に向かう時に見えたなだらかな斜面の写真です。
写真でも大きさがうまく伝わりませんが、すごーく長い斜面でした。
島原半島で太古の昔から営まれてきた火山の歴史について
初めて触れた瞬間でした。



(果てしなく、続く)

潮路式年末年始・3

2006-01-13 12:02:31 | 旅行
旦那の両親はお風呂や夕食を済ませてくるとの事。
これから旅行という事で、手間を掛けさせたくないという旦那の両親の気遣い。
後は客用布団を干さないといけないなー、と思ってたら「こたつで寝る」との事。

これ旦那の実家の家風(苦笑)。

結婚して帰省した時に、夕食後まったりこたつで寝て夜中に風呂に入るという家風に度肝抜かれました!
もう慣れたけど。

でも、さすがに我が家で自分達は布団に寝て、旦那の両親にはこたつで雑魚寝させるというのは気を遣うもんです。
実家のコタツマットは敷布団的な少し分厚いものなのでこたつで寝るのもかなり快適なのですが、
我が家、薄いうっすいマットなので座布団を準備。
適当な毛布が無く分厚いデカイ綿布団をこたつに置くわけにもいかず(←想像するとごっつい・苦笑)、
ひざ掛け用のハーフサイズの毛布を購入!と準備万端♪

掃除は少しずつ旦那と一緒にやっていたので、当日は物が多くて気になっていたシェルフを片付けました。
一連の片付けが済んで部屋の中を見渡すと・・・


すっきり!!!


いやー♪お客様でもこないと、こーはいかないわ(苦笑)。
結果オーライ♪
気持ちの余裕もできて、旦那の両親がもうすぐ来るにも関わらず、
しっかり餃子作って腹いっぱい食べました。


そんなこんなで旦那の両親がやってきたのは午前1時…、


遅っ!!!


もう少し早く着いてゆっくりすればいいのに。
ご両親は気遣い過ぎたという事でしょうかね。
旦那がご両親に「明日の朝ごはん買ってきて」とたのんでくれたのですが、
ブリトー(セブンイレブンで売ってる薄皮で包んだピザ春巻きみたいなヤツ)でっかいと惣菜パン…。
いつもながらダイナミック、量が多い。
しかしながら、ありがたくいただく。
そして、夜食の差し入れのあなごの押し寿司…。
ご、午前1時に本当のありがとうございます(号泣)。

とりあえず、緊張のまま就寝。
あんまり寝れなかった。
まぁ、明日車の中で眠ればいいかなと思っていました。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


翌朝、たっぷりの朝食をとり2台の車に便乗して我が家を出発。
心配された天気もすこぶる良く、幸先がいい♪
最寄の新幹線駅で私の母親を拾い、高速に乗りました。

さあ、寝るぞ~~!と思ったら、
私ら夫婦の車に乗り込んだ母からあめちゃんあげる攻撃。
最初は義理で2,3個もらっていたけれど、
あんまりしつこいんで「欲しい時は自分で『欲しい』って言うから」と言ったら、
母親、スネる…。
あー、めんどくせー。

旦那のご両親の車も順調に後ろからついてきているみたいだし、
次止まるSAも打ち合わせ済みなので、
ここはひとつ、母ほっといて寝るぞと誓った時、
それは現れました。

(さらに続く…。)

潮路式年末年始・2

2006-01-11 10:26:09 | 食いしん坊
前回はちょっとヒートアップしてしまって、感情の「吐瀉物」のような日記になってしまい
お目汚し大変失礼いたしました。
今回からは、「汗と涙」くらいにトーンダウンして書いてみようと思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

そして、大晦日。
朝一で旦那の両親の年始緊急来訪が決まり、
ほんのりパニックになりながら、初めてのおせち料理作りに挑戦しました。
今年は本気モード掃除をお正月の準備や行事と平行して行わなければならないという言い訳(?)もできたので、
デパ地下お惣菜併用のおせち作りでした。
一の重はお惣菜で済ませる事にして、
焼き物・ぶり照り、酢の物・なます、煮物・筑前煮を一品ずつ、あと簡単なもの諸々を作る事に。
正直楽勝かと思っていたのですが、鍋もバットも洗い場スペースも必要最小限しか無い我が家では、
下ごしらえ→皿洗い→料理→皿洗い→皿拭き→下ごしらえ…のエンドレス。
いい加減疲れてきたので、旦那にブリ照りを作ってもらいました(汗)。
これが思いのほか上手…、魚料理の苦手な私は嬉しさ半分、ちょっと切なかったよ。
結局、大晦日から三が日の間は皿洗い一色でした(涙)。


