ポメとチワワ~2014年夏に私の中咽頭癌と食道癌が発覚、今の2匹と過去のワンコに励まされ治療しています!~

8月に告知、翌年3月に治療終わるもら左右頸部リンパ節に再発、再々発し術後抗癌剤。食道ESD等で今は閉気管切開してます。

拍子抜け…?

2016-10-18 15:58:20 | 日記
本日、耳鼻科の診察なので、色々な事を想定して、質問も考えて行きました。

が。フツーに診察開始。
体調を聞かれ、鼻からファイバースコープ。
「腫れてるなぁ〜。やっぱり(気管切開の穴を)閉じるのはちょっとなー」と言われて落ち込み。

ひと月頑張ってくれたレティナ(気管切開の穴に入れる管)を交換する前に、
「あれ?こんなに前に出てた?腫れが少しひいてきたから浮いてきたんかな?来月は4ミリ短いのにしよか?」と言われて『今日じゃなく来月ですか?』と聞くも「これ、わざわざ取り寄せてるしなぁ〜」と流されました。

交換後に、ようやく「先月CTを撮った後に○○先生に『喉の積極的な治療はやめましょう』と言われたんですが…」と言ったのですが。

「食道のこと違うん?○○先生は、食道担当やしなー」
「今は特に異常ないしなー」
…と、この数週間落ち込んだ私は何やったん?
と一瞬思うくらい、サラッと流されました。

正直、この病院の連携と主治医のちょっとウッカリな所に疑問を抱きつつ、今日も耳鼻科は混んでいたので帰ってきました。

いや、もしかしたら嫌な言葉を聞きたくなかったのかも知れません。
まだまだ前を向けていないのかも知れません。

来週、また放射線治療科の診察なので、もう一回気合い入れて行かないと。

気に病み過ぎないよう、ぴよ君と菜々さんに癒してもらわないと。

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
最近、登場していなかったので、2匹の写真を…



寝てるところを、菜々さんに起こされ不満気


すっかり、普通のポメになりました(笑)

後もう一枚が。


お腹丸出し…

以前いた朱々ちゃん(暢々の双子の姉妹)が同じことしてたなぁ〜と家族で笑ってます。

そう。この子達の為にも、笑って毎日を積み重ねていかねば。
顔晴ります。

ほんの少しだけ浮上

2016-10-16 23:12:10 | 日記
お酒に逃げて、昼夜逆転生活して、かろうじてエネルゲンを2個ほど飲む生活から、なんとか脱却出来ました。

菜々はすっかり母っ子になったので、下のリビングで、ぴよ君は今まで通り私の部屋のベッドで一緒に寝られるようになりました。 

このままじゃいけないと思いながら、現実と向き合うのが怖くて、でも「なんとかしないと」と悩みながら、立ち止まったままの数週間でした。

それを救ってくれたのは、高校の時の友達数人でした。

ちょくちょく近況メールをくれるTちゃん、ブログを読んでLINEで優しい言葉をくれたAちゃん、そして十数年ぶりに近くまで来てくれて会ってくれたKちゃん。

お見舞いじゃなく、来月誕生日を迎える私に「早いけどお誕生日プレゼント」とお花を貰いました。


ビタミンカラー


誰の気持ちも受け入れなかったのに、少しずつ頑なだったココロに染みてきて、『なんてありがたいんやろ』という気持ちになれました。

そして母は毎日、作ってまで食べたくない私の代わりに『これなら食べられるんと違う?』と色々と提案し作ってくれてますが。

おかげでクタクタに煮たラーメン、緑黄色野菜をミキサーにかけたスープ、細かく刻んだマグロと甘海老、それ以外に毎日、具なしの茶碗蒸しを作ってくれます。

私は一人で戦ってるんじゃないんだ、とホロリと久しぶりにきました。

文章、まだ下手くそですね(笑)
なんとかマトモな文章書けるよう精神的リハビリ頑張ります。

同病の仲間すら羨む弱い心

2016-10-09 23:25:35 | 日記
7月に食道ESDを全身麻酔下で行い、食道の手前の気道がかなり閉塞しており、目が覚めたら気管切開されて荒れ始めてから、何度となく立ち上がりたいと思ってました。

その際に小さなぽん細胞が右の舌の根元から見つかり、再度オペすることが決まり「どうして他の仲間は順調に治ってるのに自分だけ、こんなに不具合が出るの?」
という荒れた気持ちが出始め、この夏は自宅での静養と2回の入院生活で9月を迎えてしまいました。

だから名古屋のオフ会は私にとっての夏の終わりの想い出、そして来年は参加出来ない可能性が高い予感もあり、行くことを決め、周りの仲間には元気な強気なフリをして参加しました。
心配してくれる母にも元気なフリをして。

でも正直、一年ぶりにお会いできた仲間たちと会えた事は嬉しかったし、私のブログを読んで下さった方ともお会い出来ました。

でも私の気持ちはドンドン
「何で私だけ、このままカニューレ生活なん?」
「何で、私だけ何も食べられないの?」
という悲しい気持ちが、またしても噴き出してきてしまいました。

そして私は数時間毎にカニューレに吸引をしないといけないので、ドンドン呼吸が辛くなる不安に陥り、二次会の途中で失礼しました。
でも、少し1人になり「無理して笑顔を作る必要がなくなり」ホテルに帰って泣きながらヤケ酒しました。
(先生からは「止めても呑むからね〜」と許可は貰ってました)

そして翌日のゆで卵騒ぎで、救急車を呼んでもらい、不安に、憤り、荒れた気持ち、誰か助けて、もう自分の気持ちが一気に「精神的におかしく」なってました。

周りの全ての人が羨ましくて仕方なくて、涙が止まらなくて、人恋しくて、1人になりたくて、怒りが込み上げて、不安で何も出来なくて。

そして誰の言葉も心に響かず、空虚な気持ちのままひがみ根性で酷い根性で人を責めました。

結果的に私は自分の弱さから、いろんな人を傷つけて、自分も傷つけて、そして逃げ続けました。

そこに加えて直後の造影CTで「喉の閉塞が酷くなってるので、積極的な治療はやめましょう」と言われて、益々おかしくなり、

・お酒に逃げる
・涙が止まらなくなる時が増える
・常に不安で何も出来ない
・詰まるのが怖くて食べられない
・メールが見られない
・昼夜逆転生活
・時に人に縋りたくて仕方なくなる

状態が続いて、大事なワンコの世話も出来なくなりました。

汚いけど10日、お風呂も入れず、逃げる毎日を過ごし続けました。

今も逃げてないとは言えませんが、迷惑をかけた方にお詫びしたいとようやく思えました。

全ては私のひがみ根性からの嫉妬心、猜疑心、取り残される気持ち、

何より「自分だけ来年はいないかもしれない」というこの病気である上の一番の不安が私の心を真っ黒にどす黒くしていました。

まだとても立ち上がれないし、前も向けない。
ただ、頭に言葉が浮かんでくるようになり、

「読んで貰えなくても、謝りたい」
「癌と、言われた時、再発した時、こんな気持ちになるのは自分だけじゃない」
と言うことを自己満足で書き記したくなりました。

本当にいろんな方に申し訳なく、お詫び申し上げます。