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ハノイ便り

久しぶりの海外転勤、日々の記録として書き綴ります。

プロパガンダ

2011-09-18 05:35:03 | Weblog

9月18日はれ

プロパガンダってなんのこと?

Wikipediaによると、特定の思想、世論、意識、行動へ誘導する宣伝行為。

通常、情報戦、心理戦、もしくは宣伝戦、世論戦と和訳され、しばしば大きな政治的意味をもつ、とある。

ハノイの街を歩くと、いたるところで見かける絵入りのおおきな看板がそれにあたる。

ベトナム語で書かれているので詳しい内容はわたしには理解できないが、だいたい絵柄から想像でき、わかりやすいなあと感心する。

恒常的に設置されているものと、期間限定で設置されるものとある。

これは、想像すると、子供は二人で明るい家庭、とかいうものだろうか?

ベトナムは産児制限があり、基本的に子供は二人まで。

では三人目はどうなるかというと、罰金を支払うことで許され、強制的にどうにかされるということはないらしいが、とりあえず政府の方針はこのポスターであらわされている。

これは日付が9月2日とあるので、ホーチミンさんがいるし、独立記念日のお知らせだと思う。

1945年8月、日本の敗戦と同時にホーチミンさんが立ち上がりベトナムの独立を宣言したこの日が国民の祝日となっている。

選挙のお知らせ、2011年5月22日、たしか、13回目の統一選挙、おそらくこのお寺は投票所に指定されているのだろう。

この選挙のお知らせのポスターのパターンは数種類あり、電柱に下げられてもいる。

 

もっとおおきなもので、おじいさん、おばあさん、子供と家族みんなで投票に行きましょうなんていうのもあった。

プロパガンダ活動は戦時中どの国でも行われていたようで、日本でも第二次世界大戦でラジオの東京ローズのもとに活発におこなわれていたようである。

ベトナムは社会主義の国なので、国民の意識の統一を図るため、とくに田舎の人は情報が入りにくいので、このような広報活動をして、政府の目的をわかりやすく理解してもらうということなのだろう。

 

 


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