うれし恥ずかしベルリン生活!

心のふれあいを求めて・・ちょい住みのすすめ
日本人から見たドイツ生活とヨーロッパの魅力!

2012年、夏の旅行~イギリス編①~ロンドン

2012-10-26 | 海外生活

トルコから帰ってきて、しばらくベルリンでヘロヘロ暮らしていたけれど、今度はイギリスへ出かけることにした。

 

ベルリンのいいところって、ロンドンでもパリでもミラノでも簡単に行けるっていうアクセスの良さにあるね。

今年は「ロンドン・オリンピック」だから、人で混雑するだろうな。

というわけで、敢えてその時期を外します。

当然ホテル代も高くなるからね。そうでなくても、イギリスは物価が高いんだから。

でも、行った時期は、パラリンピックが始まったころで、やっぱり大賑わいでした。

パラリンピックはイギリスが発祥の地とかで、日本で想像しているより国を挙げての大盛り上がりでした。

街のあちこちには、観戦用や観光用のブースが立っていて、ボランティアの人が朝早くから、案内業務にいそしんでいた。

障害者の人はもちろんのこと、サポートする人、応援に来た人をたくさん見かけたし、ちょっとオリンピックとはまた違った雰囲気で、むしろこちらの方が私は優しい気持ちに自然になれる気がして、この時期に来てよかったなあと思う。

これは、オリンピックとパラリンピックの金メダル。結構、大きいよね。

パラリンピックの観戦はTVでゆっくり見ることにして、街へ観光に繰り出す。

 

今回のロンドン観光の目玉は「ビクトリア・アルバート博物館」と「キングスクロス駅」。

ビクトリア・アルバート博物館は自然史博物館の隣にあって、それはそれは膨大なコレクションの数です。一番上の階の陶器のコレクションだけでもゆっくり見て回ると1時間くらいすぐに経ってしまう。さらにガラスの食器やグラス、金属製のベルや暖炉の柵、家具や調度類、彫刻、衣装などなど・・・。時代順、地域順に展示してある。日本の焼き物も豊富にあった。

 

 

この博物館のカフェがまた素敵で意外とおいしかった。

一番驚いたのは、日本を紹介しているコーナー。

なんと、「ロリータファッション」とか「ゴシックファッション」とかが展示してあって、これが日本の古い鎧・兜、扇子、着物、浮世絵などと一緒に並んで紹介されていた。

う~ん、日本の今を代表する文化ってこれなんだろうか?

ちょっと惜しいような気がしたんだけど。

さて、帰宅ラッシュが始まるころ、キングスクロス駅へ。ここもまた大きな駅です。

2005年、ロンドンに来た時は、7.7のテロ事件でキングスクロス駅周辺は立ち入り禁止だったから、今度こそって感じです。

このキングスクロス駅は「ハリー・ポッター」で一躍有名になった。

そう、ハリーがホグワーツ魔法学校へ行く汽車に乗るシーン。

「9か3/4ホーム」のあるところ。もちろん、お話が先行でこれはあとからできたわけです。

でも、今では観光客が後から後から、カートを押して壁に突進していきます。

無事に通り抜けられるかって?それは行ってからのお楽しみです。


トルコのトイレ事情

2012-10-26 | 海外生活

トルコを旅行したら、まず「トイレの形」に驚く。と同時に懐かしさをも感じる。

個室に入れば、向かう方向こそ逆だが、日本の和式にそっくりですから・・・。

全部タイル張りで真ん中に穴があいているだけ。

左手には水道の蛇口があり、その近くには手桶が置いてある。

いわゆるトイレットペーパーはないので、その水道の水を使って処理せよということだろう。

観光客が訪れるようなところのトイレは、半分が洋式、半分がトルコ式のところが多く、日本人観光客は洋式の方を選んでいるようです。

でも私は断然トルコ式を選びます。

最初は本当にびっくりしたけれど、慣れればむしろ水をたくさん使うので、こちらの方が「清潔」だと思うからです。

日本の和式だと、「ブツ」が見えますが、トルコ式は見えません。においもありません。

男性用はどうなんだろう?誰か教えて・・・。

 


トルコの雑貨

2012-10-25 | 海外生活

最近は日本でも「雑貨ブーム」とか・・・。

今回のトルコ旅行でも、かわいい雑貨をいろいろと見つけました。

トルコの民芸品は、タイルに描かれた絵やキリムや絨毯のなどで知られているように、

色彩豊かなこまかい模様がとてもきれい!

