しなの高原鉄道の日々

安楽マニアのおじさんが一念発起して 開業した「しなの高原鉄道の日々」をご紹介します。

張子の虎の日々

2010-03-15 | レイアウト

まとまりもなく、つづいております。

写真のファイルを順番に見ながら「あの頃はこんなことをしていたんだな」などと思い出しつつ記述していますのでご勘弁ください。

また、ここに書いてある内容はあくまでも自身の記録の整理という風に捉えていただければ幸いです。(もともと工作力もアイデアもないのです。)あまり参考にはして頂かないほうが・・・などと心配しています。

前回までの部分は早く走らせたいとの一念で、一気呵成に進んでいます。

いよいよ地形を造成するという未知の領域に踏み込んでいきます。

まず、地形をどうやって作ろうかという段になって

いかに安直な方法に頼るかと考えて(すみません、こういう男です。)

はじめたのが張子の虎工法です。

まず山の稜線のピークとなる部分に柱となるコッパを立てます。

その間を梱包用のビニールバンドで格子をはり、その上にプラスタークロスをぺたぺたと貼っていけば 「一丁あがり」となります。

それでは実際の制作状況を振り返って見ましょう。

 地形の造成をする前に、擁壁やトンネルの坑口などの構造物を作ります。これはプラ板から作製しました。

Tp3040012

裏側はこんな感じです。

Tp3040019

トンネルは奥行き方向に5cm位だけ作って蓋をしてあります。

写真は2007年3月4日となっています。

その後、張子の虎工法ににてこんな感じに地形を造成しています。

Tp3180018

先ほどのトンネル、トラックが中から顔を出しています。

見る角度によってはずっと中まで続いているように見えます。

この写真は3月18日ですから2週間ほどの間にここまで進行しています。

このときは制作過程の写真を撮りませんでしたの昨年9月に撮った写真を

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まずはコッパの柱とボール紙の格子です。強度に心配がなくなったのでビニールバンドから工作のし易いボール紙に変更されました。

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マスキングテープを使って格子をさらに細かくします。

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プラスタークロスを張る前に工作済みの部分を養生します。

途中からプラスタークロスではなく、キッチンペーパーを少し薄めに溶いた石膏に浸して

自家製石膏クロスを作り使用しています。この工法の欠点は石膏がポタポタたれる事です。

養生をしっかり行っていないととんでもないことになります。

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自家製石膏クロスを貼り終えて養生をとったところです。

あまり固まってしまわないうちにはずしておかないと養生をはがすときに本体もはがれたり、壊れたりします。(最初は横着してはずさないでいて、痛い目に遭いました。)

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石膏が固まったら、着色です、アクリル絵の具を使って塗りあげます。

NHKで放映された趣味悠々にて、諸星さんと、三波さんがとても楽しそうにやっておられました。

細かいところは気にせず、大胆に塗っていきます。

最初は黒、次こげ茶、そして茶色、塗るというより太い筆で、がさがさと置いていく感じですか?

「どうせ粉まいて見えなくなるのだから」このくらいののりで作業は進みます。

そしてまた養生をして、ターフを撒いて草をはやします。

木工用ボンドを水で半分位に薄めたものを料理用のハケや、使い古した太い筆で地表に塗りたくり、その上からターフを撒きました。このときにボンドが色々なところに飛び散ってえらいことになります(またですか)ので養生をしっかり行います。

Tp1010010

固着されない余分なターフをハンディー掃除機で吸い取って、

コレを数回くりかえします。

2回目以降はよく乾燥してからおこなうか、時間を置けないときはボンドをすこしづつ置いていく感じにしないと前に撒いた分がボンドと一緒に流れてしまいます。

この工法、出来上がりが軽く、山の裏側に空間ができるので、なかなかよかったと思っております。

 この後ちょっとした問題が発生しますが、それはまた次の機会にお話します。

コメント
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