最近低回転時のターボの効きが悪く、ややどっかんターボの感じで乗りにくくなってきた。
走行距離は2090kmですが、慣らし運転終了時にもオイル交換をしていないので一度オイル交換をすることにしました。
昔乗っていた6型ワイルドウインドのために買ったオイル、オイルフィルター、ガスケットがまだ納戸でそのまま保管されていました。
ジャッキアップしなくても潜り込むことができますし、ドレンボルトやオイルフィルターも手の届きやすい位置にあるので、ジムニーのオイル交換はとても簡単です。私の場合CB1300SFやゼファー1100のようなネイキッドタイプのオートバイでもオイル交換はショップに任せていたほど面倒が嫌いでしたが。ジムニーは自分でオイル交換をします。
少しエンジンを暖めてから、廃オイルを受ける容器をドレンボルトの下あたりに置きます。
ドレンボルトは前から潜り込むとフロントのデフの後ろ辺りにあります。
次にドレンボルトを17mmのメガネレンチで緩め、少し緩んだら手で回してボルトを抜きます。
2090kmですが真っ黒なオイルが出てきます。
ジムニーはオイルが劣化してくるとすぐにエンジンのフィーリングが悪くなってきます。いつも気持ち良く乗りたいので、前のジムニーもエンジンオイルの交換は遅くとも3000km走行時には行うようにしていました。
次にオイルフィルターをオイルフィルターレンチで緩めます。ここからもエンジンオイルが出てくるのでオイルを受ける容器の上で行う必要があります。
新しいオイルフィルターを取り付けます。取り付けるときオイルフィルターがスムースに回転するように取り付け面の黒いOリング部に指で少量のエンジンオイルを塗っておきます。
取り付けるときの締め付けトルクですが、手でオイルフィルターを回していってオイルフィルターがエンジン側に接触して止まったら、そこから3/4回転くらい締め付ければいいようです。
次にドレンボルトを取り付けますが、この時ドレンボルトに付いているガスケットを必ず新品に交換します。
上が使用済みのガスケットです。つぶれて変形しています。
下の二つが新品のガスケットですが、裏表があります。右側の角が付いた感じの面が裏側で、ドレンプラグ側に接触するように・・・
左側の滑らかな感じの面が表で、オイルパン側に接触するように取り付けます。
ドレンボルトにガスケットを通したら、手で丁寧にオイルパンに取り付けていきます。
最後にメガネレンチで締め付けるのですが、ドレンボルトを強く締め付けすぎてオイルパンを壊したりすると、大きな出費となりますので慎重に締め付けます。要はオイルが漏れなければいいのですから、むやみに力を入れて締め付けたりしません。回していって少しガスケットがつぶれた感触があったらそれ以上締め付けません。
最後に新しいエンジンオイルを入れるのですが、我が家の駐車場は傾斜があるので、オイルレベルゲージで量を確認できません。
そこでオイルフィルターも交換した場合の規定量である3リットルを予め量ってから入れていきます。
オイルの容器から直接入れるのは難しいので、傾斜のないガレージでもオイルジョッキは使用した方が簡単です。
ホームセンターの特売で買った安物オイルですが、交換後は低速トルクが太くなって乗り安くなります。