その中でも特に私が気にいったのは、民芸調の「刺繍」をあしらったものです。

以前に書いた民族衣装の「カフタン」の刺繍も、色鮮やかなものから白地に白い糸で細かな刺繍をしてあるものまで、本当に細かくて、きれいなものがたくさんあります。

写真のものは上が「ハマム」用のタオル。広げるとたっぷり体を包む大きさです。縁の房がかわいい。

下に敷いているのはピンクのお花の刺繍がかわいい普通のタオル。これは200円くらいだった。

右上はタイルの鍋式。刺繍とは関係ないけど、典型的なタイルの模様。そうチューリップ!

そして、真ん中の赤と緑のものが「オヤ」というトルコの民芸刺繍

これはスカーフの縁飾りにしたり、ブラウスに縫いつけたり、そのまま首に巻きつけて垂らしたり、使い道はいろいろ。中にはインテリアとして白いカーテンに吊るす人もいます。

購入したものは小さな赤いビーズが縫いこまれてあります。最もシンプルなものを買いましたが、お店では他にも選ぶのに迷うほど、きれいなものがたくさんありました。長さもいろいろで、これは2メートル。お値段は1000円しなかった。

日本でもネットで購入できるそうです。アイデア次第でいろいろ楽しめそうですね。


2012年、夏の旅行~トルコ編⑦~イスタンブール

2012-10-25 | 海外生活

再び、イスタンブールへ・・・。

イスタンブールは人口約1000万人の大都会。

今はトルコの首都ではないけれど、かつてはビザンチウム、コンスタンチノープルと呼ばれ、古くから東ローマ帝国、オスマン帝国の首都として栄えた街。アジアとヨーロッパをつなぐ文化の中心地です。そうそう、学校の世界史の授業で習ったなあ。

ビザンチン建築の最高傑作といわれる「アヤソフィア」や6本の高いミナレット(尖塔)の回教寺院「ブルーモスク」、大きなサファイヤやダイヤを散りばめた宝物がある「トプカプ宮殿」を訪れた人も多いのではないでしょうか。この夏もここは観光客でいっぱいでした。

 

今回宿泊したのは、アジア側にある老舗のホテル。ヨーロッパ側には近代的なホテルが多いのですが、やはり旧市街の方が情緒があっていい。まあ、ごちゃごちゃしていますが・・。

ホテルの中の調度品もイスラム調でかつゴージャス、まるでスルタンになったような気分。

すごいなあ、と感動していたのもつかの間、部屋に入ってびっくり!

お水が・・・・・。お風呂と洗面所の蛇口から出てきたお水が・・。まっ茶色!これじゃあ、お風呂どころか、顔も洗えないし、歯磨きもできない。フロントに連絡しても、「技術者をやるから」と言うだけで、待っても待っても誰も来ない。やっと来た「技術者」は水道の水を流しっぱなしにしてただ見てるだけ。しばらくすると、やや赤みを帯びていた水が少し透明になってきたけど、水が流れた後は砂のような赤茶色の筋が何本も残っている。

「これでOK?やなあ」って言われたけど、まだまだ「あかんやろ。」って言ったら、再び水を流し始める。これって本当に技術者なの?修理するんじゃないの?

そのうち、水道管からキュルキュル変な音が鳴りだして、「だめだこりゃ」ってことになり、結局、部屋を変えてくれることになった。

最初からさっさとそうしてくれたらいいのに。

ということで、VIPルームに変更。めちゃくちゃ広い。カウチもあるし、バスルームもシャワーブースとバスタブがあるし。部屋の窓からはモスクが見える。ちょうどラマザン(断食)明けで、お祈りの声がよく聞こえること・・。翌日にはお詫びのしるしというわけか、フルーツの山盛りをサービスしてくれた。

大満足!そこで右手を天にかざし、左手を地に向けてくるくると今日は多めに回った。

さて、観光は、今回、ゆっくりとドルマバフチェ宮殿を見学したり、ボスポラス海峡クルーズに出かけた。

東洋と西洋をつなぐ、ボスポラス海峡には橋が二本ある。日本の企業IHI、三菱重工が架けたつり橋です。世界に誇る日本の技術はすごい。

さらに、ガラタ橋あたりをブラブラ散策。ここにはいつもたくさんの釣り人が並んでいる。

スルケジの辺りにはオリエント急行の終着駅がある。

さらに、イスタンブール大学のあたりの古本屋へ行く。

いい掘り出し物を見つけて購入したけど、値段はあまり負けてくれなかった。

なぜなら、長ーいラマザン期間が今日で終わるということで、腹ペコ状態の極限に達していた店員さんの気が立っていたからだ。そうだよね、早く家に帰って、腹いっぱいご飯を食べたいよね。

