メロスの庭を会場に、紙について、大川さんによるセミナーが開催されました。
通訳は日本語講師であるニギナさん。
聞き慣れない専門用語もたくさん出てくる内容でしたが、丁寧に通訳してくれました。
参加者は、メロスの紙工芸品制作や紙作りをしている皆さん、そしてサマルカンドで活動する工芸家の方々です。
大川さんの幅広い知識と経験から、発表内容は多岐に渡りました。
紙の科学から始まり、様々な和紙の紹介(こちらは現物も持ってきて下さっていたので、特に細密画家さん達が興味津々でした。)、様々な製紙技術、また、文化財等の修復に使われる修復紙を作る現場について、そして過去に大川さんが調査に赴かれた様々な地域の製紙法など(こちらは特にメロスの皆さんが興味を示していました。)、とても興味深いものでした。
大川さん、とても有意義な時間を、どうも有難うございました!
終了後は皆さんで食事も。
プロジェクトマネージャーの金刺さんのお師匠さんでもあるという大川さん、
これまでの様子、そしていつもきちんとスーツを着ていらっしゃるので、
とても真面目で近寄りがたく見えた方もいらっしゃるかと思いますが(?)、
実はとても気さくで、とっても面白い方です。
滞在中、あらゆるもの(特に植物)に興味津々でいらっしゃいました。
メロスでガチョウさん達にエサやりをする大川さん・・・