福岡万葉散歩

街の様子や木々や草花を眺め乍ら、先人の俳句や和歌を織り込んで、今の季節を楽しみたい。たまには万葉散歩も楽しみたい。

御笠の森 4

2006-11-28 | まち歩き

貝原益軒の編纂による筑前国続風土記に”御笠の森”の記述がある。

ここに写したものは明治43年刊行の益軒全集の巻之四で活字本である。

Img045_1○御笠森(1/3)

Img046_2 ○御笠森(2/3)

Img047 ○御笠森(3/3)

筑前国続風土記は1688年(元禄元年)貝原益軒59歳のときに黒田藩から編纂の許可が下りて、1703年(元禄16年)73歳のときに藩主に献上されたという。益軒はその後も改訂を続けて、1709年(宝永6年)80歳のときに自序を記して、これをもって筑前国続風土記の完成としたという。