列車の車窓は心の窓

我が家の住人は電車がとても好きなので、車がありません。電車とバスで出かける日本の旅

東成田駅への連絡通路 京成電車で成田空港へ(2)

2006年06月13日 | 日帰り旅行と日記

6月13日 (火曜日・曇り) (その4)


 http://blog.goo.ne.jp/shirousat/e/a460e7b75a35e08b3e0112aaac65226cのつづき

 

 第2ターミナルの展望デッキ
 
 第二ターミナルは、第一ターミナルに比べるとちょっと照明が暗い感じでした。展望デッキにも行きましたが、第一ターミナルの方が落ち着けます。それに、第二ターミナルのデッキからは、JALの飛行機しか見えませんでした。(時間帯にもよるのでしょうが)

 

 成田空港にはターミナルが2箇所有り、第一ターミナルの最寄り駅は成田空港駅、第二ターミナルの最寄り駅は空港第2ビル駅です。
 しかし、京成電車には、もう一つ駅があります。「東成田」駅、昔の成田空港駅です。
 東成田駅は、昭和53年に当時の成田空港駅として開業しました。

 しかし成田空港は、建設反対闘争の影響を受け、開港までの過程は大変な難産といえるものでした。当時の京成特急「スカイライナー」も、車庫留置中の車両が過激派により放火される被害が発生しています。これらが影響したかどうか僕には分かりませんが、京成の成田空港駅は、旅客ターミナルから遠く離れた場所へと追いやられてしまったのです。そのため、駅からターミナルへはバスを使う必要があり、その不便さから空港連絡特急の客足は伸びませんでした。

 ところが、京成電車を遠くに追いやった一方で、旅客ターミナル真下の便利な場所には、なんと「成田新幹線」の駅用地が確保済みでした。しかし、成田新幹線計画は結局頓挫します。そして、成田新幹線用に作られていた駅用地などの設備を流用する形で、1991年に現在の成田空港駅、空港第2ビル駅が開業したのです。これによって、空港アクセスは大変便利になりました。
 もとの成田空港駅は廃止とはされず、「東成田」駅に名称が変わりました。

 

 その東成田駅へ向かう通路が、空港第2ビルから通っています。空港第2ビル駅の改札口近くに、↑の通路入り口がひっそりとあります。ミステリアスな雰囲気です。いかなる通り道なのか、前からとても気になっていました。

 距離表示があります。

 
 連絡通路は、↑のようになんとも単調な通路です。なんでこんなものがあるの?という、存在そのものが不思議な気分になります。それと、人気が少ないので、歩いていてちょっと不安になります。

 
 100メートルおきに、この表示があるのは大変親切です。
 
 
 ときどき、地上に出られる出口がありますが、すべて非常用です。ドアはかたく閉ざされていました。通常は、上には出られません。

 
 300メートルを過ぎてしばらくすると、通路は右に曲がります。

 つづく


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