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『雲の上団五郎一座』をご存じですか?

数日前、BS放送の番組欄を見ると、昔懐かしいタイトルが。
『雲の上団五郎一座』(製作:宝塚映画 配給:東宝 1962)という映画です。懐かしさと
共に映画(本編)を観ましたが、何やら物足りない思いがしました。

ともあれ、映画の出演者をそれが、今回のタイトルでした。それはともかく、出演者を列挙っして
みましょう。
フランキー堺 三木のり平 八波むと志 榎本健一 花菱アチャコ 森川信 由利徹 佐山俊二
南利明 ・・・そして女優陣。錚々たる顔ぶれを揃えた割には、何とも歯切れが悪いのです。
理由を考えて、納得しました。
『雲の上団五郎一座』は、舞台で大当たりを取った出し物で、連日満員になった作品でした。
中でも、三木のり平と八波むと志が登場した場面の面白さは、まさに秀逸でした。映画では、
あのコントのテンポの良さが抜け落ちてしまっていたのでしょうね。
劇場は日比谷の東京宝塚劇場。劇場で見たのは2,3度だけでしたが、二人の切れの良い
動きとセリフは鮮明に記憶されています。

この作品の面白さを、実にさまざまな人々が語り残しています。演劇の好評を受けて映画化され、
テレビ番組にもなりましたが、やはり、宝塚劇場の出来栄えがベストに思えます。
前述の『源氏店』の場面に強烈な刺激を受けて舞台を目指したり、台本を書く道を志した人は
数多くいるようです。
筆者も、実は、その一人です。思った1割も実現できていなのですが、多少は叶ったと思って
います。いえ、思いたいのです。
何はともあれ、十代半ばの少年(小生です・・)の心に大きな影響を及ぼしたことは間違い
ありません。当時の資料を発掘して、断片から何かお伝えしたいものです。

今回は、60年以上前の体験談でした。

次回の紫紺倶楽部は、『トリオの時代 ~笑いの偉人たち~ 』
   6月2日 明治大学駿河台キャンパス 
            リバティタワー1075教室にて
            入場料 2000円
   スピーカーは主催者がつとめます。



イベントの問い合わせは

紫紺倶楽部 嶋 まで
携帯090-1702-5076
メール   shimajyo.oripro@nifty.com


        
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