アナグマかと思ったらハクビシン?

2017-08-12 | 野帳2017

41号線から県道に入り数台のオートバイに抜かれた後、左コーナーを曲がった橋の手前に・・・。


センターラインに何かいる。仔猫・仔犬ではなさそう。


目の周りが黒い。 アナグマか? 子供だ。
右に行くか左かとウロウロしている。
このままだと轢かれるかもしれない。 道の外に出そうと車を止めた。
その間にも車がきたが、よろよろと道端までたどり着けた。


隠れたつもりのようだが、アスファルトが焼けて熱いので草むらに移動させた。
顔の中央に白いスジがあるのでハクビシンのようだ。


夜行性なので、大きなつぶらな瞳がかわいい。
口を開くと大きな犬歯が見える。

多分、お母さんについて横断しているときに車が来てはぐれたのだろう。
草むらにいれば、探しにくるだろう。

ハクビシンが増え、アナグマが減っているそうなので、そう簡単にアナグマに出会うことはないでしょう。
二昔くらい前までは、ハクビシンは少なくアナグマは普通にいました。
ハクビシンは幻の獣とも呼ばれていました。

野性動物の迷子の仔は近くに母親がいるので安全な場所に移動させれば母親が連れにきます。
動物園では受け取ってくれるが、人手がないので十分な保育は受けられないと飼育課長から聞きました。
連れて帰って飼うには許可が必要ですが、許可がおりない可能性があります。
ハクビシンは外来生物か議論がありますが、狩猟獣なので夏は捕獲・殺害できません。有害獣駆除は許可を得て駆除しています。

野生動物に直接触れたり噛まれたりするとダニや狂犬病をもらうこともあります。

明日からお盆だ。