しなの高原鉄道の日々

安楽マニアのおじさんが一念発起して 開業した「しなの高原鉄道の日々」をご紹介します。

懐かしい車両の日々

2010-08-18 | 懐かしい車両たち

昨日、ED61の写真を載せましたが、確か初代ED61が有ったはず。

探してみました。

ありました。こちらです。

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TOMIXの香港製です。

「鉄道模型考古学 N」 松本 吉之 様著 によりますと1977年発売となっています。

今から33年前の製品です。

この頃、青い機関車に飢えていた夏風も飛びつくように買っています。

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TOMY TOMIX N-SCALE という青い箱に入っています。

このケース、前身のトミーナインスケールと同じもののようです。

ケースのしまりが悪く、セロテープで止めた跡が汚く残っています。

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箱から出してみますと、このようなお姿です。

現在の製品はコチラ

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比べてしまうとかわいそうな気もします。

窓の厚みや、車体の幅など当時でも気になったのを覚えています。

そんなことは大した問題と感じず、

新型式の配備に大喜びして走り回らせたことも懐かしい思い出です。

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こうして並べてみると

「うーん、すごいな~」としかいいようがありません。

モールドも甘く、塗り分けラインも不思議な丸みがあります。

カプラーの切り欠きの大きさも歴然です。

せっかく30年ぶりに箱から出してあげたのですから

「しなの高原鉄道」の路線を走らせてあげましょう。

ED18やED61(2代目)が引いていた貨車はKATOカプラーNに変更済み。

この機関車と連結するには片側にアーノルドカプラーを残した控車を使用します。

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いまだカプラー交換がすんでいない(出来ない)機関車のために配備されています。

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アングルは気に入ったのですが少し暗いです。

このくらいだとおもちゃ臭さが薄れます。

もそっと明るく写して上げましょう。

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モールドの甘いお顔がはっきりと写っていますが

そんなに悪くありません。

Tr0014014

こんな昔の車両でも景色の中に置いてあげると

何か生き生きして参ります。

Tr0014017

ちなみに、走行状態がどんな様子かといいますと・・・。

最初は動かなかったのですが

昔の酷使で真っ黒になっていた車輪を磨いてあげると。

「がーがー」と大きな音をたてて走ってくれます。

30年の時を経ても、きちんと動くとは

香港製、侮れません。

コメント (4)
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カプラー交換の日々-1

2010-08-18 | カプラー交換

「苦手な工作」、「ちょっと苦手な工作」などと銘打って、

カプラー工作について書いてきています。

苦手であろうと避けて通れない道なので、

開き直って「カプラー交換の日々」というタイトルにしてみました。

自己流の下手な工作ですので参考にはならないと思います。

本日のお題はこちら

Tr0013559

マイクロエースのED18-2です。

「Scano様のブログ」に刺激され

家族旅行の前に手をかけていました。

裏返してみます。

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台車の前の部分、裏側から蓋をする形でカプラーを収めているようです。

底板(カバー)とカプラーの間に精密ドライバーを差し込んではずしてみます。

Tr0013562

台車の側はこんな感じです。

はずした部品はコチラ

Tr0013563t

上に写っているのが、カバー。

真ん中にピンがでています。

右側が元々ついているアーノルドカプラーです。

今回は左側のナックルカプラー(長)に変えてみようとします。

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後ろの板バネと干渉します。

だましだまし押し込んで完了。

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カプラーが高くなっています。

写真では判りにくいかもしれませんがカバーとの間に隙間が出来ています。

もう一度、カプラーの根元の形状を比べてみます。

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ナックルカプラーの後ろ側の突起部分がうまく処理できません。

そこでナックルカプラーをあきらめ

KATOカプラーNに変更します。

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真ん中のカプラーが交換に使用したものです。

両サイドを詰め、ピンが刺さる穴を開けています。

コチラをつけるとこんな感じに。

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高さも確認します。

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ちょっと高めですが

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貨車との連結では具合がいいようです。

(というか、この「ヨ」がたまたま高いだけです。)

もうひとつこういう方法もありました。

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写真、上側のカプラー。

KATOの機関車についてくるKATOカプラーアダプター(Z03-0794)です。

昔、予備部品として購入したASSY部品が手元にありました。

現在は販売されていないのかどこのお店でも見当たりません。

コチラは前から押し込むタイプなので無加工で取り付きます。

本当は後ろの部分を少し詰めたほうが板バネにはいいと思います。

ただし、コチラを利用した場合、センターピンからの腕の長さがちょっと長め。

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カプラーゲージとの間は10.5mm

普通のKATOカプラーNの場合、9mmくらいです。

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1.5mm程連結間隔が短くなります。

ということで、今回はKATOカプラーNの採用となりました。

さっそく「しなの高原鉄道」に入線です。

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飯田線風に単線区間で撮影です。

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機関車をアップで撮ってみます。

この区間、内回り本線から外回り本線へのリバース部分になります。

一方通行のため、本当は上の写真の向きに列車が走ることはありません。

今回は撮影のために遊んでいます。

Tr0013924

カメラ直置きでも撮影します。

Tr0013925

機関車を置き換えてみます。

コチラはTOMIXのED61。

飯田線風にというならED62でなければいけませんが手に入りません。

雰囲気ということで妥協します。(本当は欲しくてたまりません)

中央東線ということでもいいかな~・・・などと。

Tr0013939

しばらくは、こんなことが続きそうです。

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