A君はロールプレイングの天才と言われている。ロープレマスター。
今回のテーマはその筋のこわいかたがた対策。
現役退役されたかたがたに揃っていただいた。壮観。光栄。恐縮。
A君のロープレマスターぶりを実際に拝見するのは始めてである。
社が違う。アタリマエ。が、今回僕は参加してくださるかたの紹介者であった。
立場上立ち会う羽目に陥った。オブザーバーとして列席させられた。
ロープレとわかっていても現役退役のかたがたの迫力は凄いものがある。
泣き出す女子部員。粗相をしてしまう男子。卒倒するものが続出した。
そんななかにあってもA君はさすがであった。落ち着いて応対している。
隙がない。筋が通っている。本領発揮。A君は絶好調。そして最後にやらかした。
「○○さん!このかたたちこわすぎるんですけど!」ロープレです!
A君から電話をいただいた。彼女と一緒にいるという。もめていると言う。
僕は以前A君に、彼女はA君にとってはこの世の花なのですと言ったことがある。
あなたにとってただ一つのかけがえのない花なのだよと申し上げたことがあった。
A君はいまもめている最中に切り札としてこの言葉を彼女にぶつけたという。
「あんたなに言ってるのかわけわからない!」彼女に言われたらしい。
なんといったのでしょう。どのようにお話したのでしょう。A君に問い正した。
「だから彼女に何度も言ってるのですよ!この世は花でしょうって!」
深夜にA君とお酒を飲んで帰社した。僕のデスクでまた盛り上がった。
なんのお話だったのかは覚えていない。ブラックアウト。あんどアルツ入ってます。
後日また、そのお話で盛り上がった。A君と僕は常に新鮮な話題で意気投合する。
スタッフが何人か集まってきた。呆れている。怒っているものもいるらしい。
寄って集って同じご指摘の集中砲火。それでもよく理解はできなかった。
「あんたたちその話、この前そっくり同じ話で盛り上がっていたの覚えてないの!?」
「それともお前たちホントにホンマモンなんかい!?」「いい加減にしたほうがいい!」
A君と僕は今日もまた、新鮮な話題で盛り上がっているのです。
「あんたたちのことを “ この世は花 ” と言うのだ!この浮かれ者メが!」
今回のテーマはその筋のこわいかたがた対策。
現役退役されたかたがたに揃っていただいた。壮観。光栄。恐縮。
A君のロープレマスターぶりを実際に拝見するのは始めてである。
社が違う。アタリマエ。が、今回僕は参加してくださるかたの紹介者であった。
立場上立ち会う羽目に陥った。オブザーバーとして列席させられた。
ロープレとわかっていても現役退役のかたがたの迫力は凄いものがある。
泣き出す女子部員。粗相をしてしまう男子。卒倒するものが続出した。
そんななかにあってもA君はさすがであった。落ち着いて応対している。
隙がない。筋が通っている。本領発揮。A君は絶好調。そして最後にやらかした。
「○○さん!このかたたちこわすぎるんですけど!」ロープレです!
A君から電話をいただいた。彼女と一緒にいるという。もめていると言う。
僕は以前A君に、彼女はA君にとってはこの世の花なのですと言ったことがある。
あなたにとってただ一つのかけがえのない花なのだよと申し上げたことがあった。
A君はいまもめている最中に切り札としてこの言葉を彼女にぶつけたという。
「あんたなに言ってるのかわけわからない!」彼女に言われたらしい。
なんといったのでしょう。どのようにお話したのでしょう。A君に問い正した。
「だから彼女に何度も言ってるのですよ!この世は花でしょうって!」
深夜にA君とお酒を飲んで帰社した。僕のデスクでまた盛り上がった。
なんのお話だったのかは覚えていない。ブラックアウト。あんどアルツ入ってます。
後日また、そのお話で盛り上がった。A君と僕は常に新鮮な話題で意気投合する。
スタッフが何人か集まってきた。呆れている。怒っているものもいるらしい。
寄って集って同じご指摘の集中砲火。それでもよく理解はできなかった。
「あんたたちその話、この前そっくり同じ話で盛り上がっていたの覚えてないの!?」
「それともお前たちホントにホンマモンなんかい!?」「いい加減にしたほうがいい!」
A君と僕は今日もまた、新鮮な話題で盛り上がっているのです。
「あんたたちのことを “ この世は花 ” と言うのだ!この浮かれ者メが!」