ゴローナラタージュ

今日を回想。昨日を回想。これ随分昔じゃない?を回想。

虫嫌いの格闘。

2005-08-07 | 過去ログ(思い出保管)
8月も2週目に突入。早いなぁ…。
夏も後半戦に突入するも、相も変わらずな生活の私です

しかし、そんな生活に刺激を与えるヤツが出現。
風呂場にでっかい虫!!
ゴキちゃんなの?ねえ、あんたはゴキちゃんなの?
とりあえず、母は格闘していました。あっぱれな戦いぶりですが。

虫と格闘というと…このヒトを思い出す。
根っからの虫嫌いの友達(21歳)です
彼女の格闘振りをご覧アレ。



★★★★★

彼女は音大の3年生。実家より通学している。

今日は家に一人残って、ピアノの練習をしていた。


「そろそろ布団取り込まなきゃ」
朝、母親が干していった布団を取り込む。

ふう。こんなもんかな。

取り込み終わった布団に目を落とす。

しかし、その瞬間彼女の身体は凍りついた。
目線の先には…虫。

そう、取り込んだ布団にしっかりとくっついているのだ。

息もできない。目もそらせられない。
しばらくすると、虫がかすかに動いた。

「ぎゃー!!何でくっついてんの?動かないでよ。動かないでよっ。動かないでってば!!」

触れないが、何とか虫を部屋から出そうとする。
「出なさいよ。ほら、出てよ。もう出てってよー!!」

さらに
「何で私がこんな目に合わなきゃならないんだよ!!お願いだから出てってよー!!」

そして、凄まじい悲鳴とともに号泣。


やがて、虫は出て行き、彼女は泣きつかれて眠った。


夜になり、母が家の前まで帰って来ると、
近所の人たちが待ち構えていたかのように集まってきた。
「お宅の娘さん、夕方に泣き叫んでいたの。インターホン押しても出ないのよ。
 何かあったんじゃないの?」

それを聞いた母は真っ青になって、家に飛び込んだ。


★★★★★


しばらくお母様は恥ずかしい思いをされていたそうです(彼女談)
さすがの私もそこまではないはず…



ゴロー辞典
    わいじんかんじょう【矮人観場】
        仲間に入りたくてイタズラしてるだけのバイキンマンを
        叩きのめすアンパンマン。


今たまに見ると、こんな風な物語があって切なくなります。アンパンマンをこんな見方をするようになった自分に成長を感じたり、感じなかったり。年を感じたり、感じなかったり

ちなみに「物事を判断する見識のないこと」という意味だそうで。