朝起きて、すぐにTVのリモコンに手を伸ばす。
どのテレビ局にも毎日のように登場する芸能人が、朝からニュースもどきのバラエティー。
これが日本のTV番組、昼はまたバラエティー、夜もバラエティー・・・・・。
さて、ドイツの朝の番組はニュース。それもZDFとARD(国営放送?)が全く同じ放送。
なんで?1チャンネルと2チャンネルが同じって?どちらを見てもいいってこと?
効率を優先する国にしたら珍しいじゃない?
その他の番組はわけのわからんリポートが多いので、我が家ではBBCを見ることが多いかな?
チャンネル数はいっぱいあって、スポーツ専門、ショップチャンネル、クイズ番組、ドキュメンタリー、TV裁判、海外の放送もいろいろやってる。どれもたいしたことないのは日本と同じか?
夜のゴールデンタイムがこれまたしょぼい。
筋書きが単純すぎて結末バレバレの推理ドラマ。
明らかに「口パク」でしょうという感じの歌番組。
ドイツといえばサッカーは外せないのでスポーツ番組。
「ファイナルアンサー!」と同じ構成のクイズ番組。
往年の大スター(ほとんど今は故人)が活躍するハリウッド映画。
ということで見たいものがない。
夜になると子供番組が一切ないのは、すばらしいね!
子供の時間と大人の時間がはっきりと分けられている。
これまた日曜(休日)となると、朝は宗教番組のありがたいお話。
それと子供むけのマ・ン・ガばっかり!!
黄色いスポンジの四角い人形?がしゃべる。
日本でも昔々に放映していた「小さなバイキング、ビッケ!」。(これが人気)
「クレヨンしんちゃん」ってドイツ語がしゃべれたのねえ。
「キャプテン翼」ってやっぱりいつまでも走ってるのね。
結論!日本のマンガがいちばんおもしろい。
基本的にあまりTVを見ないっていうご家庭は多いのだと思う。
というか、日本がTVを見すぎているのではないかと思う。
TV本体はというと、一般家庭未だに「ブラウン管TV」多し。
薄型、ハイビジョン、3Dはぼつぼつ普及してきたか?!
ホテルなどは4つ星以上のクラスでほぼ「薄型TV」か?
ただし、圧倒的に「韓国製」の勝ち。SUM・・・、とかLG・・・・
日本製TVの性能がいいのは周知の事実だけど、できるだけお安いものをというのがドイツ人の感覚。
「美しく、毛穴まではっきり」あるいは「画面から飛び出すような迫力や臨場感」は別に求めていない。
要は映ればいいのだ。
まあ、あの番組ではねえ。
大枚をはたいてまでの高画質は望まないみたい。
これも価値観の違いかな?それとも単なる「ケチ」?
しかし、機械類に関して言えば、
車はもちろんのこと、高性能カメラやビデオ、PC、モバイル、音楽プレイヤーにこだわりを持つ人が多いのは確か。
本当はいいもの欲しいんでしょ。みんな一緒だよね。