Shion The Cat ねこの紫苑

ねこ、趣味、ニュージーランドの生活などを中心に、自由気ままなブログです。

マミーは怒っている。

2012-03-17 14:56:13 | 動物たち
私は怒っています。

今朝のこと。

駅でバスを待っていた所、アイメイトのバンから盲導犬、貸与者、そして訓練士が降りてきました。

駅での訓練です。

ほんの2mくらいしか離れていない所で訓練を始めたので、ちょっと見ていました。

どうやら貸与者はまだ訓練に慣れていない様子。

まずは盲導犬に座るよう指示したようです(声が小さくて聞こえませんでしたが)。

しかし盲導犬は座りませんでした。

すると訓練士はすかさず勢いよく「バチーン!」と盲導犬のお尻を叩くではありませんか!

盲導犬は鳴き声も立てず、スッと座りました。

ショックでした。

あれは体罰です。まぎれもなく。

じっと見ていると訓練士は何事もなかったように訓練を続けました。

貸与者をエスカレーターに行くよう促しましたが、貸与者は逆の方角に盲導犬を誘導。

すると雨だというのにコートも着用していない盲導犬は雨の中を進んでいきました。

アイメイトは雨でも盲導犬にコートを着せないのでしょうか。






ニュージーランドでは盲導犬のスポンサーをしていました。

あちらでは盲導犬はちゃんとコートを着ています。

体罰も聞いたことがありません。おそらく捕まります。






最近介助犬の虐待まがいの話をよく聞きます。

犬をなんだと思っているのでしょうか。

犬は奴隷ではありません。

犬の力を借りるなら、犬に敬意を払い、「使用者と使用物」という考えではなくパートナーとして面倒を見るべきです。

体罰などもってのほか!

訓練士というプロが体罰なんて、許されるものではありません。

警察に通報すればよかったと思っています。





アイメイト日本盲導犬協会には体罰を認めているかなどの質問や意見そして事実をメールで送りました。

返事もお願いしました。

どのような返答が帰って来るか(あればの話)、様子を見ようと思います。





介助犬に対する見方を変えた事件でした。

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7 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (えつこ)
2012-03-17 21:16:02
書こうか、書くまいか非常に悩んだのですが
日頃から思っている事なのです。
私は、盲導犬の制度は好きではないのです。
目のお悪い方は本当に気の毒とはおもうのですが
人間の事は人間で何とかすべきと思っています。
盲導犬のストレスは並大抵ではないとか。
その証拠に長生きできる盲導犬は少ないと聞きました。
盲導犬のストレスに人間は何をしてやっているのですか?
最近のI・T機器で何とかならないのでしょうか?
自分にも心身障害の息子が居るのでよけいにおもうのです。
人間の事は人間で何とかすべきです。
了見が狭いと思われたらごめんなさい。
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許せないですね。 (むらやま あきこ)
2012-03-18 14:38:12
許せないです。
いかなる理由であっても、体罰があってはならない考えます。
もし、わが子が何かしらの訓練所に入り、先輩、教官から体罰を受けるところを見ると、親はどう思うのでしょうか。

微力ながら、援護射撃させていただきます。
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わたしも (モモ)
2012-03-19 11:48:25
えつこさんとまったくの同意見です。

人間を助けるのは人間で良いと思います。

犬は道具じゃないとブログ主さんも
おっしゃっていますよね。
それなら、盲導犬・介助犬がしていること
すべてを人間がすればよいのです。

憤りがおさまりません、その協会たちに。
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Unknown (リンパパ)
2012-03-19 23:23:37
盲導犬ボランティア経験者です。
コメントにある「盲導犬のストレスは並大抵ではない、長生きする盲導犬はいない」というのは間違いではないかと思っています。
盲導犬の訓練風景をどこかのセンターに見に行ってください。
「褒めて伸ばす」が基本です。
犬が尻尾を振りながら楽しそうに訓練(遊んで)しているのがわかります。
また、寿命にしても盲導犬は月1回の健康チェック、フードの種類や量の管理、ブラッシングなどきめ細かいフォローがされています。
盲導犬の寿命を調査したものもあり、家庭犬と比べ1年程度長生きしているという結果もあります。
有名人のブログなどで、「ストレスが多く短命」と書いている人がいますが、あまりご存知でないようです。
ハーネスを外した盲導犬は、家の中で普通の家庭犬と同じように家族と遊び、愛情一杯もらって過ごしています。

訓練士が行ったお尻を叩く行為は体罰と言えるかわかりません。
犬は言葉がわからないので後で注意してもわからないですよね。
指示(コマンド)に対して間違った行動をした時にはその瞬間に今やったことは間違いだと伝える必要があります。
それは家庭犬でも同じこと、でも盲導犬は使用者がその命を預けるのです。重要度が違います。
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Unknown (Shionnomama)
2012-03-21 20:24:02
えつこさん、むらやまあきこさん、モモさん、リンパパさん