世のお母さん方はこれを毎年毎年やっていたのね。
私はこれを毎年、上げ膳据え膳で享受してたのねっっ!
世のお母さん方は偉大だ…。


もう、これからは「おぞーには~?」とか「おせちばっかり飽きた。ナポリタン食いたい」とか言いませんっ!!
黙って感謝して残さずいただきますから(号泣)。


お重は毎年実家で過ごす事もあって、今回は我が家に眠ってる
無駄に豪華な大皿を利用して盛り付けました。
私は盛り付け苦手なので、実は旦那が盛り付けました(苦笑)。
(↓クリックすると、拡大するよ!)


2006年おせち


それと、もうひとつ驚いたのは、その食材を購入する値段。
一つ一つ購入して行くと、びっくりする位の値段になったよ。
おせちの完成品の値段を百貨店で見て、以前は「高っ~い!!」と思っていたけど、
今は冷蔵庫の使い切れなくて、傷んだ食材の山をながめていると、
出来合いのおせちは無駄な食材も出ないし、むしろ効率が良くて安い!と思ってしまった。
旦那が行ってる理髪店のおばさまは、ご近所で手分けしておせちを作ったとの事。
ご近所付き合いが密接だと上手にやりくりしてるのねと関心。

おせち作りって大変。
今年(2006年)の大晦日はきっとお義母さんもしくは母さんのおせち作り手伝う!(邪魔する?)
もしくは、買う!(苦笑)と心に決めた次第です。



そんなこんなでおせち作りも強引に終了。
年越しそばは、美味しそうなにしんのしょうゆ漬けをゲッツしていたので温かいにしんそばに決定。
おそばの茹で加減はのび気味でしたが、おせち作りで気疲れした私には心まで染み入りました♪

そして、オードブル(出来合い)とチーズ、シャンパンのモエで年越し。
この頃にはもう何が何だかよく分からなくなってました。

心残りはPRIDEの五味隆典の対戦をリアルタイムで見逃してしまった事。
大晦日にあの戦いっぷりを見て一年の厄落とししたかったのになー。

年越しは毎年NHKの「行く年くる年」と決まっているのですが、
それとともに日テレのナイナイの岡村の年越しイリュージョンもバッチリ録画。
今回はクライマックスがいまいちでしたが、途中の竹から竹への空中での移動はかなりの見ものでした。


新年は毎日何かしらの掃除はしていたのですが、初詣、お雑煮作り(2種類)、
おせち飽きた時用料理(エビチリ、餃子)も余ったおせち食材を上手く取り入れて作れたので
我ながら充実していました。

餃子に海老の代わりに、おせちの材料で余った鶏もも肉と紅白の蒲鉾を入れたら、
何だかちょっとまったり甘くなってしまいまいた(苦笑)。
エビチリに入れた余り物食材である大根は下茹でした事もあり癖も無くマジうま♪
海老は高いので大根やきのこ、茹で人参など野菜室の余り物を何でも入れてかさ増しすると
お腹いっぱい食べられるので好きです。

お雑煮は鶏肉・しいたけ・小松菜・蒲鉾・里芋・ゆず皮/おすましのお雑煮と
里芋・大根・鰹節/白味噌のお雑煮を作りました。
里芋は普通の里芋とセレベスという少し茹で上がりが紫色になる里芋を2種類使ったのですが、
普通の里芋は筑前煮の時はさほど気にならなかったのに、おすましのお雑煮では
何故か少し土臭く仕上がってしまった。
セレベスはもっちりした食感で色が紫っぽい以外は使いやすいものでした。
白味噌のお雑煮は旦那の実家の作り方なのですが、これかなりオススメ。
味のポイントは食べる直前に入れる鰹節!
小さい袋に個別包装されてるタイプの鰹節を一袋投入するのですが、
昆布ダシだけの白味噌の水臭さが、一気に風味豊かになります。
白味噌のお雑煮の地域はみんなそうしてるのかしら?
おすましのお雑煮ばかりで育った私には驚きの旨味でした♪

そんなこんなで旦那の両親がやってくる夜になりました
(しつこく続く…)