▼１月８日夜から９日未明にかけて、平沢勝栄代議士の公式ＨＰに、以下のような「緊急コメント」がアップされました。
「1月6日の関西テレビ『スーパーニュースアンカー』で、独立総合研究所代表の青山繁晴氏が、”北朝鮮の拉致問題絡みの話で山崎拓氏と平沢が昨年12月に小沢一郎氏と極秘会談をもった”とコメントしていました。
しかし、私に関しては全くの事実無根で極めて心外です。
直ちに、青山氏に抗議及び訂正文を申し入れたところ1月13日（水）の放送で当然のことながら訂正する旨の確約を得ました。 平沢 勝栄」
これは事実に反します。
そこで直ちに、１月９日未明２時に、平沢さんの公式ＨＰにある「ご意見・問い合わせ」フォームによって、平沢さんに以下のメールを送りました。
「平沢さん、簡潔に申します。わたしは平沢さんから電話を受けたとき、『水曜日の放送で、事実ではないとする平沢さんの言い分を述べる。紹介する』と申しましたが、『訂正する』とは、ただの一言も申していません。
実際に放送では、平沢さんの言い分を確実に紹介しますが、訂正ではありません。記述は正確にお願いします。ＨＰの記述を、まさしく訂正していただきたく思います。 １月９日未明２時」
▼事実関係を正確に、フェアに記しておきます。
平沢代議士からは、１月７日木曜の夕刻に、電話があり「小沢さんとは最近、会っていない。初当選から１０年目ぐらいに、人の紹介でメシを食べたことがあるぐらいで、付き合いはない。山拓さんと小沢さんが拉致をめぐって、どうしているのかは知らない。何かの動きをしているのかもしれないし、そりゃ、いろいろあるのかもしれないが、私は関与していない。放送の後、国賊だと非難するメールなどが来て、極めて迷惑している。心外だ。何で国賊なのかな。拉致に触るのがいけないと、いうのかな。しかし拉致問題は解決しなきゃいけない。拉致でいろいろ動きがあるようなのは事実だが、実際に成果の出る可能性があるのは、あなたの放送でやっていたような小沢さんたちのルートではなく、ある大手メディアを通じたルートだ。今、それが動いているんだ」という話がありました。
わたしが「その大手メディアとはどこですか」と聞くと、「それは言えない」ということでした。
「朝日新聞ですか」と聞くと、「違う。どこかは言えないが、金正日と直接に繋がるルートだ。だから充分に（解決の）可能性がある」との答えでした。
わたしがさらに「金正日総書記と繋がるルートということは、平壌に（日本のメディアとしては）唯一、支局を置いている共同通信ではないですか」と聞くと、「言えない」という答えでした。
わたしは、これらの平沢さんの話について、小沢さんと会っていないと否定されていることを含めて、「来週水曜日の放送で、述べましょう」と話しました。
訂正ではありません。
放送などの発信で取りあげた当事者から、反論があった場合は、できるだけきちんと紹介すべきだという、発信者におのずから存在するルールとマナーに従うために、平沢さんの「迷惑である」という抗議、「事実ではない」という反論、「（平沢さんの解釈・定義による解決の）可能性があるのは大手メディアによるルートであり、小沢さんたちのルートではないと思う」という説・言い分を紹介するのです。
平沢さんから否定の電話があったことは、複数の情報当局者に直ちに伝えましたが、情報当局者たちの見解は変わりませんでした。
こうした場合、「会った、会わない」は水掛け論にもなりかねませんから、双方の見解をそのまま紹介し、平沢さんについては、事実ではないという反論だけではなく抗議もあったことをフェアに述べねばなりません。
平沢さんからは、もう一度電話があり、「先生のホームページなどで、言ってくれないか」という要望がありましたが、わたしはそれをお断りし、「水曜日の放送で述べます」と答えました。
平沢さんは電話で「事実ではない」とは何度も言われましたが、「訂正していただきたい」といった「訂正」を含む言葉自体、一度も使われませんでした。
上述したように、再度の電話でも平沢さんは「ホームページなどで、言ってくれないか」とおっしゃったのであり、ここでも「訂正」ということ自体、おっしゃっていません。
したがって、わたしとしては水曜日の放送で淡々と公平に、平沢さんからの抗議、反論、言い分を紹介するのであり、それまで、この個人ブログなどで記す予定は、平沢さんご本人に申したとおり、全くありませんでした。
平沢さんも、再度の電話の際に「私は私で自分のホームページで言い、先生には水曜日の放送で言ってもらう、と、これで行きましょう」とみずから確認され、このときも「訂正」ということはおっしゃっていません。
前述したように、わたしも申していません。