グランバザールもあまり商売っ気がなく、早々に閉店。明日はお店がほとんど閉まり、祝日。家でごちそうを食べまくる日だそうです。

街を歩いていて思うのは、男の人ばっかりが出歩いていること。

女の人は家庭でお仕事。きっと明日に向けてのごちそう作りに忙しいんだろう。

でも、この時期に限らず、たいてい女の人は家にいて家事に専念しているらしい。

まあ、亭主のいない間に甘ーいお菓子とチャイで近所の人とおしゃべりしていると思うけどね。そこんところは、どこの国も似たようなものかな?

 

 

 


2012年、夏の旅行~トルコ編⑥~クシャダス

2012-10-19 | 海外生活

今回のトルコ旅行で一番のお気に入りは、この「クシャダス」。

エーゲ海に面した静かなリゾート地。

遺跡や博物館巡りもいいけど、のんびりと2日間、この素敵な海辺で夏を楽しむ。

なんにもしないという贅沢を味わうのはいいもんだ。

ゆったりと夕日の沈むのを見ながら、お食事をする。

海に沈む大きな夕日を見るのは初めて・・・・。時間が流れていくのを実感する。

美しい・・・・・誰もが詩人になれる瞬間だと思う。

クシャダスは、エーゲ海クルーズの豪華客船も寄港する街。

街の中心は、飲食店やバザール、郵便局や銀行、警察、スーパーと実にコンパクトにまとまっている。

でも、わざわざ賑やかな街へ繰り出すよりも、この海辺でダラダラするほうがいい。

エーゲ海を見るだけではもったいないので、泳ぐことにした。

水泳は得意なんだけど、海で泳ぐのは正直「怖い」。海藻が絡まるだけでもパニックになる。

というわけで、ちょっと浸かっただけですぐに上陸。ああー、冷たかった。

やっぱり、プールがいい。

日焼けが気になったけど、この暑さと水に青さには負ける。

ええい。気が済むまで泳いでやれ。

その後、日焼けしたお肌のお手入れで、苦労したことは言うまでもありませんね。


2012年、夏の旅行~トルコ編⑤~コンヤ・エフェス

2012-10-19 | 海外生活

古都コンヤでは、イスラム神秘主義教団「メラヴィーナ教」の霊廟とインジェ・ミナーレ神学校を訪れる。

日本人にとって、やはりイスラム教はあまりなじみがないせいか、宗教と言うよりもひとつの「文化遺産」として、興味深く見学することになる。

 

 

右手を天にかざし、左手は地に向けて、くるくる回るこの形は、なんだか不思議に思う。

霊廟の中はとても神聖な感じがして、熱心な信者が真剣に祈りを捧げている。

なかでも、「ムハンマドの髭」が納められていると言われるきれいな「箱」の周りには、ガラスで覆われた展示ケースの隙間に鼻を押し付けて、においを嗅いでいるようにしているご老人が次から次へとやってくる。

彼らにとって、イスラム教は「絶対」のもので、宗教の力というか、信仰の強さというか、多くの日本人にはないこの感覚を、羨ましくさえ感じてしまった。

さらに、荒野をひたすら走り、エフェスへ向かう。

ここは、一転して古代ローマの遺跡。25000人を収容したといわれる巨大な円形劇場や、「ケルルスの図書館」を見学する。

炎天下の中、歩きに歩き広大なローマの遺跡を観光する。観光客でいっぱい。

イタリアのポンペイ遺跡を見学したことがあるので、ここではあまり感動しなかったけど、規模の大きさには圧倒される。

小さい子供が遺跡の一部を、その辺の石でガンガン叩いたのにはびっくりした。

「おい!文化財破壊だぞ」と思って睨みつけたけど、小さい子供にはその価値がわかるはずもないから、仕方がない。

でも、その後すぐに、その子はお母さんに手を引きずられて物陰に連れて行かれた。

戻ってきたときには目に涙の跡が・・・・・。きっと、ママに叱られたんだよね。学習したかい?

