161118 LE VELVETS

LE VELVETS のコンサートへ行ってきました。

以前から存在は知っていたものの、
あまり歌声を聴いたこともなく
時折メディアで見かけるものの…

一度は聴いておきますか…

くらいのノリで、行くもんじゃありませんね。
周りの熱気にやられます。
そうだったらもっと後ろの席をとるべきだったのよ…

今回はクラシックパッション、ということでしたので
知ってる曲がたくさん。
それはよかった。

某動画サイトで見かけた動画が
歌いながら踊っているものだったので、
「私、大丈夫かなぁ」
と思っていましたが
やっぱりナマ演奏付きはよかったし、
（ピアノ羽毛田さん、ヴァイオリン×２、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ギターにパーカッション！
豪華だ…）
動画からの印象はいい方向へ覆され
こんなにも紳士的な物腰の人たちだったとは…
と、みてみるもんだね、とも思いました。

音大を出ても、その後音楽の道で食べていけるだけになるのは至難の業。
その道筋をつけていけたら、こういう選択肢もあるんだ、という
後輩たちへつなぐ使命…みたいなことをお話しされていたことばに
感じ入るものがありました。

私のような、趣味で音楽を楽しむものが
発表の場を持たせてもらえることのありがたさ、恵まれていることをしみじみ感じ。

まったく個性の異なる5人の、それぞれを際立たせる演出が見事で
こういう見せ方、エンターテイメントもあるんだなと思い。
（お辞儀のタイミング、角度、決めポーズの見せ方の美しさ、などなどを含めて。）

プロの彼らのたゆまぬ努力と、真摯に向き合う姿勢に感動し。

ちょっと、あの、それ、日本語で歌うのね…
はあったにしろ、それは好みの問題ってことで…

どんなところに活力の源って転がってるかわからないものですね。



仲間と練習していても、
仕事の場でも
自分の知識が圧倒的に足りていないにもかかわらず、
自分の意見を言わなければならない、
なんなら指導しなければならない立場に追いやられ
まいったなぁ、悔しいなぁ、と思うことが多数。

２時間のコンサートを聴きながら、
やれるだけやってみよう、
インプットしてみよう、
そうでないといいアウトプットもできないし…
なんてことを考えていたのでした。

１人でコンサート。
もしかしたら初めてだったかな。


★set list★
１部
♪Volare
♪ラダンツァ
♪誓い〜Sicilienne
♪Oblivion
♪Caruso
♪WITH ONE WISH 〜ひとつの願い抱いて〜
♪TIME TO SAY GOODBYE
♪涙は踊る〜Bolero

２部
♪EXILE〜ダッタン人の踊り
♪ADAGIO
♪燃える秋
♪SPAIN
♪オンブラ・マイ・フ
♪HOMELAND 〜フィンランディア賛歌
♪ロッホタンゴ
♪情熱大陸
♪Turandot -CLASSIC PASSION Style-

アンコール
♪'O SOLE MIO
♪序章