day by day

癒さぬ傷口が 栄光への入口

丑の絆は永遠に。

2004-11-27 | モウギュウ。

「モウギュウ。」カテゴリの記事はもしかしたらこれが最後かもしれません。

旗。大阪近鉄バファローズ私設応援團主催の納会・「丑の絆」に行ってきました。
これは、まあ言うならば「大阪ドームの常連さん」の納会で今年で5回目。
私は参加したのは2回目ですがこれで最後です。
「大阪の人なら行ったことはなくても必ず知っている(?)」千日前の味園の大宴会場に、どのくらいだろう…3~400人くらいは軽く集まってたんでしょうか。
これだけの人が「日常的」に(出席カード作るか?ってくらい)ドームのライトに通ってたんだなぁ…としみじみ思います。
私は今日は出勤の土曜だったので会社からミナミへ向かいました。
会場に着くと応援団の見知った顔の人たちが並んでいます。
「お久しぶりです」と挨拶をしながら会場入りすると、いつも近所の席に座ってた人たちのテーブルに入れてもらいました。
飲み食いしながら思い出話や来期どうする?という話に花が咲きます。
まだ、どうするか決めかねている人が大半に思えました。
「どうせまたドームのライトに行ってしまうんやろうなぁ」と言ってた人も、オリバのユニを見て「あれはなぁ、応援する気にならんわなぁ」とかえって迷わされてるような感じです。
「どこになるかわからんけどまたドームで会えるかもなぁ」というあたりで今のところは落ち着くしかないようでした。

突然ライブと、ステージ上に何故かドラムセットやキーボードなどが登場。突然ライブが始まりました。曲は何故かブルハ(笑)
ご存知の通りライブ体質な私はそりゃもーじっとしてられません。
前に出てって一緒に飛び跳ねる飛び跳ねる(笑)すごい盛り上がりです。
(ただちょっと長かったかな?年配の人たちはちょっと退屈だったかも。まあお喋りは尽きないだろうから関係ないか…)
つーかけっこう上手かったっす。もしかして普段からバンドでライブとかもやってたりして。
最後は、チャンステーマのパンクバージョンメドレー!
こうやって聴くとですね…やっぱり丑のチャンステーマって
かっこいいなぁ~…(しみじみ)

そしてライブが終了したら、お世話役に走りまわっていた全国の応援団員の人たちが赤ハッピを羽織りはじめてお待ちかねの応援メドレー。
00から歴代の背番号順ヒッティングマーチ。
これをこんな風に皆で歌うのは本当にこれで最後。大声で歌いすぎて声が枯れてしまいました。

黄色い旗終了後、挨拶がありました。
大阪近鉄バファローズ私設応援團は、赤ハッピと岡本太郎マークの黄色い旗のもと、オリックスバファローズの応援をすることになったそうです。
経営者側に勝手に押し切られた合併。
逆にこれで去ってしまうのはそれを認めてしまったことになる。
だから「赤ハッピと黄色い旗」で「バファローズ」を応援する。
大阪ドームのライトスタンドで、「過去の人たち」になりたくない。
・・・・・要約するとそんな感じでしょうか。
「圧力のひとつとして」、合併した球団を応援しない!という署名活動もありました。
にもかかわらず結局合併球団を応援することになってしまったことに、
たとえネット上などで叩かれてもかまわない、と。
その言葉は、それがいかに苦渋の決断であったかという苦しみや悲しみと
このままみすみす「本当に」我々の丑を失うわけにはいかない!という心意気が
ビリビリと空気を伝わって振動のように届きます。

丑の絆Tシャツこうやって、私が耳で聞いたことを文字で書いたところで
その場のニュアンスも、もちろん彼らの苦しみも、伝わることはないと思います。
それでも、あえて書きました。
彼らがどれほど悔しい思いをして、最終的にこの決断をしたのか。
その事について、私は批難することはできないし、誰にもして欲しくない。
私はオリバを応援することはそれでもできないから、彼らと袂を分かつことになりますが
大阪ドームのレフトスタンドへ行った時、赤いハッピと黄色い旗を
「敵として」でも見ることが出来るのは嬉しいことなのかもしれません。
ただ、ひとつだけこっそりと我侭をいうなら、
今までのテーマは使ってほしくないな(特にチャンステーマ)…。
もちろん、応援団の中でもどうしてもオリバを応援できずに退団する方はいるそうです。
皆それぞれにバファローズに対する思いは違うのだから、それは当然のことなのでしょう。

今まで本当にありがとうございました。お疲れ様でした。
これからも───がんばって下さい。

参加者限定で販売されたTシャツとリストバンド。
背中のプリントには、握手をした親指が丑の角の形になっているデザインと(写真ではわかりにくいけど)「TOKYO」「OSAKA」にそれぞれ数字がプリントされています。
これは、今年の夏、東京と大阪で、私たちのバファローズを失いたくない一心で汗だくになって歩いたデモ行進の距離をマイルに換算した数字なのだそうです。

来年、大阪ドームで、いろんな球場で、ライトにもレフトにもこの赤いTシャツを着た人がうろうろしているかもしれません。
それは、出席カードを作ってもいいぐらい大阪ドームに通い詰めていた、心から大阪近鉄バファローズを愛した猛牛中毒者たちなのです。

ただこのプリント部分、ラメなんですが何回くらいの洗濯に耐えるのか心配(笑)
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2 Comments

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いいなぁ~ (鷹サ)
2004-11-29 20:10:38
>出席カードを作ってもいいぐらい大阪ドームに通い詰めていた、心から大阪近鉄バファローズを愛した猛牛中毒者



これだけ愛していたからこそ心中は複雑でしょうけど

大好きな選手達が現役でがんばっている限り

応援し続けてあげてください チームは違っても・・・

一歩間違えばあたしもこうなっていたかも^^;なホークスなので

何だか他人事とは思えません



(私信:最近ホークスの動きが鈍いので ブログが着物寄りになっててごめんちょ)
返信する
そうですね… (さいん)
2004-11-30 01:27:55
チームが無くなっても心は消えない!

ということでがんばって前を向いていきたいと思います。

ホークスは売却になってしまったけど、親会社が変わるだけですんで本当によかったですね!

ソフトバンクさんがよりよいホークスを作るために尽力してくれることをパファンとして心から期待してます。



(私信のレス:オフになるとどうしても野球話題は減りますよね~。いつも楽しく拝読してますよ~)
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