広島県信用保証協会 会長 妹尾 幸太郎
新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、お健やかに新しき年を
お迎えのことと心からお慶び申し上げます。
また、平素から当協会の業務運営につきましては、格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上
げます。
当協会が広島県支部様とご縁を持たせていただいたのは、平成20年8月にスタートし
た、「企業経営改善サポート制度」の協力をお引き受けいただいた頃ということを知り、
ごく最近からであることに驚いています。
貴支部は、平成21年に創立50周年を迎えられました。当協会も平成20年に創立60周年を
迎えておりますが、互いに長きに亘り県下中小企業の支援に係ってきた機関であるにもか
かわらず、これまでに積極的な業務連携がなされなかったことは意外なことです。
しかしながら、ご協力いただいております、経営サポートも徐々に周知が図れ、中小企
業者に好評をいただいておりますし、当協会職員の審査能力の向上のために実施しており
ます研修においても講師を務めていただくなど、互いの関係は拡充してきていると思って
います。
また、当協会にも中小企業診断士の資格を有している職員もおりますし、これから診断
士資格の取得をめざしている者もおりますので、今後も多々サポートいただく場面があり
ますので、よろしくお願いいたします。
さて、リーマン・ショックから2年余り経過し、広島県内の景気も緩やかに回復してい
ると言われておりますが、中小企業においては依然として厳しい経済環境にあります。
こうした状況のもと、本年においても当協会は、中小企業の金融の円滑化という社会的
役割を果たすため、地域の金融機関と連携し、積極的に保証を推進するとともに、個々の
企業の実情に即した、柔軟な対応に努めてまいります。さらに、創業支援、再生支援の分
野でも頑張ってまいります。
このような厳しい時代において、様々な課題を抱える中小企業の支援・育成に向け、広
島県支部の皆様としっかり連携して取り組んでまいりたいと考えます。
最後になりますが、皆様の一層ご発展とご健勝並びにご活躍を心からお祈りいたします。
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