松凬からくり帖

松凬さんが73年の人生と吟道50年からの体験や、これから起こるであろう!未体験談を写真と共にお届け!

童謡【里の秋】の3番の歌詞の本当の意味・・・知らなかった!

2017-07-11 20:58:41 | 日記

子供の頃から歌い継がれてきた、あの童謡の名曲、3番の歌詞に秘められたエピソード

来月74歳にならんとする私・谷藤松凬、知ったのがつい最近の事、詳しく調べました

二木紘三さんのブログを読んで・・・目からうろこが落ちました、

この写真はこちらのブログからです・・・本人の写真です 

「二木紘三のうた物語」は必見です、もちろん【里の秋】の秘話もここから頂きました

下の絵もこちらからのイメージ画です

さて・・・本題に入りましょう、子供の頃から大好きだった【里の秋】、でも三番はあまり記憶にありませんでした 

先ずは、①から③の歌詞を振り返りましょう・・・作詩は斉藤信夫さん作曲は海沼実さんです

静かな静かな 里の秋      明るい明るい 星の空     さよならさよなら 椰子の島

 お背戸に木の実の落ちる夜は    鳴き鳴き夜鴨の渡る夜は     お舟にゆられて 帰られる

 ああ 母さんとただ二人      ああ 父さんのあの笑顔     ああ 父さんよ御無事でと

 栗の実煮てます いろりばた    栗の実食べては 思い出す    今夜も母さんと祈ります

以上が三番までの歌詞ですが・・・まず①番の中の「お背戸」、分かりますか?

調べてみたら・・・背だから後ろと云う意味、だから裏木戸と云う事になるんですって

それでは、三番の歌詞にまいりましょう・・・先ず驚いたことに、戦争に行っているお父さんの事なんです

椰子の島は、南方の島に駐留しているお父さんが、いよいよ日本へ引き上げて来る詩なんです

最初に出た、「二木紘三のうた物語」にはこの様に詳しく掲載されていますので・・・詳しくはブログを

少しだけ 、この三番の詩にまつわるエピソードを紹介しましょう

物語は、1945年8月15日の終戦の日から始まります、日本は無条件降伏したのです・・敗戦国に

3番の歌詞のように敗戦とともに南方や大陸各地から軍人や民間人まで日本に引き揚げてきました

身も心も傷ついていた復員兵や引き揚げ者たちを励まそうと、NHKが特別ラジオ番組を企画します

その中で流す歌の制作を作曲家・海沼実さんに依頼します〈音羽ゆりかご会の主宰者〉

放送日は12月24日と決まったのですが海沼さんに依頼が来たのがその一週間前だったんです

焦った海沼さんの目に留まったのが、斉藤信夫さんの「星月夜」と云う童謡でした

でも①番と②番は母子が栗の実を煮ながら出征中の父親を思いやる内容だったが

③番と④番は軍国主義的な内容でした・・特に3番は、このような内容です・・・

 ③番の歌詞・・・きれいなきれいな椰子の島     ④番になると・・・大きく大きくなったら

         しっかり護って下さいと               兵隊さんだよううれしいな               

         ああ父さんのご武運を                ねえ母さんよ僕だって

         今夜も一人で祈ります                必ずお国を護ります

さて、もう一つ不思議な事が、海沼さんがまだ無名であった昭和12年ごろ、千葉県から斉藤さんが訪ねてきます

童謡にかける思いを語り合ったんです、その場所も音羽ゆりかご会の練習場所の東京・護国寺内の幼稚園だった

そんなことを思い出しながら「星月夜」を見て、この詩でいけると直感します

①番、②番はこのままで良いとして、③番、④番はこのままでは、と斉藤さんに修正を依頼します

しかし、中々思うようには進まず、当日を迎えます、③番だけ修正してNHKに駆けつけます

待っていた海沼さんと童謡歌手の川田正子に渡し、練習の後・・本番に、題名も【里の秋】に変更

【里の秋】の反響は驚くべきもので、川田正子が歌い終えると、一瞬スタジオ内は静まり返ったそうで

放送が終わったとたんに局の電話が一斉に鳴り出し、翌日からも電話や感想の手紙が殺到

一つの歌にこんなに反響があったのは、NHKでも初めての事とか・・・・

こんなに素晴らしいエピソードがあったとは知りませんでした

如何でしたか・・・も一度ゆっくりと【里の秋】味わって聞かれたら・・特に三番を・・・

 

 

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