 

 

 


2012年、夏の旅行~トルコ編④~パムッカレ

2012-10-13 | 海外生活

さて、パムッカレも真っ白な石灰棚が広がる不思議な景観で有名。

観光客の皆さんは裸足になって、つるつる滑るのを警戒しながら、石灰棚の中に入っていく。

冷たい水のところや、温水の中を進んでいく。中には水着に着替えてどっぷりと温泉を楽しむ人もいる。最近では、この水が汚れているということで、日によって石灰棚に水を流す場所を替えている。だから、全く水のないところもあって、全体がコバルトブルーの温水で満たされているというわけではない。したがって、水のある石灰棚は人で大混雑。後ろから押されたら、つるっと滑って転んでしまう。そろそろと歩く。

さらに、この近くで宿泊したホテルで二回目の「ハマム」体験。

「ハマム」はトルコのスチーム風呂のことです。真ん中のタイルから温かい蒸気が吹き出て気持ちがいい。日本人にはやっぱり温かいお風呂が一番です。毎日シャワーだけでは物足りない。

「ハマム」では、日本の風呂屋の「さんすけ」さんみたいな人がいて、希望すれば体も洗ってくれる。

自分の体ぐらい自分で洗えるわよ。と言いたいところだけど、お願いしてみることに・・。何事もチャレンジです。って二回目だけど・・・。女性には女性の、男性には男性の「さんすけさん」が普通ですが、イスタンブールの町中の「ハマム」ではかならずともそうとは言えないみたい。

幸いお客さんは私以外におらず、「ハマム」は貸し切り状態でした。よかった。

しかし、この若い女性の「さんすけさん」は美人で愛想がよくっていいんだけど、力が強い。

体も頭もいっしょくたにごしごし洗ってくれましたが、私の髪の毛で遊ぶのはやめてほしかった。シャボンがふわふわに泡立つので、髪の毛をまとめて、「つの」にしたり、二つに分けてねじねじしたり、ずいぶんと遊んで笑ってた。一緒に笑ってたけど、「いいかげんにせいや!」と思ってた。

使用した石鹸はオリーブのもので、香りはあんまりしないけど、つるつるになった。

念のために言っておくけど、「ハマム」に入る時はかわいい柄の柔らかいタオルを体に巻いて入りますから、ご安心を・・・・・。

このタオルが体全体を包む薄手の綿製のもので、水を含んでも重くならないし、大きさも使いやすく、なかなかの優れものです。

「アカスリ」の時はちょっと厚めのごわごわした白い手袋でこすります。

ぜんぜん痛くない。

「因幡の白ウサギ」になるでと脅されていたけど、ぜんぜん・・・。快適でした。

「どんだけ垢がでたあ?」なんて聞かれもしたけど、それもぜんぜん普通のお風呂です。

おもしろかった。

そうそう、パムッカレには温泉プールもあって、人間の皮膚を食べてくれる「魚」がいる水槽もあります。足を浸けたら、魚が群がってくるやつ。どうなんだろうね。これは体験していません。

「顔を浸けたら・・?」って言うたんは誰や!


2012年、夏の旅行~トルコ編②~カッパドキア

2012-10-12 | 海外生活

ユルギュップのホテルから、カッパドキアの奇岩巡りに出発。

広大な荒野の中に、真っ白な岩がにょきにょきとそびえ立つ。

いろいろな動物にも見えるし、人の姿にも見えるおもしろい岩がたくさん。ラクダの形や人が向かい合った形などなど・・。

 

この岩は一か所に存在するのではなく、この界隈に点在する。浸食が進んでいけば、いずれは上の部分が落ちてしまうのだろうな。そうなると、この景観の値打もなくなってしまうのではないかと、心配になる。

ギョレメ野外博物館の岩に掘られた洞窟教会を見学する。

 

さらに、カイマクルの地下都市では、イスラム教徒に迫害されたキリスト教徒が隠れ住んだ街を見学する。よくもまあこんなに深く掘って都市を作ったなあと感心する。沖縄のガマを思い出してしまった。

カッパドキアでは多くの日本人が参加する「気球ツアー」も人気ですが、朝早く起きないといけないのと、どうも高いところが苦手なので、こちらの方はご遠慮申し上げる。どこまでも「ヘタレ」な私です。


2012年、夏の旅行~トルコ編③~お買い物編

2012-10-12 | 海外生活

トルコの物価がだんだんわかってきた。

私の感覚だと日本の3分の1ぐらいだと思う。

ものの値段は観光客用と一般生活者との間にかなりのずれがあるけど、だいたいそんなもんちゃうかな?

