前回もお伝えしましたが、現在のメロスの主な収入は、観光によるものです。
観光による収入は、見通しが立てにくく、不安定であると同時に、
メロスの場合、観光シーズンは４月初旬～７月中旬頃と８月下旬～１０月中旬頃までですので、
１年の半分は収入がほとんどない、ということになります。
このような事情があるため、収入がなくなる冬の時期に販売が見込める、
グリーティングカード事業を行うことを提案しました。
そして、この冬は、JICAウズベキスタン事務所と、サマルカンドの旅行会社から注文を頂きました。
JICAウズベキスタン事務所に納めたカード。
デザインは３種類。ウズベキスタンの工芸品からのアイデアです。
メロスの皆さんが、一つ一つ手作業で、完成させました。
封筒も、メロスで作られている紙で作られました。
内側は、注文を頂いた内容を印刷したものです。
メロスでは初めての試みでしたが、
合計３００枚弱、デザインを考えるところから完成まで約１ヵ月半でできました。
他にも、カードに限らず、例えばシンポジウムなどで使う封筒や袋など、
様々な注文を受け、メロスの収入の安定化に繋がればと、期待しています。