四季火土、今日はこんな物!

世田谷で注文食器作り!

つめたい雨の降る日には

2015年02月18日 | 耐火土、火にかけられるもの


土鍋

径  19

本体深さ  11

¥18000(税別)

二月に降る雨はなぜだか雪よりも寒く感じられます。ここ2日間ざあざあでもなくぼたぼたでもなく降りつづける雨に、傘を握る手と鼻先が冷たくなり痛いほど。



何かカラダとココロの温まるものを。そうだ!おしるこつくろう。
土鍋で炊く小豆はふっくらやわらかで皮が気になりません。ストーブの上でくつくつと静かに煮える音を聞きながら炬燵で本を読む。至福のときでありますね。



通勤大変だし何日も凍りつく道にコワい思いをするけれど、やっぱり雪の方が断然うれしい気持ちになるこの季節の降水。

おでんの夜。

2015年02月08日 | その他


ゆうべは先生がたご夫婦に渋谷は神泉にある「酒と魚 mocchi」さんへ連れていっていただきました。落ち着いた店内でおいしいお料理とお酒をゆっくりと楽しませていただきましたよ!
 写真が下手で申し訳ありません( ;∀;)おでんに入っている鶏だんごはナンコツ?が時折りコリコリとあたり心が躍ります。なんといってもお出しが素晴らしいのでどのお料理も本当においしかったです。香りがふんわりと立ち上がるようなかぶのお豆腐から始まりパセリ!のおひたしやわかさぎの南蛮漬け(ワタクシはこれをあと三回おかわりしたいくらいでした。一緒に固めてあったトマトもウマー)、優しい甘みの玉葱のすり流しは熱々なのにおいしすぎてまばたきしない勢いで飲み干してしまいましたよ。で、何故に写真がないかと申しますと、おいしすぎて食べるのに夢中になり写真のことが頭からすっぽりときれいにぬけ落ちていたからです(;´Д`)おなかも落ち着いた中盤にやっとこさ思いだしました。あまりに慌てていたためグラス、見切れています。。



〆さばは勿論ですが、平目の昆布締めのお味がたまりません。
そのほかにもめひかりの揚げ物やポテトサラダ、牛スジのトマト煮込みに春薫るいちごと菜の花の白和え、最後に酒粕のデザートまでしっかりと堪能させていただき、いーい週末の晩でありました。
mocchiさん、おいしいお料理の数々をごちそうさまでした<(_ _)>連れていってくださった先生と奥さま、ありがとうございました<(_ _)>


楕円鉢

2015年02月05日 | 


楕円鉢

20×16.5

高さ  8

¥6000(税別)

 
 金色がきらり、シックな楕円鉢。熱々な煮物が食べたくなるような雨雪もようの今日の関東。氷をたくさん入れて徳利や缶ビールを冷やしながら飲む、なんて季節にちょっと想いをはせてみたり。
 

背徳のあじ。

2015年02月03日 | グラス


そば猪口

径  8

高  6

中に入っている琥珀色のモノはお茶ではありません。梅酒のお湯割りです。まだこんなに日が高いのに!平日なのにお休みの日の夕刻にやるべきことが一段落しぽっかり空いてしまった時間にお茶で一息、ならば正しいでしょう。でも。そうじゃない、そうじゃないんだ!て時があるのです。明るい時間のアルコールは夏の昼下がりや夕暮れならばあるいは許される気がするのですが、この時期だとなぜだか後ろめたくゆえにさらにおいしく感じてしまうという罠が張られているように思います。
 本来は蕎麦猪口なのですが、用途は使う人によって自由でいいのが器のいいところ。梅酒のロックや泡盛のお湯割りなどに(もちろん紅茶やコーヒーにも)もオススメです。

お燗徳利

2015年02月02日 | 酒器


お燗徳利(一合)

¥15000(税別)

※直火にはかけられません。

ぐい呑み

径  6.5

高  6

※徳利には付属しません。

 空はぬけるように青く陽射しはきらきらと輝いているのに何て冷たく強い風。さながらさらさらな髪の色の白い冷たい横顔の美しい人が、口角がほんのわずかあがっているのに気付いてつい見とれてしまったらビンタが一閃していた、みたいな(どんなですか)イメージです。雪女?ここ二三日そんなお天気のこちら地方。兆しはあちこちにみられるものの、春爛漫にはもう少しの時間待たねばならない模様です。
さて、そんなまだまだ凍える日々、ことに帰宅時に冷え切ってしまうカラダを温めるのにはやっぱりこれ、もうもうコレが一番ではないでしょうか。燗酒。喉を滑り落ち胃袋に収まるまで感じられるあたたかさ、きっと喉のあたりで金色の液体になっているのではないかと思います。「ぽっ」と灯がともるようにカラダの中からあたたかさがもどってきますよね。



いやーんハズカシー、と言っているかどうかはわかりませんがこんなふうになっています。お湯をはる外側、徳利、受け皿。

撮影場所が工場なためいろいろ作業中の様子が。。お色気にかけますな。この日も寒く、もうすぐ仕事も終わり!なワタクシの頭の中も燗酒のことでいっぱいだったのは云わずもがな、です。