今日は埼玉県内の「いちごの里よしみ」から「おがわまち」、「かわもと」、「はなぞの」と4駅回ってから、群馬県帰内の「上州おにし」、「万葉の里」、「上野」の3駅、合計7駅を日帰りで回ってくる予定でした。
朝8時30分頃厚木の自宅を出発して圏央厚木ICから圏央道に入ろうとしたところ、相模原から先が16㎞の渋滞と表示されています。
やむなく国道129号で橋本まで行き、橋本から国道16号線で八王子に向かって、あきるのICあたりから圏央道に入るコースに変更しました。
深く考えず八王子市内を走っていると、「道の駅八王子滝山」の標示が・・・そうコース変更をしたことで、まだ行っていない道の駅の前を通ることになってしまいました。
急遽「八王子滝山」を本日の一駅めに変更し、朝食にすることにしました。
駅は驚くほど賑わっています。駐車場の整理の係の人が駐車待ちの車を誘導しています。建物の中に入ると、農産物の直売所の品揃えが豊富で、多くの人はそれを買い求める地元の人たちのようでした。売店では道の駅滝山ブランドのお菓子も売られていて、道の駅の運営にかなり力を入れているのがわかります。
フードコートで醤油ベースのたれと刻みたまねぎが特徴の八王子ラーメン(630円)をいただきました。道の駅で出される一般的なラーメンのレベルは完全に超えた美味しさです。
11時過ぎにやっと本来の今日の1駅目「いちごの里よしみ」に到着しました。
ここの物産館では、かりんとうの種類が豊富です。
しかもそのほとんど全部に試食が用意されています。「いちごかりんとう」が人気NO1ということですが、個人的には「コーヒーかりんとう」が美味しかったです。
家族のお土産にいちご生どら焼(1個180円)を買いました。
12時過ぎに2駅目の「おがわまち」に到着しました。
和紙の産地ということで、伝統工芸会館が併設されており、また物産館には和紙製品が多数陳列されています
3駅めの「かわもと」に向かう途中に「畠山重忠公史跡公園」の標識が目に留まりました。
我々の道の駅の旅は、あくまで限られた時間と費用でスタンプラリーをやり切ることに主眼を置いているので、地元の観光スポット等に立ち寄らないことが原則です。今日にしても吉見町まで来たのに、一度も訪れたことのない吉見百穴もスルーしています。
しかし鎌倉武士の鑑と言われ、二俣川の合戦で討ち死にした畠山重忠にかねてより興味を持っていたので、ここはどうしても立ち寄りたいということになり、行ってみることにしました。畠山重忠は一ノ谷の合戦で合い愛馬を背負ったとういことで知られていますが、そのシーンの像が置かれています。
しかし像として残すのはこのシーンでなくても良かったような・・・
ここには畠山重忠の墓と重忠主従六基の五輪塔を覆うように建てられたお堂があります。
少しだけ時間を取られたものの、やはり来てよかったとこの時は思いました。
3駅めの「かわもと」です。もう午後1時を過ぎています。
正直地味な駅ですが、ここは農産物直売所の品揃えが豊富です。
深谷市なので鮮度抜群の深谷ネギが安くて豊富なのは当然なのでしょうが、その他の野菜もここは安くて鮮度もいいです。
我々も、つるむらさき、きゅうり、ねぎ、かぶ、おかわかめなどをここで購入しました。
4駅めの「はなぞの」です。
ここも「かわもと」につづきここも深谷市になります。深谷市には他にも道の駅「おかべ」があるので、市内に3つの道の駅があることになります。
隣接する農協直営食堂でお昼ご飯にしました。
もつ煮定食(690円)です。
ここの食堂は自由にトッピングできるようにバケツ大の容器山盛りに刻んだ長ネギが入れられているのですが、もう閉店時間も近いというのにさらにネギを足しています。閉店間際に来店したお客さんに対しても名物のネギの豊富感は大切にしたいという思いが伝わってきます。
5駅めの「上州おにし」です。
群馬県の道の駅のスタンプは初めて押しました。
図らずも今日「八王子滝山」のスタンプも押せたことから、これでスタンプブックにある全ての都県でスタンプを押したことになります。
道の駅の敷地内に廃校となった昔の小学校がそのまま残っています。
中に入ることができる訳ではなく、ただ外から眺めるだけです。
廃校と道の駅の建物の間に、近代的な公衆トイレのような八角形の金属的な建物があります。入口の扉からして金属で窓もないので、配電設備の類と思ってスルーしてしまいそうになります。
しかし扉を開けてみるとそこには縄文時代の遺跡と説明が・・・
道の駅の建物の中で3Dシアター(300円)を見ました。内容と出来は「うーん」という感じでした。
それよりもシアターを見ている間、「既に午後3時30分を過ぎている、このあとまだ2駅行かなければならない、しかも最後の駅『上野』は午後5時を過ぎたら閉館だ・・・『上野』は今日のコース以外は非常にアクセスが良くないので残すと後日面倒になるな・・・やはり畠山重忠公史跡公園は無理だったか・・・いやそれより『八王子滝山』は今日じゃなくても・・・」などと頭の中は残り時間に対する焦りばかり。
午後16時20分、6駅めの「万葉の里」に到着、ここの駅名は「まんばのさと」と読みます。
とりあえず、スタンプを押して、記念切符を買って出てきました。
駅の駐車場からは神流川の清流が見下ろせます。
午後16時45分い最後の駅「上野」に無事到着しました。
ここで上野村特産の十石みそを使ったソフトクリーム「十石味噌ソフト」をいただきました。
一つ350円ですが、道の駅スタンプブックのクーポンで50円引きになります。
みそのソフトクリームというと味のイメージが湧きにくいですが、カンロ飴を思い出すような味でした。個人的には美味しいと思います。
道の駅上野から午後5時30分頃帰路に着きました。カーナビで自宅を検索したら下仁田ICから上信越道に入って、藤岡ジャンクションから関越自動車道へ合流し、さらに鶴ヶ島から圏央道へ入って厚木方面へいくといったルートが表示されています。軽自動車なので高速代は3000円にもなりませんが、それでもほとんど毎週末となったこの遊びにそんな交通費を掛けるのは無駄です。そこで国道299号線を秩父方面に進み、入間ICから圏央道に乗って、厚木まで高速代1520円で済ませることにしました。
それでも途中恐竜の足跡を見て、道の駅「あしがくぼ」で休憩し、午後8時30分に厚木の自宅に到着しました。
今日のお土産です。
ダイエット中なので甘いものは控えました。
上野村の十石味噌はお味噌汁にすると癖がなくて美味しいです。
本日は結果的に8駅回りましたが、切符は5駅でしか販売されていませんでした。
本日の走行距離343.4km ガソリン使用量20.38リットル、燃費は16.84km/Lでした 。