ところが、それから２日ほど経って平沢さんのＨＰにアップされた内容では「訂正を確約」となっていますから、ここに急告として、事実関係を記しました。
▼平沢さんの電話でうかがえるのは、やはり、「拉致問題の解決とは何か」ということについての根本的な見解の相違です。
わたしは、どこでもいつでも申しているとおり、「最後の一人まで帰ることだけが解決であり、一人でも見捨てたら、日本は国民国家でなくなる」という見解です。
平沢さんは、もともとはＴＶタックルなどで「北朝鮮の体制を変えないと、真の解決はない」という考えを語られ、その点では、わたしと一致していました。
しかし、今回の電話にある「大手メディアを通じて金正日（総書記）と直接、繋がるルートで解決へ」といった話をお聞きすると、実際には、金正日総書記にとって生きて返すのが都合の悪い被害者は永遠に帰ってこない交渉方法を、実質的に支持されているようにも感じます。
平沢さんは、２００４年に自民党山崎派の一員となられ、その年の４月に山拓さんと共に中国の大連で北朝鮮高官と拉致をめぐって極秘交渉したことが、あまりに有名です。
わたしとしては、やり直しや編集のきかない生放送で、平沢さんや山拓さんと、何が拉致問題の解決なのか、いま何をすべきかについて、視聴者・国民のまえでありのままに議論することを、この際、提案したく思います。
平沢さん、いかがですか。あなたは、受けてくださる気もします。
もしも実現するときは、ぜひとも、山崎拓さんにも加わっていただきたいですね。
青山さんが言っているとおり、平沢さん、山崎さんには是非とも、青山さんと生放送で拉致問題について議論してもらいたいです。
貴方がたには前科があります。
圧倒的多数の日本国民が知る、決して忘れたり許すことのできない、賎しい前科があります。
仮に、発言元が青山さんでなく、軽薄でヒモ付き奴隷化し、良識ある日本人が全く鵜呑みにする気にならないコメンテータの発言であったとしても、
少なくとも私は、
「まだこのお二人はあの時のことを反省されておられないのか。情けない売国者だ。選んだ国民も国民だ」
と、疑惑であったとしても真実として受け取めていることでしょう。
ぜひ、我々日本国民の前で堂々と議論して自らの潔白を証明されて下さい。
貴方がたは日本国家の政治家です。
平沢代議士におかれましては、日本国民から選出された、我々の代表者です。
真の政治家であれば、貴方を選んだ責任のある日本国民に対して、疑惑をもたれた場合、
事実を説明する義務があると私は考えます。
やましいことがひとつも無いのであれば、毅然とお出になられてはいかがでしょうか？
＜青山 様＞
青山様にはいつも頭が下がるばかりです。
青山様は、数多くの情報を提供してくださいますが、
我々視聴者や読者に対して押付けがましいこと
は一切仰いませんね。
そのことが、逆に、私にとっては心動かされる源となっています。
ちょうど今しがた、
青山様の『王道の日本 覇道の中国 火道の米国』を
拝読させていただいておりました。
（もう、これで５回転目になります。
特に、「終の節」の節は、すでに百回以上は
読み込んでもう数えてもいませんが、
己のパワーを回復させる源となっています）
途中休憩を入れようと、青山様のブログを開いたところ、
また新たにブログが更新されており、非常に驚きました。
平沢代議士が公式ホームページ上で、
緊急コメントをお出しになっていることすら知りませんでした。
極めて疲労が蓄積されておられる中、本当にありがとうございます。
どうか、我々日本国民のためにも、
青山様のお身体をどうぞご自愛ください。
我々受け取る側の責任もあるんではないでしょうか。
青山さんが発言したからと言って、即
平沢さんや山崎さんに国賊という批判メールなりを送りつけたり、電話突撃なるものをしかけたりするのは、あまりにも軽率すぎる行為ではないのかと思われます。
青山さんは逃げもかくれもせず、自分の素性を明かし、自らの進退責任も自らで負ってる方ですから誰にも批判されるような活動形態ではありません。
しかし我々は匿名だったり、集団で個人の素性が特定出来ないという一種の市民特権というものを行使し、抗議活動なりを行う訳です。
インターネットはまさにそういう匿名的メディアの代表格だと思います。
ですから今回の青山さんの記事をきっかけに
私自身も気をつけていきたいと思いました。
「金正日に直接つながる日本のメディアが存在する」
ということでした。勿論、共同通信や朝日新聞、また他にも
「ルート」という意味で北朝鮮と何らかの関係があるだろう
そういうメディアもあるとは思うのですが、
