NPO九州森林ネットワーク

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日本の森と自然を守る全国集会(in熊本)のお知らせ

2006年11月24日 15時07分44秒 | <日々徒然・イベント>
第19回日本の森と自然を守る全国集会(熊本集会)が12月2~4日熊本学園大学で開催されます。

メインテーマは『緑のダム~森林の保水力』として、川辺川ダムに係わる森林保水力問題の基調講演が予定されています。2日目の分科会において、「命と水の源、森の再生を求めて持続可能な林業を考える」が討論されます。当NPOから佐藤と新理事の多武さん(球磨村)が議論に参加します。

是非、ご来場下さい。詳しくは、森と自然を守る会HPをご参照下さい。

(佐藤/福岡)

「国産材積極的利用のリアリズム」を解く

2006年11月18日 14時49分45秒 | <日々徒然・イベント>
 第6回九州森林フォーラムにたくさんの方々の参加(100名程)いただきありがとうございました。野池氏、三浦氏お二人の速射砲のような基調対論の展開にあわててしまい、その後のパネルディスカッションが用意していた進行と異なり迷走する場面もあり、汗顔至極であります・・・・。
 さて、上記のテーマについて無粋ではありますが、コーディネーターとして解題を行い整理をしたいと思います。
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 2002年の建築基準法改正以降(性能表示制度以降)をとっても、国産材の需要が伸びないことは論を待たない。今までの国産材活用の動きは産直住宅運動のような“情緒”を核にしたものであった。これは特殊解ともいうべき手法であり、一般解の手法を山と町が連携を取りながら進めていかなければならない。
国産材の需要を伸ばす一般解の手法とは「普通の家」に使ってゆくというごくシンプルなことである。ごく平均的な住宅取得者がごく平均的なつくり手に頼む家づくりにおいて、国産材が使われるようになればよいのである。
産直住宅運動のような特殊解は「できれば環境にやさしい家を」と考えている比較的資金力のある住まい手が購買層であったといってよい。ごく平均的な住宅取得者に対し、例えばデザイン面で言えば、真壁のデザインにこだわらず大壁のデザインにして、構造材は国産材という手法は重要である。つくり手は国産材利用をあえてアピールせずに国産材を内部化し、他の面でアピールし、多彩に戦略的展開をおこなう。
 山側に求められるものは、ヤング係数・乾燥を担保しラベリングした材料としての製材品を供給するという姿勢である。
 この一般解の手法を流域の川上と川下がネットワークを図りながら、トレーサビリティやストックの問題をも含めてトータルに進めてゆくことが重要だと思われる。
(西村/久留米)

国産材積極活用のリアリズム

2006年11月13日 21時39分36秒 | <日々徒然・イベント>
第6回九州森林フォーラムにご参加頂いた皆様。初日の住宅見学会に続き、11日には熱心な議論を頂き、有り難うございました。

野池、三浦両氏の絶妙で的をついた対談、午後の各専門分野からの意見が出たパネルディスカッションも大変内容の濃いフォーラムとなりました。

総会も無事に行うことが出来、5人が新理事メンバーになって頂きました。また、NPO法人化前の連絡協議会から足かけ5年間にわたって、事務局を担当して頂いたトライウッドの皆さん、大変お世話さまでした。今年度からは小国町森林組合に事務局を担当して頂くことになりました。宜しく、お願いします!

    (佐藤/福岡)

見る・聞く・調べる森の健康診断

2006年11月06日 21時13分35秒 | <日々徒然・イベント>
熊本山しごと仲間の会の松崎さんから下記のような楽しそうな、また勉強になりそうな企画の案内がありましたので、転記します。今年は紅葉が遅いみたいなので、丁度よい頃かもしれません。是非、ご参加下さい。(佐藤/福岡)

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森づくりボランティア教室
~見る聞く調べる森の健康診断~

 緑豊かな森でも、実際には手入れがされていない人工林が増えています。手入れが遅れると森の中に光が入らず、植物や生物の育ちにくい森になります。木々はやせ細り、大地をつかむ根の力も弱り、少しの雨でも大切な土壌(どじょう)が流されてしまいます。
 森の健康診断は簡単な道具を使い、森(人工林)の健康状態を調べます。専門知識や体力は必要ありません。自ら観察・記録することで森の現状を正しく理解できます。
 森づくり初心者の方大歓迎です。多くの方の参加をお待ちしています。

日時  平成18年11月26日(日)9:00受付開始 15:00解散
場所  美里町やすらぎ交流施設「元気の森かじか」
     下益城郡美里町払川1675 電話0964-46-3993
         http://www.kajika.jp/home.html
内容   9:30 開会、オリエンテーション
     10:00 森へ移動後、健康診断を行います。
            簡単な道具を使って、スギやヒノキの混み具合、植物の           葉が覆っている割合、植物の多様性、土壌の豊かさなどを           計測・観察します。
     12:00 昼食
     12:30 森の健康診断の続き
            森の手入れ作業、間伐(かんばつ)の見学
     15:00 解散
参加費 無料
募集  30名(先着順)。小学生以下は保護者同伴。
持ち物 汚れても良い動きやすい服装(長袖、長ズボン、手袋、しっかりした靴)、帽子、タオル、
     弁当、水筒、雨具、防寒着。
お申込み 1)名前
       2)年齢
       3)住所
       4)電話番号
       5)所属団体、森づくりの経験等
     を明記の上、電話、FAX、メールにてお申込み下さい。
申込み締切 11月20日(月)
その他  当日はボランティア保険に加入します。
申込み・問い合わせ先
       社団法人熊本県緑化推進委員会
       「森づくりボランティアネット」 担当 松崎
       〒862-0950熊本市水前寺6丁目5-19
       ℡096-387-6260 Fax096-387-6218
         Eメール info@midori-no-mori.net
         H・P http://www.midori-no-mori.net

住宅見学会に参加の方へ

2006年11月01日 09時25分48秒 | <日々徒然・イベント>
10月30日に理事会を行い、2週間後に迫った第6回九州森林フォーラムと総会の打ち合わせをしました。

10日の住宅見学会はJR二日市駅に集合後、西村工務店「森の家」、古民家移築建築「よひら」(構造設計担当:川崎薫氏)、安成工務店モデルハウス「津江杉の家ORGA」の3件を見学します。その後、懇親会場の三井アーバンホテルに直行します。

貸し切りバスを準備していますので、出来るだけ公共交通機関でJR二日市までおこし下さい。車の方は、二日市周辺に有料駐車場がありますので、11日のフォーラム終了まで駐車をされることをお薦めします。

今日から11月、いよいよ来週がフォーラムです。ご参加をお待ちしています。

   (佐藤/福岡)