グランバザールやエジプシャンバザールはもう観光客でおなじみになってしまっているから、外国人とみれば流暢な「日本語」で呼びかけられる。

値切って買って、「安かったわあ、ええ買い物したわー」と思っていても、実際そうではないことが多い。お店の人は、時間が限られている旅の者の足元をよくご存じである。まあ、しかし自分の気に入った物なら「それでよし」としなくっちゃ。

街にはおもしろい売り子さんもいます。

パンを売る人。ムール貝を売る人。アイスクリームを売る人,絨毯を売る人などなど。

お店の人や売り子さんと値段の交渉をするのはおもしろい。

我々の場合は、3分の1くらいからはじめて徐々に値段をあげ、気に入らなかったらいったん店を出る。そうすると追いかけてきて、だいたいこちらのいい値に落ち着く。それでもお店のもうけはあるわけだからね・・・。あんまり安すぎたら相手に失礼やし、ほんまに喧嘩になるからほどほどのとこで手を打つ。

ホントにきれいな刺繍や細工の工芸品は、その労力とかかった時間を考えると、なんぼ物価が安いからといって、そんなに安く買いたたくのは職人さんに対して無礼だと思うから・・。

元値なんて全く分からないし、自分で気に入った値段ならOKです。

それでもだまされている気がしてあとで自分がへこんでしまうのなら、買い物はしないほうがいい。疲れるだけだから・・・・・・。


2012年、夏の旅行~トルコ編①~荷物紛失

2012-10-08 | 海外生活

また、トルコに行ってきました。

前回はイスタンブールだけの滞在でしたが、この夏は周遊ということで、

イスタンブールからカイセリ、カッパドキア、コンヤ、パムッカレ、エフェス、クシャダス、イズミール、イスタンブールという行程。いずれも日本人がよく行くコースです。

デュッセルドルフからイスタンブールに入り、まずカイセリまでの移動だったんですが、いきなり預けた荷物が行方不明。

利用したのは「トルコ航空」。ロストバッゲージは少ないと聞いていた航空会社だけど、最初から半信半疑でした。「ああやっぱりね。」と思った。カイセリの小さな空港のカウンターで紛失荷物の番号札をもらう。この番号で荷物の追跡ができるそう・・。

とにかく、初日の移動日はもう夜になっていたので、宿泊先のホテルへ・・。

本当はもっと早い時間の到着予定だったのに、イスタンブールで雷雨に遭い、飛行機の中に2時間ほど閉じ込められたり、紛失荷物の手続きをしたりで、遅くなっちゃった。

とりあえずホテルのショップで、パジャマや下着、靴下、タンクトップ、歯ブラシを買う。

このショップのお姉さんがすごく親切で、「空港で荷物がなくなった」って言うと、親身になって心配してくれ、「日本人大好き」と言って、店の奥からいろいろ必要なものを出してくれた。普通はホテルのショップだから観光客用の民芸品が主な商品だからね。

お値段も格安に負けてくれた。観光初日でトルコの物価がよくわからなかったけど、今考えても安くしてくれたと思う。本当にありがたかったな。

パジャマ代わりに、トルコの民族衣装の「カフタン」を購入。これからの観光も考えて、2着買った。もちろん日中でも着ることができるし、袖口や裾の刺繍がすごく細かくてきれいだし、トルコの厳しい日差しをカバーしてくれる。何よりも「涼しい」。両手を広げると、袖から袖へ「風」が抜けていくので、気持ちいい。暑い国の人がなぜ白い長袖の衣服を着用するのかよくわかった。

この「カフタン」は今後も大活躍することになる。いろいろ観光地を巡ることになったけど

結論から言って、

「トルコの布製品は最高にいい!!」絨毯もキリムもタオルもブラウスもスカーフも・・・・・・全部いい!!ドイツとは比べもんにならへん。

ということで、

到着早々のトラブルだったけど、旅にトラブルはつきものだし、いちいち気にしてたら負けや。

そうそう、おかげできれいな民族衣装も買えたし、お店の美人のお姉さんに親切にしてもらったし・・。彼女は次の日も声をかけてくれて、ちょっと知り合いになった気分。

さて、私の荷物は無事翌日に届けられ、意外と早く手元に戻り、一安心。

なんでも、イスタンブールに留まってたらしく、要は乗り継ぎの際の積み忘れ・・・。

きっと、イスタンブールが気に行ったんでしょうね。私のトルコの旅は続きます。