極めて政治的な外交交渉の実際の現場にて重要な役割を担う
（しかも、当然といえば当然ではありますが報道ナシで）
そういうメディアというのはあり得るのでしょうか？
(企業ではなく、マスメディアで、という意味です）
勿論、椿事件のような過去があったことも存じてはいますが、
今回の件は政権（鳩山政権）側がどのくらい承知した上での
交渉なのか、も不思議な感じがします。
やはり、メディアは「自らの意図したもの」しか報道せず
「流れを作る」ためなら何でもする、という存在なのでしょうか？
外交や政争とは全く違ったポイントではありますが、
正直、ものすごく恐怖を感じています。
勿論、当方の感じたものが、当方の知識不足故の不要な心配であることを祈りますが。
日本には「第４の権力」は既に存在しないのでしょうか？
乱文失礼いたしました。
拉致問題の解決とは何か、ということを改めて考えさせられます。
もちろん、最後の一人まで帰国することがそれであり、それ以外はあり得ない、ということは自分も同じです。
しかし、こんなに重要な問題を、いちメディアが重要な役割を果たしていると平然と言ってのける平沢氏は、政治家としていかがなものかと強く疑念を抱かざるを得ません。政治家は、外務省は、いったい何をしているんだろうと。
青山さんが言ってもいない「訂正します」という言葉を、平然と言ったと捏造し、自身のホームページに臆面もなく掲載した平沢さんの暴挙を、自分は忘れません。
来週水曜日のアンカーは必見ですね。
一般国民我々は見ています。
最近は私の年老いた母親も民主党の危険性を口にするようになって来ました。
がんばってください。 確実に青山様のメッセージは国民の間に浸透して、大きく育ち始めています。
青山さん、まずは朝鮮総連の外国人地方参政権問題に関しての補足解説をこちらでして頂き、ありがとうございました。大変助かりました。私も放送時、他の多くの方と同じく「おや？」と思ったのですが、なるほど…おっしゃるように、その可能性も十分ありえますね。
私も「民団は賛成で総連は反対」というところで情報・思考が止まっていた1人で、その可能性は思いつきませんでした。公式見解はもちろん重要ですが、「ホンネとタテマエ」などなど相手の考えを十分に洞察しなければならない…まだまだ自分は考えが浅いなぁ、と思い知らされた次第です。
それにしても平沢氏の問題ですが…う～ん。
私は平沢氏という人物には少し胡散臭い部分を感じていて、青山さんが紹介されている2004年の山拓氏と共に行った極秘交渉以来、信用しなくなりました。
それにしても、平沢氏もよく解らない人物ですね。今回の緊急コメントで問題になっている「訂正するという確約」という文言も、ただ単に青山さんとの電話でのやり取り、「平沢氏の言い分を紹介する」という部分を「訂正する」と勝手に解釈をしただけ（まぁ、これも迷惑な話ですが）なのか、自己保身のための「内容・言葉のすり替え」なのか、はたまた平沢氏に今回の件でいわば拉致問題に関して自分の行く手を阻むような形になる、反対側に立つような格好になる青山さんを貶めようという意図があって「内容・言葉のすり替え」を行ったのか。。。
いずれにせよ、平沢氏が今後どのような対応に出てくるかが読めませんし、もし今回の「文言すり替え」の件が悪意によるものならば、何をしでかすか解りません。何と言っても平沢氏は警察庁OBですから、OBの影響力を行使して、青山さんに偽情報などをつかませようとする可能性もないとは言えません。情報当局にも良識ある人物は多くいるとは思いますが、青山さんも十分警戒して取材に当たってくださいね。一番厄介なのは「獅子身中の虫」ですから。
それにしても平沢氏の言う「大手メディア」がどこなのか、また「大手メディアを通じて金正日総書記とつながるルートが実際にあるのか」「平沢氏や山拓氏はそのルートに実際に触っているのか」という点も大変気になります。
あと、ちょっと性質は違いますし、あくまで個人的な感覚ですが、私はこの大手メディア経由のルートは何だか田中均氏が用いた「ミスターXルート」によく似たニオイを感じます。結末についても、あの時と同様に終わる可能性が高いような気がするのです。
最後になりましたが、生放送での公開討論、大賛成です。どちらの主張が正しいのか、やり直し・編集のきかない生放送ではそれらが全て白日の下に晒されることでしょう。平沢氏も自らの「汚名」を本気で雪ぎたいのなら、受けるべきですよね。私も今日中に、平沢氏にその旨をメールしておこうと思います。
北朝鮮問題につきまして「最後の一人まで帰ることだけが解決」という青山さんの主張を強く支持します。
