その5 のつづき
こちらは、名鉄美濃町線を走っていた590形電車です。昭和32年に登場した古強者は、まさに路面電車の本格派!といった感じの電車でした。ずっと長い間岐阜を走っているという個性が出ていてよかったです。そして、真っ赤な塗装が何故かとても落ち着いて見えるのも不思議でした。
この電車は、現在では高知県の土佐電気鉄道で第二の活躍をしています。古い電車なので廃止後どうなるかと心配していたのですが、とても喜ばしいことです。
↑ この電車で最も印象に残ったのがこの二枚扉です。開き方にとても味がありました。開く時の音が、これまた素晴らしい。
高知に行く機会があったら、一番見てみたいのがこの扉です。ぜひまた見てみたいですね。