コメントをありがとうございました。
私は介助犬には賛成でした。
でもあれ以降、すっかり見方が変わりました。
助けが必要な人がいるのは確かです。
私も目が見えなくなる日が来るかもしれない。
でも動物を「利用」するのは反対です。
この国はまだまだ精神的に成熟していません。
動物を「利用」する視点でいる限り、
動物に介助をさせるのは反対です。

体罰とは;肉体に直接苦痛を与える罰、とあります。
コマンドに対して取った行動が間違いと伝えるのに犬の身体を叩くことが、なぜ「体罰ではない」と言えるのでしょうか。
間違っていることを教えるために犬を
「叩く」「蹴る」「殴る」「つねる」「突き飛ばす」「怒鳴る」「餌を与えない」「狭い所に閉じ込める」「排泄をわざと長時間させない」事は全て体罰です。
家庭犬と比べ重要度が、などということは言い訳です。
犬を叩くことが体罰ではない、などと言い切ることが、私には理解できません。
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アトム虐待を無かったことにした西日本新聞の欺瞞が明らかに。 (ニールモン)
2012-03-28 04:16:02
長崎の盲導犬アトムの失踪事件はご存じだと思いますが、厳しい訓練を受けて、貸与されたアトムがユーザーに虐待を受けていた。
これだけでもショッキングな事件ですが、商店街という土地柄もあり、まだコミュニティがあったからこそ、近隣住民の通報や、あまりの劣悪な飼育ぶりを心配し世話を自ら申し出る人。こうした人の手でかろうじて命を長らえたであろう事実を蔑ろにし、徹底的にこうした通報者、虐待を心配し続けた近隣住民や愛護団体をデマゴーグと罵り、可愛そうな障害者とそれをいじめる他者という幼稚な構図を作り、わざわざ歩きながらの放尿という盲導犬ではありえない行動を正当化するために門外漢である警察犬訓練士に取材をしてまで事実隠匿を図った西日本新聞の記事がいかに出鱈目であったかが、鳥取ループ氏刊行の雑誌最新号で詳しくレポされました。

盲導犬のおかれている状況は悲惨です。
昨年の猛暑の折も、各地で炎天下のアスファルトを長時間歩かせるユーザーの姿が数多くみられ、とくに黒ラブなどはやけどの心配もあり、やはり通報の声は多かったそうです。

捜索犬や警察犬は犬の本能を生かす仕事ですが、盲導犬や介助犬のそれは、ひたすらに犬の本能を奪い、喜びを奪い、ただ忍耐だけを強いる仕事です。

実際目の見えない人が大型犬の世話をするのはとても難しい。故に協会関係者が訴えるほどの需給ギャップは起きていないのが事実です。

ですから、長崎のアトムのように、貸与された犬を虐待するようなユーザーにまで貸し出されてしまう。

近隣住民の無念。ユーザーの異常性。さらに、日本の盲導犬訓練士のお粗末さにまで言及されている『在日と』最新号 盲導犬アトムについての記事をご覧ください。取材の時間が足りなかったせいか、もう少し突っ込んでほしかったという気持ちは正直ありますが、西日本新聞のペンの暴力で傷つけられた近隣の人々、盲導犬を守ろうとした人々の無念が晴れる内容になっています。ぜひ、ごらんください。
http://tottoriloop.miya.be/
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Unknown (Yoko)
2012-04-07 00:15:25
盲導犬虐待について、日本では相当の数の盲導犬が虐待されている様です。

日本の盲導犬はただでさえ仕事が細かくストレスフルです。それなのに、虐待なんて本当に考えられません。

また、その虐待も、ユーザーからであったり、盲導犬の訓練士からであったり…そして『盲導犬アトムの虐待事件』からは繁殖ボランティアの口から『盲導犬=物』』だと言う発言が出たそうです。

日本は犬後進国なのは分かっていましたが、これほどまで人間の質が低いとは思ってもいませんでした。

盲導犬…本当に必要なんでしょうか?今回のこのアトムの件で私は心底疑問に思う様になりました。
もしかしたら盲導犬は世間で言われている程必要とされていないのではないかって。
目の不自由な方に盲導犬の世話は大変なのではないでしょうか…。健常者出すら
大型犬の面倒は大変なのに…。
その面倒が大変だからといってセンターに返された盲導犬もいると聞きます。

今回の『盲導犬アトムの虐待事件』で、世の中の人達がたくさんの目で、盲導犬育成事業を見直し、考え、管理改善はもとより、動物を守る法律をきちんと作る時期になったんだと実感しました。
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