平沢氏が小沢氏との密会の場にいらっしゃったかどうかは、私個人としてはどちらもで結構なのですが、驚いたのが「大手メディア」を通しての北朝鮮ルートというものでした。
一つ青山さんに質問なのですが、なぜその「大手メディア」を通じたルートだと「生きて返すのが都合の悪い被害者は永遠に帰ってこない交渉方法」となり得るのでしょうか。非公式な民間のルートとのことで、うやむやにされてしまう可能性がある、ということでしょうか。
事の真実を明らかにして頂けるよう期待します。
通常国会も間もなく招集されます。利権集団、思想集団、反日集団が政党を越えて、外国人参政権を十中八九通しそうな勢いですが、そちらの問題もよろしくお願いします。
対馬、沖縄が乗っ取られるおそればかりでなく、例えば東京の中野区（警察大学校跡地）では何千人もの外国人留学生受け入れの巨大プロジェクトが進行中です。決して島嶼部だけの問題ではありません。
青山さんには、ご健康に留意されて、益々ご活躍くださいますようお願い申し上げます。
実際のところ、今回の放送の反響については、TV放送をそのまま視聴して反応した、という市民は一部だろうと思います。
放送後しばらくして、いつものとおり有志が、YouTubeに動画をアップしていました。その後、2chのスレなどでそのリンクがなんども貼りつけられているのを目撃しましたし、私もMixiの日記などでニュースと絡めてリンクを貼りつけました。そういうクチコミの結果、生放送で見ていなくとも、全国的に結構な数の視聴者に放送内容がリーチしているのだろうと思います。
TV放送というのは、作り手にしても、いかに多くの人に視聴してもらってなんぼのはずだけれども、現在YouTubeがその視聴の結果の経済的フィードバックを作り手に与えていない事も要因となり著作権の問題があるのが極めて残念です。本来はこういう質の高いニュース番組こそ、クチコミで広がりどんどん再生され視聴され情報が共有されるべきだと思うのですが、現在その仕組が機能していても著作権の問題があり残念なことです。
ともあれ、こういう体制の不備が修正完了するまで、手をこまねいているわけにもいかないと思うし、グレーならばグレーで結構。われわれでできることをやりませんか？
この青山さんの庭には、最近コメントが増えてきて、熱心な応援者の方々がおられます。
そのおひとりおひとりが、自分のSNSの日記、あるいはブログなどで、きちんとしたコメントをそえた上で、青山さんのネットTVや、アンカーの放送アップのYouTubeリンクを貼る。
どんどん再生回数が増えれば、YouTubeのトップページに露出していき、また再生回数が増えるという雪だるま式に視聴者は増えていく仕組みになります。
たとえば、紅白歌合戦にゲスト出場した、スーザンボイル氏も、あの番組のアップは本来著作権の問題があったはずだが、結果、視聴され反響をよび、全世界的に有名になりました。ベッキークルーエルというYouTubeデビューのアイドルもYouTube、ニコニコ動画の影響です。
現在、YouTubeのトップページにアクセスすると、
http://www.youtube.com/
「人気の動画-ニュースと政治」
には、青山さんのお姿があります。
その例のアンカーの放送の動画です。
賞賛コメントも60件以上ついています。
青山さん、関西TVアンカーのスタッフ、ニュースキャスター、すべての人の熱い信念と情熱の結果、こういう放送が成立しているわけですが、YouTubeに熱心にアップしてくれている有志の方（複数の人がなんどもアカウントを消されながらも、粘り強く活動されています。）のように、その内容を広め、我々がその動画を視聴することにより、より露出が高まることになります。
ぜひ、ここのコメントを読み、熱心な書き込みをされている方は、同時に、ご自分のネット上の日記、ブログなどで、青山さんのYouTube動画のリンクを貼り、紹介していただきたいです。
それで1回視聴回数が増える、露出する可能性が高まる、それを見た方がまた別の人へこんな素晴らしいニュース解説がされているよ、視聴してみたら？と広がる可能性があります。
FNNにしても、関西ローカルのこっちを全国ネットにのせたほうがよほど日本の益だと思いますが、そうなっていない。どうも他局は積極的に青山さんを起用する気もないようだ。青山さんご自身も今後、自分のような中国に厳しい言論の人間はこうやってメディアに出る機会も減るだろうと予測されていました。
大手のメディアの良心が機能していない以上、ネット経由で限られた青山発信の情報を草の根、クチコミで拡大していく他はないでしょう。
ぜひ、日記、ブログで青山さんのYouTube動画のリンクをはって閲覧者に紹介してください。