私の吉日！爽やかな風に乗ってやっとスタート！

ここ二、三年の懸案だったブログをやっと開く。何事もグズグズの私を
を後押ししてくれたのは、きっと美しい新緑を渡る薫風だ。
五月のカレンダーは連休で始まるが、年中連休状態の高齢ばあさんは
この時期は引きこもる。海辺の湘南、その真ん中は人があふれている
から。



最終日の６日には予定どおり出かけた。某会主催の、憲法のつどい。
女性大学教授を含む護憲派の著名人３名の講演とあって大会場は３階席
までギッシリ！満員。はたして当日入場は可能だったのか？
夫婦ずれの中高年、女性仲間が多い。若者もいるにはいるが、ちらほら。
人の善性を踏みにじり、殺人者に駆り立てる戦争は理由はどうあれ悪だ。
孫子の世代を心配して老い先短いジジババは、じっと耳を傾けているのだ。
若い世代こそ世の中の動きに敏感であるべき。政治に無関心なのは危険だ。
お得意のネットの利便性を大いに利用すべき。何事もわかろうとしなけり
ゃわかんない

８日には友達と東京・青山の根津美術館へ。江戸時代の巨匠，尾形光琳の
二大国宝屏風、国宝「燕子花屏風」『紅白梅屏風』を観に。紅白梅は熱海の
のMOA美術館から搬入された。二点同時公開されるのは３００年忌にあた
ってのイベント。光琳の先達にあたる俵屋宗達の「蔦の細道図屏風」の緑
色が印象的な余白が効いたモダンな作品にも魅せられた。背後にビルの見
えない起伏に富んだ美しい日本庭園の池にはちょうど燕子花が満開だった。